週末のジャズ(第335回) Richie Cole

 今週のジャズはアルトサックスの「Richie Cole」を選んで聴いてみました。この人を推す指南書は1冊だけでしたが、小川氏を信じて、聴いてみました。一冊だけのお勧めは避けていますが、さすがにジャズメンが300人を超えてくると、wらないように配慮するのに、データベースをチェックしながら、幾人かのなかから、絞るようになります。一時期、日本でもブームを起こしたサックス奏者です。
 最近は、出来るだけ、若手、1980年代以降という、条件で求めていますが、手許の指南書はいずれも、1960-70年代が中心で、評論家諸氏が、ジャズに、没頭した頃のアルバムが中心となり、現代のスムースジャズやフージョンはまず、登場しません。
 今週の「Richie Cole」もYoutubeの視聴回数と較べて、異なった、アルバムが、評価されています。最近のアルバムは評価が低い様で、ピークは80年代前半までといわれています。70歳を越えて、まだ、頑張っている、サックス奏者です。 ★一つは指南書の推すアルバム、★★はYoutubeの視聴回数の高いアルバムとなっています。ジャズは時代とともに評価も変化する音楽のようです。
 是非、古い年代のアルバムと聴き比べてください。最近の演奏は好みですが、あまり、お勧め出来る演奏ではないようです。(△)

今週のジャズ
日時 2019・11・24
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Richie Cole
生年 1948
楽器分類 アルトサックス
Myベストアルバム★
Youtubeの検索結果 ★★
★★
★★
★★



Richie Cole 'Hollywood Madness'






コメント・ウイキペデア他(訳文) リッチー・コール (1948年2月29日生まれ)は、アメリカのジャズサックス奏者、作曲家、アレンジャーです。10歳のときにアルトサックスを演奏し始めました。 コールは、 ダウンビート誌からボストンのバークリー音楽学校への奨学金を獲得しました。 ライオネル・ハンプトンのビッグ・バンドとドク・セベリンセンのビッグ・バンドと仕事をした後、彼は自身のクインテットを作り、世界中をツアーし、1970年代から80年代初頭にビバップと彼自身の「アルト狂気」スタイルを広めました。 彼は1990年代にアルトマッドネスオーケストラを結成しました。
1948年2月29日(71歳)
トレントン 、ニュージャージー、米国
推薦図書 ダン・ジャズの名演名盤 岩浪
辛口ジャズ名盤1001 寺島 
ジャズCDの名盤 悠・稲岡 
モダンジャズ決定盤 岡崎 
読んでから聴く厳選ジャズ名盤 小川 
ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤 鎌田他 
ジャズとびっきり新定番500+500 Moonks
200CD21世紀へのジャズ 村井他
ジャズマンが愛するジャズ名盤100 小川 
厳選500ジャズ喫茶の名盤 後藤 
JAZZ最高の愉しみ方 寺島 
JAZZはこの1曲から聴け 寺島
ジャズ・サックス決定盤 小川 ★
大人のジャズ再入門 中山

「Richie Cole 'Hollywood Madness」です。
小川氏一推しのアルバムが見つかりました。

「ミックスリスト - Richie Cole」です。
演奏の変化が愉しめます。

「Richie Cole With The Beegie Adair Trio」です。
燻銀の渋い演奏はいかがでしょうか

コメント

このブログの人気の投稿

名作をYoutubeで聴く(29) 山本周五郎&松本清張の作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(30) 藤沢周平&乃南アサの作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(36) 新田次郎作品を聴く