名作をYoutubeで聴く(7)幸田露伴&川端康成を聴く

 今日の名作をYoutubeで聴くは明治の文豪「幸田露伴」とどなたもご存知の「川端康成」を聴いてみることにします。「幸田露伴」は娘とお孫さんも文筆業で知られて人で、娘さんの幸田文の作品はいずれ、採りあげて聴いてみる予定です。「幸田露伴」については退学と転職・転居を繰り返した作家ですが、最後は文化勲章まで、受章した、明治の豪傑作家の一人です。作品はいくつか、残っていますが、「幸田露伴」といえば「五重塔」といわれるぐらい、長編小説が有名です。詳細な「人となり」はウキペデアが詳しいので、お勧めです。

 昔、買った、筑摩書房の日本文学大系には他の作品もありますが、筆者の手許にも、朗読文庫としてはこの1点、「五重塔」しか、ありません。3時間を超えるので、余り、お勧めできませんが、時間の余裕があれば、いかがでしょうか、Youtubeで検索すると、お忙しい、現役の方にうってつけの長さの短編小説の朗読作品が、いくつか見つかります。是非、お試しください。

 著作権が切れていますので、青空文庫で、35点ほど、公開されています。「幸田露伴」の独特の筆致体がおすきなかたは、代表作を中心に是非、読みとおしてごらんください。

 今日はもう一人、文豪の「川端康成」を選んでいます。こちらは非常に多くの名作がありますが、まだ、著作権が、有効で多くの朗読作品が、公開されていません。Youtubeの朗読で、途中で、画像が廃棄されるのは、著作権を無視して、投稿されるからでしょうか。「川端康成」については寶探しの感覚で検索してみると。それでも、多くの作品が、Youtubeで聴くことができます。今日はそんな中で見つけた作品を聴くことにします。

 一方、青空文庫では、全く、見つかりません。朗読作品は、50年未満だと、ぐっと少なくなり、プロの声優のCDで、名作を聴きたくても、無理な、ようです。このブログフォームでは、作家の死亡年月を著作権に関連させています。名作は朗読教室や趣味で、自演されている、作品となります。川端康成の場合、もう、数年すると、出てくればいいのですが、

 今回も有名な「川端康成」となると、知名度の低い、朗読作品のみ、お聴きになれるようです。したがって、名作はCDショプで購入するか、レンタルショップ、図書館で借りて、聴くしかないです、そうなると、手軽で、安価な中古本で読むことになります。

 前置きが長くなりましたが、現時点でYoutubeでお愉しみになれる、文芸作品はいくつか制限があります。今日はそんな中で、「幸田露伴」からは、「太郎坊」と「震は亨る(しんはとおる)」、「川端 康成」からはこれまで、聞いたことのない、「葬式の名人」と「朗読】禽獣 」を聴いてみます。なお、「幸田露伴 -小石川蝸牛庵が紡ぐもの-」も「露伴の人となり」おすすめのヴィデオです。是非お試しください。

今日のお勧め朗読作品

①幸田露伴の朗読作品

公開日                        2021/5/22

作家名                         幸田露伴

読み                             カ行

音源                          Youtube

出生地:                          東京都

死亡:                         1947年7月

分類                           近代名作

主な代表作ウキペデアより

『露団々』(1889年)

『風流仏』(1889年)

『一口剣』(1890年)

『五重塔』(1891年)

『風流微塵蔵』(1893-95年)

『天うつ浪』(1905年)

『運命』(1919年)

『芭蕉七部集』(1920-47年,評釈)

『連環記』(1940年)

