続自由時間のクラシック(392) 日本人作曲家と演奏家特集(1)松村貞三を聴く
今日の続自由時間のクラシックは新しいシリーズを始めます。「日本人作曲家と演奏家特集」として、日本を代表する、作曲家と演奏家の方の人気のアルバムから、Youtubeに公開されている、名曲を聴いていくことにします。
日本人の作曲家の作品については、レコ芸500シリ-ズに一度も登場することがなく、残念に思っていました。2018年に6人ほどの方の名曲をご紹介しましたが、もう少し、追加して、掘り下げて聴いていきたいと思います。作曲家としては計15人、指揮者、各楽器の演奏者を45人ほどに絞って、順次、Youtube検索結果をご紹介します。
日本人の各演奏家については、手許のアルバムが、5枚を超える方に、限定しております。1-5枚のCDを出されているかたは、200人近くおられますが、紙面の関係で、省略させて、いただきます。
なお、作曲家については、これまで、お勧めした6人の作曲家も新しいフオームで再度、登場してもらいます。今日は先ず、「松村貞三」の作品を選んでみました。日本人作曲家の名曲を推す、指南書*もいくつか、あります。指南書の解説では「アジア的であろうとした、真摯な作曲家で、師である伊福部と異なる、豊穣な音響の伽藍を示している」とあります。
交響曲と2つのピアノ協奏曲、チェロ協奏曲が、2冊の指南書で推されています。今日もできるだけ、長い曲、視聴回数の多いアルバムを検索してみました。筆者の手許には「松村貞三」の作品1枚もありませんので、指南書が推す、★印から、いくつか聴いてみることにします。なお、このシリーズで予定している作曲家リストを下の表に添付しておきます。
今日のお勧め曲
公開日 2021・5・07
作曲家名 松村貞三
読み マ行
音源 Youtube
出生地: 京都府 京都市
死亡: 2007年8月
分類 日本人作曲家
主な代表作 ウキペデアより
・ 交響曲第1番(1965年)
・ 交響曲第2番(1998年)
・ 序奏と協奏的アレグロ(1955年)
・ 管弦楽のための前奏曲(1968年)
・ 弦楽のためのプネウマ(1987年)
・ ゲッセマネの夜に(2002年)
・ ピアノ協奏曲第1番(1973年)
・ ピアノ協奏曲第2番(1978年)
・ チェロ協奏曲(1984年)
・ ピアノと弦楽オーケストラのための朝の歌(2001年)
・ 弦楽四重奏による交響的断章(1950年)
・ 隠花植物(1958年)
・ 弦楽四重奏とピアノのための音楽(1962年)
・ 他多数
ウキペデアより 松村 禎三(まつむら ていぞう、1929年1月15日 - 2007年8月6日)は、日本の作曲家、俳人。東京芸術大学名誉教授。1955年に《序奏と協奏的アレグロ》が第24回NHK毎日音楽コンクール管弦楽部門で1位に入賞、デビュー作となった。そのコンクールの審査員であった伊福部昭に作品を評価されたこをときっかけに伊福部門下となる。その後《阿知女》《クリプトガム》《ピアノと弦楽四重奏のための音楽》《交響曲第1番》(「日フィルシリーズ」第14作目)などを続けて発表。1970年より東京芸術大学音楽学部作曲科にて教鞭を執る
手許CD(0)
Youutbe検索結果より
・ Teizo Matsumura [松村禎三]: Symphony No. 1 (Yuasa, RTÉ National Symphony Orchestra) ★★
・ Teizo Matsumura - Piano Concerto No. 2 (1978) ★
・ Teizo Matsumura - Piano Concerto No. 1 (1973) ★
・ Teizo Matsumura [松村禎三]: Symphony No. 2, for piano & orchestra
・ 松村禎三:チェロ協奏曲 ★
・ Teizo Matsumura [松村禎三]: Totem Ritual (1969) ★
・ ミックスリスト - 松村禎三 ★★
・ 松村禎三 管弦楽のための前奏曲 小林研一郎 / ハンガリー国立交響楽団 ★
・ 適宜追加検索ください。
*指南書
・ クラシック私だけの名曲1001曲 宮城谷
・ クラシック名盤大全 管弦楽曲篇 音楽之友社編 ★
・ クラシック名盤大全 協奏曲篇 音楽之友社編 ★
・ クラシック名盤大全 器楽曲篇 音楽之友社編
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「松村禎三 Symphony No. 1」です。重厚な交響曲です。 いかがでしょうか。 |
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「Piano Concerto No. 2」です。独特の雰囲気を醸す曲でしょうか |
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「松村禎三:チェロ協奏曲」です。視聴回数は少ないですが、いかがでしょうか |
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