続自由時間のクラシック(24)Orchestra of the Age of Enlightenment
今日の続自由時間のクラシックはイギリスを代表する、いくつかの古楽アンサンブルの中で少しユニークな「Orchestra of the Age of Enlightenment」を選んでみました。OAEと呼ばれていますが、もともと、固定の指揮者を立てずに、外部から招聘して、運営されているようで、フランス・ブルッヘン、グスタフ・レオンハルトのように外国からも受け入れている。
普段はコンマス数人が指揮しているようです。昨日の「Collegium Aureum 」と異なり、古楽器といえども、時代の流れに、沿った形で、見事に延命を図っている、アンサンブルといえます。したがって、テリトリーも、バロックだけでなく、古典派、ロマン派も積極的に演奏しています。作品に明らかに現代楽器とことなる、違和感がありますが古楽器を活用した、アンサンブルと解釈すべきでしょうか。自前の作曲家の少ない、英国ならではの古楽のあり方でしょうか。
1986年から約30年を越える、演奏活動で、膨大なアルバムが残っています。指揮者+OAEで曲の雰囲気がが変るようです。手許に1枚もありませんでしたが、youtubeでいくつか検索できました。視聴回数の多い、アルバムに★印を付けておきましたので、いくつかお試しください。古楽で聴く、メンデルスゾーンやシューベルトも趣があります。先ず、レコ芸500には推されていない、ノリントン指揮による、メンデルスゾーンの第3番を聴くことにしました。
今日のお勧め曲
日時 | 2019・9・11 | |||
ジャンル | 古楽 | |||
音源 | Youtube | |||
演奏者 | Orchestra of the Age of Enlightenment | |||
演奏者カナ | エイジ・オヴ・インライトメント | |||
読み | ||||
国名 | イギリス | |||
生年 | 1986 | |||
楽器分類 | オーケストラ | |||
楽器記号 | ||||
演奏楽団・合唱団 | ||||
手許アルバム数 | ||||
Youtube検索より | Orchestra of the Age of Enlightenment – Johann Sebastian Bach a jeho současníci | ★ | MOZART SYMPHONY # 40 ~ Orchestra Of The Age Of Enlightenment | |
Baroque Music - Classical Music from the Baroque Period | ★ | Jurowski conducts Beethoven - Symphony No. 7 in A major, Op. 92 | ||
★ | J. S. Bach - Brandenburg Concertos | Proms 2016 - Verdi - Requiem [Marin Alsop, Orchestra of the Age of Enlightenment] | ||
Handel - Messiah 2015 / Mogens Dahl Chamber Choir & Orchestra of the Age of Enlightenment | Mendelssohn Symphony No 3 A minor Scottisch Roger Norrington Age of Enlightment | |||
★ | バッハ: 管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV1066 ブリュッヘン 1994 | ★ | VIKTORIA MULLOVA ~ Mozart Violin Concerto # 1 / Orch. Of The Age Of Enlightenment | |
★ | Schubert / Symphony No. 5 in B-flat major, D. 485 (Mackerras) | The Orchestra of the Age of Enlightenment plays Mozart 3/3 | ||
コメント・ウイキペデア他 | ジ・エイジ・オヴ・インライトゥンメント・オーケストラ は、イギリスの古楽器オーケストラ。「啓蒙時代の管弦楽団」の謂。日本語での呼称は、インライトゥメント の表記が定着している。1986年に、演奏家同士の集合から発足したため、首席指揮者を置いていない。当初はシギスヴァルト・クイケンやフランス・ブリュッヘンのような国外の古楽の専門家を指揮者に招いたが、次第にチャールズ・マッケラスやサイモン・ラトルのような、モダン楽器オーケストラの指揮者や演奏家と共演を楽しむケースが急増し、それがこのオーケストラの特異な個性となっている。 | |||
推薦図書 | レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6★ | |||
レコード芸術 新名曲探訪120 2014・10 | ||||
バロック名曲名盤100 皆川 | ||||
200CD古楽への招待 立風書房 ★ | ||||
古楽CD100ガイド 国書刊行会 | ||||
200CD管楽器の名曲・名盤 立風書房 | ||||
200CD協奏曲 立風書房 | ||||
クラシック不滅の名盤1000 音楽史 | ||||
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8 | ||||
バロック音楽 皆川 | ||||
演奏家・楽器他補足事項 | 当初はパーセルやハイドン、シューベルトなどをレパートリーとする、典型的な古楽器オーケストラの一つに過ぎなかったが、ロンドン・クラシカル・プレイヤーズを吸収してから、ショパンやワーグナー、ヴェルディなども録音するようになった。ルネ・フレミング、イアン・ボストリッジ、マイケル・チャンス、アンドレアス・ショルなどの歌手や、イヴァン・フィッシャーなどの演奏家とも共演している。 |
[Johann Sebastian Bach a jeho současníci] ウイリアム・クリステイによるバッハはいかがでしょうか このアンサンブルの優れた実力がわかります。 |
「バッハ: 管弦楽組曲 第1番 」少し古いですが ブルッヘンのバッハもありました。 |
「Jurowski conducts Beethoven - Symphony No. 7」 ベートーヴェンの第7番の演奏はいかがですか |
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