週末のジャズ(第305回)Teddy Charles
今週のジャズはヴァイブの鬼才の「Teddy Charles」を選んで聴いてみました。ヴァイブといえば、ライオネル・ハンプトンとミルト・ジャクソンが有名です。このヴァイブは比較的に演奏者の層の厚い楽器の一つといわれています。「Teddy Charles」は、全くはじめて聴く人です。鬼才の基準は不明ですが、CD紹介にも記載されておりました。楽器特有の音色が穏やかで、心地よい、アルバムが揃っているようです。
この「Teddy Charles」を採り上げているのは辛口の寺島氏のみでしたが、氏は珍しく、4点もアルバムを推していました。寺島氏の、評価基準により、選んでみて、まず、はずれがないので、素直に従いました。サイドマンとしての経歴も長いですが、色々なジャズメンの曲を編曲して演奏することで、有名な人のょうです。ジャズの指南書では、アルバムの紹介の基準がなく、個々の評論家の好みで、一人、1アルバム、一人、数アルバムから、巨匠クラスで20枚程が紹介されており、選定基準がなく、いい選曲かどうかを見出すのが,困難な所以でしょうか。これだけ、300人近くのジャズメンをお勧めしていても、いいメンバ選定かどうかと迷うことがあります。全て、いい曲が揃うアルバムも少ないのも実情のようです。
演奏家のほうは、もっと多く、録音して、レコードを作っていますが、市販されても、最初に、売れ筋で、評価され、次に厳しい、評論家の目に留まるアルバム数はぐーと減ってきます。Youtubeで検索してみると、意外に多いアルバムがあるのは、評論家という、フイルターを通さないで、視聴回数が基準で選ぶと、膨大なアルバムが出ていることになります。 やはり、評論家の確かな目が必須となるのが、ジャズのようです。
この人の場合も、手許にも1枚もなく、Youtubeでの検索結果を記すだけですが、とりあえず、寺島氏の推すアルバムから「Evolution 」を選んで聴いてみることにします。多くのメンバが参加している、Tentetがよさそうですが、ミックスリストで、演奏スタイルをつかむのも一計でしょうか。
今週のジャズ
| 日時 | 2019・9・15 | |
| ジャンル | ジャズ | |
| 音源 | Youtube | |
| 演奏者 | Teddy Charles | |
| 生年 | 1928 | |
| 楽器分類 | その他楽器(ビブラフォン) | |
| Myベストアルバム★ | ||
| Youtubeの検索結果 | ★ | The Teddy Charles Tentet (Remastered) |
| ★ | The Word from Bird (Full Album Plus Bonus Tracks 1958 | |
| ★ | Teddy Charles – Collaboration West (full album) | |
| ★ | Teddy Charles – Evolution ( Full Album ) | |
| ミックスリスト - Teddy Charles | ||
| Teddy Charles, Idrees Sulieman, John Jenkins & Mal Waldron – Coolin' ( Full Album ) | ||
| Teddy Charles - Idrees Sulieman - John Jenkins - Mal Waldron – Coolin' | ||
| Teddy Charles - New Directions (1953) | ||
| Booker Little & Teddy Charles Group – Live - The Complete Concert (1960) full album | ||
| Teddy Charles Ft. Art Farmer / Gigi Gryce - The Teddy Charles Tentet - Remastered 2016 | ||
| Green Blues by the Teddy Charles Tentet | ||
| Teddy Charles - You Go To My Head | ||
| コメント・ウイキペデア他(翻訳版) | Teddy Charlesはアメリカのジャズミュージシャンであり、その楽器はビブラフォン、ピアノ、そしてドラムでした。 マサチューセッツ州チコピーフォールズのセオドアチャールズコーエン生まれ、パーカッション奏者としてジュリアード音楽院で学んだ。チャールズの主な作品は、1950年代に録音され、New Directions、Collaboration:West、Word from Bird、The Teddy Charles Tentetなどの多調なアルバムがあります。彼は、マイルスデイビス、チャールズミンガス、シェリーマン、ディオンのスタジオミュージシャンでした | |
| 生年月日: 1928年4月13日 | ||
| 生まれ: アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 チコピー | ||
| 死亡: 2012年4月16日, アメリカ合衆国 ニューヨーク |
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| 推薦図書 | モダンジャズの名演・名盤 岩浪 | |
| 辛口ジャズ名盤1001 寺島 ★ | ||
| ジャズCDの名盤 悠・稲岡 | ||
| モダンジャズ決定盤 岡崎 | ||
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| JAZZはこの1曲から聴け 寺島 | ||
| ジャズ・ピアノ決定盤 佐藤 |
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| 「Evolution」は寺島氏の推すアルバムの一つです。 いいアルバムです。 |
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| 「The Word from Bird」は出世作だそうで、氏も推しておられました。 |
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| 「Collaboration West」も同じような演奏すたいるですが、 いかがでしょうか、 |



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