続自由時間のクラシック(55)CRISPIAN STEELE PERKINS

 今日の続自由時間のクラシックは珍しいナチュラルトランペットの「CRISPIAN STEELE PERKINS」を選んで、聞いてみることにしました。先日、NHK-BSで珍しくトランペットソロの演奏があり、すっかり、聴きいってしまいましたので、このブログでも古楽のナチュラルトランペットを採り上げることにしました。
 クラシックのトランペットといえば、「Maurice Andre」が有名です。今日の「CRISPIAN STEELE PERKINS」はまるで、学者のような方で、長年、この分野の研究をされ、ナチュラルトランペットの第1人者といわれています。
 残念ながら、まとまった、フルアルバムはYoutbeで公開されていません、短い曲ですが、この珍しい演奏を聴くことができます。根本的には、唇の操作だけで、高音を調律する演奏方法で、現代のピストン操作より、職人業を要求されるようです。
 何人か、この分野の達人がいるようで、Webでも公開されています。今日は、Youtubeで探せる、範囲のアルバムだけに、限定しましたが、市販でもいくつか、あるようです。興味をもたれたら、ぜひ探索して、お試しください。参考までに、「Maurice Andre」のまとまったアルバムを追加しておきましたので、こちらもお愉しみください。

今日のお勧め曲
日時 2019・11・05
ジャンル 古楽
音源 Youtube
演奏者 Steele-Perkins
演奏者カナ スティール=パーキンス
読み ギョウ
国名 イギリス
生年 1974
楽器分類 管楽器カンガッキ
楽器記号 Tp(ナチュラルトランペット)
演奏楽団・合唱団
手許アルバム数
Youtube検索 ミックスリスト - クリスピアン・スティール=パーキンス
人気の曲 - クリスピアン・スティール=パーキンス



バッハ:カンタータ第140/147番










Let The Bright Seraphim
サン





サン
コメント・ウイキペデア他(訳文)
Crispian Steele-Perkinsは、国際的に高く評価されているクラシックトランペッターで、コプソーン準備学校、マールボロ大学、ギルドホール音楽学校で教育を受けました。1900年より前の100種類以上の機械化された「自然な」トランペットのコレクションを使用して、バロックパフォーマンスに明るくクリアなサウンドをもたらしました。 2004年、スティールパーキンスは、初期のブラス音楽の分野への重要かつ生涯にわたる貢献して、賞をえています。
生年月日: 1944年12月18日 (年齢 74歳)
生まれ: イギリス エクセター
推薦図書 レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6★
レコード芸術 バロックリヴァイヴァル 2005・10★
バロック名曲名盤100 皆川 
200CD古楽への招待  立風書房 ★
古楽CD100ガイド 国書刊行会 
200CD協奏曲 立風書房
クラシック不滅の名盤1000 音楽史
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8
レコード芸術 バッハ・オルタナテイヴ 2011・11
作曲家・楽器他補足事項(ウキペデアより) ナチュラルトランペットとは
バロックトランペットは金管楽器の楽器です。 20世紀半ばに発明され、16〜18世紀の自然なトランペットに基づいていますが、現代のパフォーマーが当時の音楽を演奏するときに以前の楽器を模倣できるように設計されています。16世紀から19世紀にかけて(音楽史的にはバロック時代から古典派にかけて)ヨーロッパで使われていたトランペットは、現代のものとは大きく異なっていました。マウスピースで唇の振動を音に変え、それをある一定の長さを持つ管で一定の音程にし、朝顔部分で音量を拡大する という発声の原理は同じものの、管の長さや音の高低を変える機能は異なっており、別の楽器ととらえた方がいいかもしれません。
当時の演奏者は特殊な訓練により唇だけで音程を生み出し自由にあやつる名人芸を身に付け、超人的な演奏をすることによりトランペットの黄金期を創りあげました。この頃のトランペットは無弁トランペット(ナチュラル・トランペット)でした。
「ミックスリスト - クリスピアン・スティール=パーキンス」です。
先ず、この楽器の演奏と音色をお試しください。

「 Trumpet Legends」です。3分割されていますが、お勧めです。
「 Vivaldi, Loeillet, Telemann, Krebs」です。
現代の巨匠「Maurice Andre」のバロック特集です。是非トライください。

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