週末のジャズ(第237回)  George Russell

今週のジャズはピアノの「George Russell」を選んでみました。今日のピアニストは、初期のピアニストで、セロニアス・モンク、バド・パウエル、オスカー・ピーターソン等のモダンジャズ誕生の頃の人です。古いと思われますが、筆者はこの頃のジャズが好きで、できる限り、採りあげて、聴いております。この人のアルバムを探すと、手許には2枚もありました。プロの評論家の推すアルバムをYoutubeで検索した結果を下に示します。★印がお勧めアルバムです。当時としては奇抜で、不思議なジャズをお愉しみください。

このブログの演奏家選定の方法を少し、ご説明します。ジャズは凡そ、有名な400人ぐらいのジャズマンが活躍している世界でしょうか、その中でもジャズ・ジャイアントと呼ばれる人は20-30人ぐらいでしょうか。各楽器毎 手許アルバムの枚数が人気の指標と考えています。ジャズ音楽を愉しむのには、まず第一に、必ず、いい指南書を求めて、選曲されることを、お勧めします。かつ、ジャズは御自分の好みを見つけるまで、数多く聴くに限ります。
 ジャズの指南書は総合版と楽器別版がありますが、総合版で推される、演奏者は多くて200人程度で、やはり、楽器別の指南書に頼ることになります。楽器別で出版されているのは、ピアノ、トランペット、サックス、ヴォーカルとなります。その他の楽器のリーダアルバムが少ないから、まず、見当たりません。
 やはり、クラシック音楽と比較しても、限られた、指南書の中での選曲となります。しかも、1980年代以降のお勧めアルバムやヨーロッパアルバム(日本人のアルバム)の紹介は、極端に減ってきています。
 このブログでは意識して、時代別に、ジャズのスタイルの変化を愉しんでいただくために、演奏家を楽器別、新旧、国別に取り混ぜて、選定しています。年末までに300人ほどを目標で進めています。

今週のジャズ

日時 2019・4・12
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 George Russell
生年 1923
楽器分類 ピアノ
Myベストアルバム★ モト At Beethoven Hall
New York N,Y







George Russell - Ezz-thetics




コメント・ウイキペデアホカ アメリカのジャズピアニスト、作曲家、編曲家、そして理論家でした。 彼の著書 『 リディアンクロマティック・コンセプト・オブ・トーナル・オーガニゼーション (1953)』では、ヨーロッパの音楽ではなくジャズを基にしたハーモニーの理論で一般音楽理論に貢献した最初のジャズミュージシャンの一人と考えられている。
生年月日: 1923年6月23日
生まれ: アメリカ合衆国 オハイオ州 シンシナティ
死亡: 2009年7月27日, アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ボスト
推薦スイセン図書トショ モダンジャズのメイエンメイバン イワナミ
カラクチジャズメイバン1001 寺島テラシマ
ジャズCDの名盤メイバン ユウ稲岡イナオカ福島フクシマ
モダンジャズ決定ケッテイバン 岡崎
ジャズピアノ決定盤 佐藤サトウ
ベスト・オブ・ジャズ・ピアノ 小川オガワ
ジャズとびっきりアタラ定番テイバン500+500


「NY,NY」は辛口「寺島」氏が推す、唯一のアルバムです。

視聴回数が多い、少し、変ったジャズで「理論家」のジャズです。

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