名作をYoutubeで聴く(4)太宰治&永井荷風を聴く

 今日の名作をYoutubeで聴くは「太宰治」と「永井荷風」の二人の作品から、いくつか選んで聴いてみることにします。今日の二人の作家は、破天荒の生き方をしたようで、当時としては、許された行動だそうだが、現代ではどうなるだろうか、SNSの時代では、週刊誌で叩かれる、部類に入る有名人でしょうか。

 小説のねたとして、奔放な行動を自認していた、節が見られます。「太宰治」は薬剤と女性におぼれ、何度も自殺をしたようで、最後も、入水自殺をして、39歳で人生を終えたそうです。作家仲間との間でも好悪がはっきりした人で、多くの逸話が残っています。

 一方、育ちの良い、「永井荷風」も同じで、大学教授の身で有りながら、すきかってな生活をおくったようです。「断腸亭日乗」の中に、女性との分かれのいきさつが書かれていたりします。小説家はすべて、同じとは思えないが、今日の二人は、現代風に考えると、小説作品以上に、週刊誌のネタを残した人物のようです。公娼制度の有る時代だけに、現代では非常に不思議な世界が登場します。

 手許にある、作品数は「太宰治」の方が、圧倒的に多く、「永井荷風」の方は意外に作品数がすくない。「濹東綺譚」は古い東京の町並みが詳しい作品です。今日の二人の生き方は、ウキペデアに詳しくかかかれています。純文学を期待する人にとっては、少し、がっかりする、タイプの作家でしょうが、当時は奔放な生き方ができる、背景と環境があったのも、事実のようです。

 「太宰治」については「斜陽や人間失格」という作品が有名ですが、今日は「親友交歓」と「東京八景」を聴いてみることにします。「永井荷風」は作品数も少ないので、「断腸亭日乗」をブログを書きながら、聴いてみましたので、今日は「或夜」と「すみだ川」を選んできいてみます。すみだ川はラジオドラマ風もありますが、長編のこちらもいかがでしょうか。


今日のお勧め朗読作品

①太宰治の朗読作品から

公開日                        2021/5/9

作家名                         太宰 治

読み                            タ行

音源                          Youtube

出生地:                     青森県 五所川原市 金木町

死亡:                        1948年6月

分類                           近代名作

代表作

『富嶽百景』(1939年)

『女生徒』(1939年)

『走れメロス』(1940年)

『津軽』(1944年)

『お伽草紙』(1945年)

『ヴィヨンの妻』(1947年)

『斜陽』(1947年)

『人間失格』(1948年)

他多数

ウキペデアより  太宰 治は、日本の小説家。 本名は津島 修治。左翼活動での挫折後、自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、第二次世界大戦前から戦後にかけて作品を次々に発表。主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』がある。没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。

・手許CD(14)  ヴィヨンの妻、走れメロス、富嶽百景 、満願、嘘、思い出、人間失格、書簡集、吉野  山、親友交歓、東京百景、朝、魚服記、竹青

・Youtubeで検索した朗読作品

【全編朗読】太宰治『人間失格』【Audible/audiobook.jpでも配信中】

【朗読】太宰治『斜陽』

【朗読】太宰治『女神』

朗読 太宰治『女生徒』

【朗読】太宰治『ヴィヨンの妻』【Audible/audiobook.jpでも配信中】

朗読 太宰治『惜別』(上)

朗読 太宰治『佳日』

窪田等 朗読『走れメロス』作:太宰治

【朗読】太宰治『親友交歓』

太宰治 作 嘘 (朗読)

【朗読】太宰治『失敗園』

【朗読】太宰治『カチカチ山(お伽草紙より)』

【東京八景】太宰治:高音質な朗読 #太宰治​ #東京八景​ #朗読

朗読 太宰治『津軽」

追加検索ください。

朗読】太宰治『親友交歓』」です。はじめて聴く作品です。いかがですか

太宰治​ #東京八景」です。旅行先の話です。
青森出身の筆者の東京での生活の感想が出ています。

②永井荷風の朗読作品から

公開日                        2021/5/9

作家名                        永井 荷風

読み                            ナ行

音源                          Youtube

出生地:                        小石川区

死亡:                        1959年4月

分類                           近代名作

代表作

『あめりか物語』(1908年)

『ふらんす物語』(1909年)

『珊瑚集』(1913年、訳詩集)

『腕くらべ』(1918年)

『おかめ笹』(1918年)

『つゆのあとさき』(1931年)

『濹東綺譚』(1937年)

『断腸亭日乗』(1917年 - 1959年、日記)

・  追加検索ください。

ウキペデアより 永井 荷風(ながい かふう、1879年(明治12年)12月3日 - 1959年(昭和34年)4月30日)は、日本の小説家。本名は永井 壮吉(ながい そうきち、旧字体:壯吉)。号に金阜山人(きんぷさんじん)、断腸亭日乗(だんちょうていにちじょう)ほか旺盛な創作活動の一方では、荷風の権力に対する反骨精神も作品に反映することもあった。特に1902年発表の『新任知事』は、叔父の福井県知事阪本釤之助をモデルとしたといわれ、これがもとで釤之助は荷風を絶縁する事件が起こっている。

・手許CD(5) 断腸亭日乗、自伝、濹東綺譚、狐、すみだ川

・Youtubeで検索した朗読作品

【全文朗読】永井荷風「墨東綺譚」 隅田川東岸の遊女と老作家の一夏の恋の結末は?

永井荷風「女中のはなし」遠藤 理恵朗読 青空文庫名作文学の朗読 朗読カフェ

永井荷風「或夜」海渡みなみ朗読 青空文庫名作文学の朗読 朗読カフェ

「すみだ川,」前半,

文豪永井荷風「子供がいない幸福」

【青空文庫の朗読】永井荷風『春雨の夜』

永井荷風 「寐顔」海渡みなみ朗読 青空文庫名作文学の朗読 朗読カフェ

朗読語り読み/永井荷風老人

狐(永井荷風)#1

追加検索ください。



永井荷風「或夜」」です。こんな小説もあるようです。

「すみだ川,」前半」です。長編ですが、手許のラジオドラマ盤で聴きました。

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