毎日のクラシック曲(第314回) Rachmaninoff&ベストCDの解説について

 今日のお勧め曲はラフマニノフの「パガニーニの主題による、ラプソデイ(狂詩曲)』を選びました。ご存知のパガニーニのVn小品曲集24の奇想曲を主題にした、このVn曲はブラームス、リスト、シューマンも取り入れピアノ作品他で作曲している。
 「ピアノ独奏とオーケストラのための変奏曲」と呼ばれる、協奏曲(通常3楽章)らしくない曲です。ピアノの名手である、ラフマニノフの手にかかると、パガニーニの「24の奇想曲」もこうなると言う感じでしょうか。とりあえず、好みは別として、強靭にピアノを弾き続ける必要があることだけは事実です。
 手許はラン・ラン/ゲルギエフ盤の1枚だけ出したが、色々調べていくと、腕に自信のある、演奏家による、多くのアルバムが出ています。プロの推すアルバムを下の表に示しておきます。

①今日のお勧め曲
日時(date) 8-Jun-17
ジャンル(Genre) Classic
音源(sound source) CD
作曲者(composer) Rachmaninoff
分類(Classification) 協奏キョウソウキョク
曲名(Song Title) Rhapsody on a Theme of Paganini, Op 43
演奏者(Performer) Lang Lang
指揮者(conductors) Valery Gergiev
楽団(Orchestra) Mariinsky Theater Orchestra
専門家推薦盤(Expert recommendation ) Rachmaninoff - Rhapsody on a Theme of Paganini, Op. 43 - YouTube  Ashkenazy .André Previn
S Rachmaninov – Rhapsody on a Theme of Paganini, Op 43 Arthu  Fritz Reiner, Arthur Rubinstein
Mikhail Pletnev plays Rachmaninoff Rhapsody on a Theme of Paganini  Yuri Temirkanov
Rachmaninov Rhapsody on a theme of Paganini op.43 - YouTube Yuja Wang, Piano Claudio Abbado
Rachmaninoff: Rhapsody on a Theme of Paganini, Kapell & Reiner . William Kapell  Fritz Reiner
Rachmaninov Rhapsody on a Theme of Paganini op.43 - YouTube Zoltán Kocsis  Edo de Waar
S. RACHMANINOV Rhapsody on the theme by Paganini, op.43 Mechetina,  symphon
Rachmaninov: Rhapsody on a Theme of Paganini - BBC Proms 2013  Stephen Hough Sakari Oramo
推薦図書(Recommendation book)
クラッシク音楽鑑賞辞典 793
レコ芸名曲名盤500 342
クラッシク不滅の名盤1000 
ピアノ名曲メイキョクメイバン1053
名盤鑑定百科メイバンカンテイヒャッカ協奏キョウソウキョクヘン
コメント このキョク有名ユウメイキョクで、フレーズはオボえがあるが、正式セイシキ名前ナマエはしらなかった。パガニーニの変奏曲ヘンソウキョクわせて24キョクからなるが、18キョク演奏エンソウされることもある。最近サイキン若手ワカテのピアニストの演奏エンソウ数多カズオオくあるが、手許テモトは1マイしかなく、Youtubeにタヨった。録音ロクオンフルいがカペル・ライナーバン絶賛ゼッサンする解説書カイセツショもある。



②ベストCDの解説について
難しい曲を聴くと、評論家のコメントも随分、違いが出てきますので、どのアルバムをベストに選ぶか、選択に悩みます。 プロの音楽評論家は独特の解説表現があり、凡そ日常では使われていない、言い回しが多用されており、形容詞の宝庫の感じがします。SNSの時代となると、人気度が我々、素人の一番の目安になろうかと思います。今回の曲で最もアクセスが多いのはプロの評価にない、最後の Stephen 番で94万回のアクセスがありました。ユ・ジャワンは別のアルバムで好評をえたものもあります。プロの評価と一般の人の好みは異なると言う事でしょう。最近NHKのクラシック番組は実際演奏する、演奏家のコメントを重要視してきた。演奏する前に解説が語られるのは非常にいい。一番いい解説法と思うのは、筆者だけでしょうか。

コメント

このブログの人気の投稿

名作をYoutubeで聴く(29) 山本周五郎&松本清張の作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(30) 藤沢周平&乃南アサの作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(36) 新田次郎作品を聴く