続自由時間のクラシック(298)管弦楽の名曲(10)をRespighi 他を聴く

 今日の 続自由時間のクラシックは「レスピーギ」を中心に4人の作曲家の管弦楽曲を同時に選んでみました。「レスピーギ」はレコ芸500シリーズで推す、「ローマの3部作」でよく知られていますが、他の曲をあえて、選ぶことにしました。「レハール」は特に「喜歌劇 メリー・ウイドウ」で有名です。また、はじめて聴く作曲家は「シャルパンテイ」でしょうか、昨日の「シャブリエ」と共に、フランスを代表する、作曲家といわれています。ショーソンは「詩曲(ポエム)」で良く知られたひとです。

 時代的には「レハール」が1870年生まれのハンガリー人、次が「レスピーギ」は1879年生まれでイタリア人です。お互いフランス人で交流があったか不明ですが、「シャルパンテイ」1860年生まれ、「ショーソン」は、最も古く、1855年生まれの人です。いずれも、後期ロマン派、印象派を代表する作曲家に属しており、一声を風靡した、有名な作曲家のようです。交響曲と異なり、管弦楽曲は色々なスタイルの作品があり、名曲を絞るのが難しいですが、比較的、聴き覚えのある、旋律が登場する、ジャンルでしょう。いつも、指南書を片手に読み、選ぶことになります。

 この中で最も、名前の知られたのは「レスピーギ」で、先ず、第1に持ってきました。聴いたことのない、「シバの女王」と「風変わりな店」の2曲選んでみました。今日の3人で最もリッチな作曲家は「レハール」で欧米でで最も売れた、喜歌劇「メリー・ウイドウ」を作った人でしょうか。今日の曲「円舞曲 金と銀」はご存知の方も多い名曲でしょう。シャルパンテイの「イタリアの印象」と「ショーソン」の「ヴィヴィアーヌ」は宮城谷氏のお勧めにより、追加しました。

今日の選曲はいずれも、筆者は始めて聴く曲ばかりです。しかし、解説書を読むと知らないのは筆者だけで、5つともポピュラーで、よく知られた曲のようです。短い曲もありますが、出来るだけ、順番に聴いてみる予定です。尚、「レスピーギ」の名曲「リュートのための古風な舞曲とアリア」はやはり、この機会にもう一度、カラヤン版で聴いてみることにします。今日も盛りだくさんですが、至福の時間が過ごせそうです。数多いですが、是非いくつか、お試しください。

今日のお勧め曲

日時(date)      2020/12/18

ジャンル(Genre)    クラシック

音源(sound source) Youtube

作曲者(composer)    レスピーギ

分類(Classification) 管弦楽曲

曲名(Song Title) レスピーギ シバの女王

演奏者(Performer) バレエ音楽「シバの女王ベルキス」/フィルハーモニア管弦楽団★★

指揮者(conductors)

楽団(Orchestra)

youtube 検索結果より

Respighi 'Belkis, Queen of Sheba' Ballet Suite - Sascha Goetzel conducts + encore

Respighi - Belkis, Queen of Sheba: Suite, P. 177 (1934)

Respighi - Belkis, Queen Of Sheba - Suite For Orchestra 

     From The Complete Ballet - Simon, PO (1985)

レスピーギ 風変わりな店

Tarantella - Rossini-Respighi (da La Boutique Fantasque)★

Ottorino Respighi - La Boutique fantasque, suite / OSRTVE . Carlos Kalmar

Ottorino Respighi (after Rossini) : La Boutique Fantasque,

      Ballet in one act P. 120 (1918)

Respighi: La boutique fantasque, Solti & IPO (1957) 

     レスピーギ バレエ音楽「風変わりな店」ショルティ

レハール【金と銀】

Franz Lehar- "Gold und Silber",Walzer (Springtime In Vienna 98)★★

Franz Lehár - Gold und Silber - Walzer, Op. 79

レハール ワルツ《金と銀》 ケンペ指揮シュターツカペレ・ドレスデン

André Rieu - Gold und Silber

シャルパンテイ イタリアの印象

Gustave Charpentier, Impressions d'Italie, Impressions d'Italie: V. Napoli (Naples)★

Gustave Charpentier : Impressions d'Italie, suite symphonique 

     (1889) 2/3 

Massenet: Scenes Alsaciennes - Charpentier: Impressions D'Italie

Impressions d'Italie: I. Serenade

ショーソン ヴィヴィデーヌ

Chausson : Viviane Op. 5★

Ernest Chausson - Viviane, Op. 5 (1882, rev. 1887)

Ernest Chausson (1855-1899) : "Viviane" symphonic poem (1887)

Chausson, Viviane, Symphonic Poem on a legend of the Round Table, Op. 5

レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア

レスピーギ - リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲  カラヤン ベルリンフィル★

O. Respighi Ancient Airs and Dances Suite II. Complete

Respighi: Ancient Airs and Dances, Suite No. 1- 

     Sir Neville Marriner, Los Angeles Chamber Orchestra

推奨図書

レコード芸術編名曲・名盤500

クラシック音楽鑑賞辞典 神保著

私だけのクラシック1001宮城谷 

名盤鑑定百科管弦楽曲編 吉井著

クラシック名盤大全管弦楽曲編 レコ芸編

追加曲

1) レスピーギ シバの女王

2) レスピーギ 風変わりな店

3) レハール【金と銀】

4) シャルパンテイ イタリアの印象

5) ショーソン ヴィヴィデーヌ

レスピーギ リュートのための古風な舞曲とアリア

作曲家追加情報 ギュスターヴ・シャルパンティエ(Gustave Charpentier, 1860年6月25日 - 1956年2月18日パリ)は、フランスのオペラ作曲家、指揮者、台本作家。1887年にカンタータ《ディドー》(Didon )でローマ大賞を受賞。ローマ滞在中に交響詩《イタリアの印象》(Impressions d'Italie )を作曲し、オペラ《ルイーズ》(Louise )の台本作成と作曲にも着手した。


「Respighi 'Belkis, Queen of Sheba」です。お勧めの名曲です。

「Franz Lehar- "Gold und Silber",Walze」です。
100万回を超える高い視聴回数を得ている、演奏です。

「Gustave Charpentier, Impressions d'Italie(イタリアの印象)」です。
穏やかな名曲です。いかがでしょうか。


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