京都撮り歩き(118)祇園祭と時代祭り&京の主な祭りと行事

このブログの 京都撮り歩きは明日で、中断することにします。残念ながら昨年はコロナの影響で京都の未見学の寺社が訪問できず、100寺巡礼も達しましたので、来週からは奈良・和歌山の寺社をご案内します。コロナが治まれば、京都の追加で行きたいところを再開し、順次、巡る予定です。

 今日は筆者が撮り歩きでみました、2つの有名な祭りについて、簡単にご案内します。祭りの詳細はいくつかの京都の案内書に詳しく出ていますので、見学ポイント(撮影ポイント)を主にご説明します。どちらの祭りも、多くの観光客がおられますので、是非、早い時間に待機されることをお勧めします。

 合わせて、京都の主な祭りと行事を集約してみました。筆者が訪れた、寺社もかなりありますが、あえて、行事や祭りを目的で訪れたのは極めて少ないようです。京都で有名な祭りと行事は網羅しております。お出かけのときは、事前にHPで時期・行事をご確認のうえ、タイミングよくお巡りください。

①祇園祭
祇園祭は夏の京都で7月から1ケ月に亘って行われる祭りです。7月初め頃の京都四条界隈では祇園囃子がなり、祭りが近いことが判ります。17日目の山鉾順行に合わせて、予定を計画されてはいかがでしょうか。「祇園祭」は京都の町衆のお祭りで、外部の人が、参加、見学できるのは限られています。山と鉾の数は合わせて長刀鉾を先頭に32基が巡行されます。巡行ルートは事前にチェックされておかれることをお勧めします。 見所は、「動く美術品」といわれる、山と鉾の懸想品の雅さでしょうか。「辻廻し」と呼ばれる方向転換が3箇所あります。筆者は京都市役所前の交差点に早くから撮影ポイントに陣取って、順次、山鉾を見学しました。途中で、三条通りに移り、後続の山と鉾を見て帰宅した記憶があります。
写真は数多く撮りましたが、紙面の関係で、厳選しています。合わせて、スライド写真もご覧ください。

「辻廻し場所」です。撮影ポイントは河原町通りと市役所前通りの交差点です

山・鉾が順次続きます。詳細はスライドをご覧ください。

「動く美術品」です。豪華な懸装品は町の誇りです。




②時代祭り

 時代祭り 10月22日12時に御所を出発し、平安神宮いたる、時代絵巻の行列です。明治維新から延暦時代まで遡り、18代の時代に分かれ、20組で約2000人 の市民が参加して、時代装束と音楽、牛車、馬上の侍、大名、女御、稚児   など、の行列が続きます。市民参加の祭りですが、時代考証も往時に忠実に再現されているそうです。  最後に2人の天皇の御鳳輿迄、約2時間半の時代絵巻がご覧に慣れます。場所は御所内の「建礼門」の直線状の道路に面する位置 がベストですが、大勢の人が、先を争って、座っておられます。12時巡行開始ですが、7時頃には一杯になるようです。 少なくともどの時代か、わかれば、愉しさも倍増しますのですが、其処までの前知識もなく、再度、トライし直したい時代祭りでした。 


「市民参加」による時代絵巻です。

維新から平安時代まで絵巻は続きます。詳細はスライドをご覧ください。

天皇の御鳳輿」です。この巡行が終わりとなります。





  ③京都の主な行事・祭りと時期
余りに、数が多いので積極的に祭りと行事を狙って寺社は巡りませんでしたので、今後の宿題となっています。もし、近くの寺社を訪れる際は足を延ばして、時期を調整して、一緒にいかがでしょうか。京都の方は当然、良くご存知で、大勢の地元の方でに混雑します。最近では各寺社のHPで案内が出ていますので、事前にチェックの上、ご訪問ください.
      

 










          



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