週末のジャズ(第98回) Jim Hall

 今週のジャズはギターの「ジム・ホール」を選んでみました。ジャズは様々な楽器で構成され、トリオ、カルテット、クインテット、ビッグバンドに加え、さらに、ヴォーカル、コーラス等演奏スタイルも様々で非常に判りにくいのが、ジャズといわれています。ジャズギターのジムホールも実に多くのメンバとの演奏をしています。
 彼のアルバムだけで、みると、ミシェル・ペトルチアーニ、ビル・エバンス、チコ・ハミルトン、ジョン・ルイス、アートファーマーなど、多くの著名ミュージシャンと共演したアルバムが残ってます。 従って、ジム・ホールのアルバムの評価も誰(楽器)との、どの曲の組み合わせが、名演で傑作だったということになります。
 今週のアルバム〔ジム・ホールが主体)の手許アルバムは8枚で、Youtubeでは数多く見つかりました。当然、これ以外に彼は他のメンバと多数のアルバムを残していることになります。アルバム単位ではAlone Together、Jazz Guitarがお勧めですが、もっともっと、いい演奏がありそうです。

①今週のジャズ
お勧め回数 82回目カイメ
日時 2017・11・17
ジャンル
音源
演奏者 Jim Hall
演奏者国籍 アメリカ
楽器分類 ギター
Myベストアルバム★ Alone Together ★ ②③⑧
Jazz Guitar ★ ③⑥⑧
主なアルバム名と推薦本 Alone Together ②⑧ Jim Hall - Broken Colour (dinner for two) [Full Album]
By Arrangement Jim Hall - Broken Colour (dinner for two) [Full Album]
Commitment Jim Hall/Red Mitchell ‎– Jim Hall/Red Mitchell (Full Album)
It's Nice To Be With You Pat Metheny & Jim Hall - The Great Guitars
Jazz Guitar ③⑥⑧ Jim Hall - Jazz Guitar Master Class (Part 1).mpg
Jim Hall and Pat Metheny Michel Petrucciani - Live At The Village Vanguard (1985) 特別トクベツゲスト
Jim Hall-1982-Youkali Jim Hall - Live! (1975 Album) ②⑥
アランフェス協奏曲 Bill Evans & Jim Hall - Undercurrent (1962 Album) ②③⑥
Jim Hall - Live in Tokyo (1976 Album) Jim Hall Trio, Germany 1973
コメント・ウイキペデアホカ
ジム・ホールは、アメリカ合衆国のジャズ・ミュージシャン、ギタリスト。ソニー・ロリンズ、アート・ファーマー、ビル・エヴァンスなど著名なミュージシャンと長年共演しており、多くのミュージシャンがホールからの影響を受けている。 ウィキペディア
生年月日: 1930年12月4日
死亡: 2013年12月10日, アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク
参考サンコウ推薦書凡例
ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤 鎌田他
辛口JAZZ名盤1001 寺島
モダン・ジャズの名演・名盤 岩浪 ジャズ・ヴォーカルの名演・名盤 岩浪
モダンジャズ決定盤 岡崎・大和 んでから厳選ゲンセンジャズメイバン 小川オガワ
ジャズピアノ決定盤 佐藤 ベスト・オブ・ジャズピアノ
ジャズサックス決定盤 小川 その *タトえば、チョウブルーノート入門ニュウモン 中山ナカヤマ
ジャズトランペット決定盤 岡崎オカザキ ジャズCDの名盤メイバンユウ稲岡イナオカ福島フクシマヘン


 ②ジャズの多様性について、
 このブログは当初、いくつかの解説書もそうであるように、アルバム毎のお勧めをしていました。しかし、この方法では膨大な時間がかるので、19回目以降は演奏者単位で、お勧めすることに変更しました。
 ジャズは「一人親方性」で、演奏家が適当に、合体したり、離れたりして、いつも固定(クラシックの弦楽SQはほぼ固定)して、演奏するケースが少ないのも事実です。〔レコード所属会社を超えることは少ない)
 従って、アルバムによって、ピアノ、サックス、トランペット、ベース、ドラムスが変わるケースが多く有ります。一般的に、実力が認められてくると、自らが中心となり、傘下に別の楽器演奏者を従える形となるようです。 マイルス・デイヴスなどはトランペットが中心で呼びかけに応じて、幾人かの楽器が集まり、トリオ、カルテット、クインテットが出来る仕組みです。このジャズの多様性をご理解いただけると、ジャズは愉しい音楽です。

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