週末のオペラのご案内(第16回)レハールの「メリーウィドウ」


今週のオペラはレハールの「メリーウィドウ」を選びました。現在、世界中で、最も、演奏される機会の多い、喜歌劇(オペレッタ)といわれています。レハールはハンガリー人ですがオーストリアで活躍した作曲家です。原語はドイツ語です、英語圏でも良く演じられています。宝塚歌劇も得意とする演目では?という感じです。

貴族の秘書官と一緒になれなかった平民の娘が、老銀行家と結婚し、多額の遺産をえる。遺産を目当てに、多くの男が言い寄る、金持ちの未亡人は最後に、昔の彼と一緒になれる。それまでの紆余曲折がこのオペラの魅力の一つといわれている。目出度し目出度しだ。

非常に不思議な設定で、ドラマの舞台はフランスで、仮想国の公使と妻、妻の彼氏、秘書官、金持ちの未亡人という男と女の織り成す恋愛喜劇で、踊りあり、アリアあり、とにかく、楽しいオペラの設定で、多くの人を楽しませてくれるサーヴィス精神の優れたオペラで、演奏回数が多いものと思われます。この時代から、フレンチカンカンが踊られていたのは知らなかった。

手許にはこのDVD以外に2点ほどありますが、Youtubedで公開されているものもありましたので、参考までに記しておきます。

今週のオペラのデータ


作品サクヒンキョウツウデータ       ダイ16カイ
公開日 2017・2・04
作曲家名 レハール
国名 ドイツ
作品名 メリー・ウイドウ
幕数 3マク
上演時間 2時間ジカン40プン
有名な合唱曲、アリア マキシムへこう、ヴィリアのウタ
主な登場人物

ミルコ・ツエータ男爵ダンシャク ボンテヴェロ公使コウシ
バリトン
ヴァラン・シェンヌ ミルコ・ツエータ男爵のツマ ソプラノ
ダインロ・ダニロヴィッチ 公使コウシカン書記ショキカン テノール、バリトン
ハンナ・グラヴァリ 富豪フゴウ未亡人ミボウジン ソプラノ
参考文献 オペラガイド130選 139
オペラ鑑賞事典 297
オペラの魔力  N/A
ウイキペデアコメント 『メリー・ウィドウ』は、フランツ・レハールが作曲した3幕からなるオペレッタ。日本ではもっぱら英訳の題名「メリー・ウィドウ」で呼ばれるが、原題のドイツ語「ルスティゲ・ヴィトヴェ」は日本語に訳すと「陽気な未亡人」という意味である。
作曲家: フランツ・レハール
言語: ドイツ語
アリア: Merry Widow Waltz、 Da geh' ich zu Maxim
カラヤン・ベルリンフイル
プロの推薦スイセンCD&DVD マタチツチ フイルハーモニア
ガーデナー・ウイーンフイル
シュトルツ、ベルリンフイル
ヴァルゲヴェルグ・ミユッヘン
②コンテンツ個別コベツデータ
公開日 2017・2・04
NO. 16
作曲家名 レハール
国名 ドイツ
作品名 メリー・ウイドウ
鑑賞辞典推奨頁 783
レコ芸500推薦バン 216
その他推奨本名 不滅フメツ名曲メイキョクはこのCDで
整理番号 16
オナ演目エンモク公開回数 ショ
コンテンツの種類・本 DVD
演奏日・放送日
指揮者 コンスタンティン・シェンク
楽団・合唱団 ブラティスラヴァ・フィルハーモニー管弦楽団
演奏場所ホカ 1993年12月31日、メルビッシュ湖上ライヴ
コンテンツ詳細ショウサイ ミルコ・ツエータ男爵ダンシャク ボンテヴェロ公使コウシ ギドン・シンガー
ヴァラン・シェンヌ ミルコ・ツエータ男爵のツマ マルティーナ・ドーラック
ダインロ・ダニロヴィッチ 公使コウシカン書記ショキカン ペーター・エーデルマン
ハンナ・グラヴァリ 富豪フゴウ未亡人ミボウジン エリーザベト・カーレス
楽しいオペレッタの中でも屈指の人気作品。若くして未亡人となった大富豪ハンナとかつての恋人ダニロの、互いに秘めた想いやいかに…。メルビッシュ湖上音楽祭の洒落た舞台に、フレンチ・カンカンや花火が彩りを添えます。
参考 Youtube  Franz Lehar, THE MERRY WIDOW In English 27 03 1996 - New York
The Merry Widow - Wichita Grand Opera- COMPLETE - YouTube
視聴したDVDより
フレンチカンカン
フイナーレの様子



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