名作をYoutubeで聴く(5)田山花袋&泉鏡花を聴く
今日の名作をYoutubeで聴くは「田山花袋」と「泉鏡花」の二人の作品から、いくつか選んで聴いてみることにします。今日の二人の作品は地味な純文学作品がおおいので、筆者はこれまで、読んだ記憶がありません。この際、いくつか聴いてみることにします。名作として残る作品がいくつか、ありますので、是非、お試しください。
今日は電子ブックの使い方について、少し時間を割こうと、思っています。最近では、ようやく、声優の語る、朗読の小説が、出て来るように、なりましたが、これまでは、「青空文庫」という小説を読むシステムが構築されており、根気のある方は、今でも、楽しんでおられるはずです。抑揚のない。AIによる、機械読みも残っていますが、小説はPCやスマホで読むことが当たり前の時代に、なっています。
今日の「田山花袋」の作品について、青空文庫を手順ごとに記しますと、①作家別リスト、②作品リスト③田舎教師④縦文章配置をえらぶ。⑤必要に応じて、ダウンロードする。という順序で、お読みになることができます。このブログやYoutubeで公開されている、作品数と桁違いに出ていますので、字を読む事に、抵抗がない方は青空文庫をお勧めします。
スマホをお持ちの方は、活字を少し、拡大すれば、抵抗がなく、読めると思いますが、ネット通話料を考慮のうえ、お試しください。詳細手順を以下に纏めて起きましたので、ご参照ください。
さて、前置きが長くなりました、今日の作品を簡単に説明します。「田山花袋」はウキペデアに作品数が詳細に記されていますが、「田舎教師」と「蒲団」の2点が代表作といわれています。青空文庫では花袋作品が130点ほど、投稿されています、Youtubeで不足の場合は追加検索してお試しください。筆者は籠原の工場に10年ほど、勤務した時期があり、田舎教師の舞台「行田市」が懐かしい。どちらも、長編で、「田舎教師」は全編を聞きとおすのが、困難なようです。1時間30分ほどの「蒲団」をお勧めします。
もう一人の「泉鏡花」の方は、手許のアルバムも、情報も少なく、Youtubeでも、数点しか見つかりませんでした。代表作「高野聖」で人気作家の仲間入りをした人で、怪奇趣味と独特のロマンテイシズムの持ち主です。高野聖のほか「義血侠血、化鳥、夜叉が池」等もみつかります。小説のほか、戯曲や俳句も手掛けたようです。今日は「高野聖」と「義血侠血」の2点を選んで聞いてみることにします。「泉鏡花」について、青空文庫では210点も公開されています。
余り、数が多くなると、意外に検索数が減るようで、研究する学者むけの青空文庫となる様でしょうか。限られた時間で上手く、名作を読み続けるのも、難しいようです。
今日のお勧め朗読作品
①田山花袋の朗読作品から
公開日 2021/5/15
作家名 田山 花袋
読み タ行
音源 Youtube
出生地: 群馬県 館林市
死亡: 1930年5月
分類 近代名作
主な代表作
・ 『蒲団』(1907年)
・ 『生』(1908年)
・ 『妻』(1909年)
・ 『田舎教師』(1909年)
・ 『縁』(1910年)
・ その他多数
ウキペデア 田山 花袋は、日本の小説家。本名、録弥。群馬県生まれ。 尾崎紅葉のもとで修行したが、後に国木田独歩、柳田國男らと交わる。『蒲団』『田舎教師』などの自然主義派の作品を発表し、その代表的な作家の一人。紀行文にも優れたものがある。『南船北馬』『山行水行』などがある。さらに日本全国の温泉を巡り温泉に関する本も数多く残している。博文館の『日本名勝地誌』の執筆に参加し、後に田山花袋編として『新撰名勝地誌』全12巻の監修をおこなった。
・手許CD(2) 蒲団、少女病
・Youtubeで検索した朗読作品
・ 田山花袋『蒲団』 読書会(2018 3 30)
・ 田山花袋「少女病」海渡みなみ朗読 青空文庫名作文学の朗読 朗読カフェ
・ 『蒲団』田山花袋/文學ト云フ事
・ 田舎教師 (Inaka Kyoshi) | Katai Tayama | General Fiction | Audio Book | Japanese | 1/5
・ レイモンドの『農民』 作:田山録弥
・ 【青空文庫の朗読】田山花袋『路傍の小草』
・ 怪談風朗読 田山録弥(花袋)「黒猫(くろねこ)」
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「田山花袋『蒲団』」です。こちらは1時間30分ほど、かかるようです。 |
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「田舎教師 (Inaka Kyoshi) 」です。 優に7時間は超えそうですが、全編Youtubeで聴くことができます。 |
②泉鏡花の朗読作品から
公開日 2021/5/15
作家名 泉鏡花
読み ア行
音源 Youtube
出生地: 石川県 金沢市
死亡: 1939年9月
分類 近代名作
主な代表作
・ 『夜行巡査』(1895年)
・ 『外科室』(1895年)
・ 『照葉狂言』(1896年)
・ 『高野聖』(1900年)
・ 『婦系図』(1907年)
・ 『歌行燈』(1910年)
・ 他多数
ウキペデアより 泉 鏡花は、日本の小説家。明治後期から昭和初期にかけて活躍した。小説のほか、戯曲や俳句も手がけた。本名、鏡太郎。 金沢市下新町生まれ。尾崎紅葉に師事した。『夜行巡査』『外科室』で評価を得、『高野聖』で人気作家になる。江戸文芸の影響を深く受けた怪奇趣味と特有のロマンティシズムで知られる。
・手許CD(4) 高野聖、義血侠血、化鳥、夜叉が池
・Youtubeで検索した朗読作品
・ 泉鏡花「高野聖」(朗読:佐藤慶)
・ 【青空文庫朗読】泉鏡花『外科室』
・ 【朗読】 泉鏡花「一寸怪」 朗読・あべよしみ
・ 朗読 泉鏡花『眉かくしの霊』
・ 朗読 泉鏡花『化鳥』
・ 朗読 泉鏡花『春昼』
・ 【青空文庫朗読】夜叉ヶ池 泉鏡花【睡眠用おすすめ名作小説の女性朗読】
・ 泉鏡花「義血侠血」(「滝の白糸」原作) 朗読:水谷八重子
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「泉鏡花「高野聖」」です。名声優(俳優)の朗読作品で聴けます |
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「泉鏡花「義血侠血」」です。珍しく、水谷八重子の声が、聴こえます。 |
③青空文庫を読んでみよう。
最近のスマホの普及は著しいようです。青空文庫の小説を読むことも可能です。長編小説を電話回線を使って読むのは、電話代がかかり、お勧めできませんが、PCなど、インターネット回線で、読むには、非常に便利です。図書館が自宅にきた感じでお愉しみいただけるはずです。是非、お試しください。手順は下の順序でいかがでしょうか。お年寄の方でも簡単に操作できます。
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①グーグルやヤフー検索から「青空文庫」と入力します。 この画面が出てきます。 |
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②作家、作品別に「あーわ」まで検索できます。 今回は「た」を入力します。 |
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③「た」行に該当する作家が検索できます。 順次、下へスクロールしていきます。 |
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④田山花袋が見つかります。次は作品検索です。 少し上に、「谷崎潤一郎」もあります。 |
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⑤読書カードで「田舎教師」を選びます。 |
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⑥「縦文字配置」を選択します。これで、読み始めることができます。 横文字、ダウンロードも可能です。短編小説から、いかがでしょうか。 最近は、図書館以上に、著作権の切れた、作品は殆ど、揃うようです。 |
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