・他多数

ウキペデアより  幸田 露伴は、日本の小説家。本名は成行。別号に蝸牛庵、笹のつゆ、雷音洞主、脱天子など多数。江戸下谷生れ。帝国学士院会員。帝国芸術院会員。第1回文化勲章受章。娘の幸田文も随筆家・小説家。高木卓の伯父。 『風流仏』で評価され、『五重塔』『運命』などの文語体作品で文壇での地位を確立。同世代の尾崎紅葉ととも「紅露時代」と呼ばれる黄金時代を迎える。「写実主義の尾崎紅葉、理想主義の幸田露伴」と並び称され明治文学の一時代を築いた露伴は、近代文学の発展を方向づけたとされる。また尾崎紅葉・坪内逍遥・森鷗外と並んで、「紅露逍鴎時代」と呼ばれることもある。

手許CD(1) 五重塔

Youtubeで検索した朗読作品

幸田露伴「五重塔」(朗読:日下武史)(長編3時間強)

幸田露伴 『太郎坊』 朗読:日根@masacae 

幸田露伴「運命」

怪談風朗読 幸田露伴「震は亨る(しんはとおる)」

TEITO MONOGATARI (帝都物語): Koda Rohan (幸田 露伴)

鵞鳥 幸田露伴 青空文庫朗読【ゆっくり音声】 アクセント無し

「旅行の今昔」幸田露伴-.mp4

「夜の隅田川」幸田露伴-.mp4

幸田露伴作  幻談(春輔の会 R2.10.3)

宝の蔵 幸田露伴 編 (学齢館, 1892)

生誕百五十年 没後七十年 幸田露伴 -小石川蝸牛庵が紡ぐもの- ★


幸田露伴 『太郎坊』」です。お勧めです。長編
五重塔を聴きはじめて、ギブアップしたので、短編に切り替えた


幸田露伴「震は亨る(しんはとおる)」」です。初めて聴く作品です。


②川端康成の朗読作品

公開日                          2021/5/22
作家名                           川端 康成
読み                              カ行
音源                            Youtube
出生地:                          大阪府 大阪市
死亡:                          1972年4月
分類                             近代名作
主な代表作 ウキペデアより
『伊豆の踊子』(1926年)
『浅草紅団』(1929-1930年)
『抒情歌』(1932年)
『禽獣』(1933年)
『雪国』(1935年-1948年)
『千羽鶴』(1949年-1952年)
『山の音』(1949年-1954年)
『眠れる美女』(1960年-1961年)
『古都』(1961年-1962年)
他多数

ウキペデアより 川端 康成は、日本の小説家、文芸評論家。大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学の頂点に立つ作家の一人である。1968年、ノーベル文学賞受賞。 大阪府出身。東京帝国大学国文学科卒業。大学時代に菊池寛に認められ文芸時評などで頭角を現した後、横光利一らと共に同人誌『文藝時代』を創刊。その鋭い審美眼で数々の茶器や陶器、仏像や埴輪、俳画や日本画などの古美術品の蒐集家としても有名で、そのコレクションは美術的価値が高い。多くの名誉ある文学賞を受賞し、日本ペンクラブや国際ペンクラブ大会で尽力したが、多忙の中、1972年(昭和47年)4月16日夜、72歳でガス自殺した。なお、遺書はなかった。

手許CD(3) 伊豆の踊子、雪国、千羽鶴

youtubeで検索した朗読作品

【朗読】川端康成「雪国」 
川端康成『雪国』読書会 (2020.11.30)
【朗読】伊豆の踊子 - 川端康成 <河村シゲル Bun-Gei朗読名作選>
「夜のさいころ」川端康成 局アナウンサー語り(朗読)
【朗読】禽獣 ‐ 川端康成 <河村シゲル Bun-Gei 名作朗読選> 
朗読 川端康成 片腕
川端康成『葬式の名人』朗読 
虹いくたび 川端康成 AI朗読
朗読『雨傘」川端康成
川端康成 掌の小説より 夏の靴 雨傘 木の上
文学#7 川端康成『古都』

川端康成『葬式の名人』朗読」です。非常に上手い、朗読者です。

【朗読】禽獣 ‐ 川端康成」です。
この人も、聴きやすい、上手な語り手です。お勧めの方です。
我が家にいた頃の文鳥を思い出します。

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