週末のジャズ(第338回) Richard Bona

 今週のジャズはベース&ヴォーカルの「Richard Bona」を選んでみました。フージョン系でご存知のない方も多いようですが、ジャコ・パストリアスの再来といわれている、実力者です。アルバム視聴者数も驚異的な数字で、ジャズ界でも、珍しいベーシストでしょう。1967年生まれですから、52歳、油の乗り切った年代でしょうか、世界各地のジャズフェステヴァルで、活躍中で、わが国にも何度かきているようです。ジャズベーシストは低音のアシストでも重要な役割で、多くのジャズメンがいます。リーダーは意外に少なく、このブログでも、彼で19人目になります。
 ジャコ・パストリアスが登場したときには、奇人、変人、天才と称されたようですが、この人の場合は如何でしょうか。創造性のある、音が各地で受け入れられており、天才の部類に入るのでしょうか。
 手許のジャズ指南書にはどなたも推していません。しかし、アフリカ人の音を受け入れる、ジャズファンも多いようです。通り過ぎるつもりでしたが、ベーシストのロンカータとの違いを見ておきたいので、あえて、選んでみました。好みが違う場合は、飛ばしても、いいですが、100万回を超える、視聴回数の実力を、是非、いくつか、お試し下さい。

今週のジャズ
日時 2019・12・01
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Richard Bona
生年 1967
楽器分類 ベース
Myベストアルバム★
Youtubeの検索結果 ★★

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コメント・ウイキペデア他(訳文) リチャード・ボナ は、西アフリカ・カメルーン出身のジャズ・フュージョン・ベーシスト。その才能から「ジャコ・パストリアスの再来」と言われている。パット・メセニー・グループに加わり、アルバム『スピーキング・オブ・ナウ』に参加しワールド・ツアーにも同行。2003年にヴァーヴ・レコードに移籍、アルバム『ムニア - ザ・テイル』を発表、同年に渡辺香津美、オラシオ・エルナンデスとトリオを組み『Mo'Bop』を発表、翌年に『Mo'Bop II』を発表した。マイク・スターンや渡辺貞夫のツアーでも度々来日している。
生年月日: 1967年10月28日 (年齢 52歳)
生まれ: カメルーン マンタ
推薦図書 モダン・ジャズの名演名盤 岩浪 
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「Richard Bona Jazz TM Festival 2013」です。
驚異的な視聴回数を誇るアルバムです。

「WDR BIG BAND feat. Richard Bona - Full Concert」です。
こちらも、是非、お試しください。

「BEST OF RICHARD BONA」です。
彼の演奏スタイルはこちらでいかがでしょうか。


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