自由時間のクラシック(第114回)Bartók(7)

 今日の自由時間のクラシックはバルトークの「二台のピアノ、打楽器のためのソナタ」と「二台のピアノ、打楽器管弦のための協奏曲」を選んでみました。この2曲は宮城谷氏の解説書より見つけました。ソナタ曲が元にあり、バルトーク自身が、管弦楽用に編曲したそうです。
 時期的にはソナタ曲は移住前、協奏曲はアメリカへ移住後(?)だそうですが、この協奏曲の初演はバルトーク夫妻の演奏とあります。バルトークはピアノの教授をするほどの人ですが、夫妻揃って、演奏会で演奏を出来る、ピアノの実力のあるの夫婦だそうでした。
 ソナタ曲の方を最初にお聴きになると、ピアノはまるで、打楽器の一部としての扱いされている、不思議な曲です。協奏曲のほうはソナタ原曲にオーケストラが入るため、幾分、まろやかでしょうか。ピアノパートは原曲のままです。少しマニュアックな曲ですが、一度、お試しください。どちらも30分ほどの曲でした。
 とても、手許にはなく、全面、Youtubeのお世話になり、いくつかアルバムが、検索できました。

今日のお勧め曲


日時(date) 13-Sep-18
ジャンル(Genre)
音源(sound source) Youtube
作曲者(composer) Bartók
分類(Classification) 協奏曲キョウソウキョク
曲名(Song Title) 二台ニダイのピアノ打楽器ダガッキのためのソナタSz110,113
演奏者(Performer)
指揮者(conductors)
楽団(Orchestra)
Bartók: Sonata for two Pianos and Percussion - Jenő Jandó, Ilona Prunyi, János Antal, Zoltán Varga
専門家推薦盤(Expert recommendation ) Bela Bartok - Sonata for Two Pianos and Percussion, Sz. 110, BB 115 (1937) [Score-Video]
Bartók Sonata two pianos and percussion - Vasili Petrenko

Bartók: Sonata for two Pianos and Percussion - Jenő Jandó, Ilona Prunyi, János Antal, Zoltán Varga
二台ニダイのピアノ打楽器ダガッキ管弦カンゲンガクのための協奏曲キョウソウキョクSz115
Bela Bartok - Concerto for two pianos, percussion and orchestra sz.115
Béla Bartók - Concerto for Two Pianos, Percussion, Orchestra
Bela Bartok: Sonata for Two Pianos and Percussion - La Jolla Music Society's SummerFest
Bela Bartok - Concerto for two pianos, percussion and orchestra sz.115
Béla Bartók, Concerto for two pianos, percussion and orchestra (Full)

推薦図書(Recommendation book) クラシック音楽鑑賞辞典 629-634
レコ芸500NA
クラシック私だけの名曲1001 宮城ミヤギタニ
クラシックメイバン大全タイゼン管弦カンゲンガクキョクヘン
ピアノメイキョクメイバン1053
コメントウキペデア他より 《2台ピアノと打楽器のためのソナタ》(1937年)を、バルトーク自身が1940年にオーケストラ版へと編曲したものである。1940年のアメリカ移住を目前にしたヨーロッパにおける最後の栄光期にもなった。この協奏曲版は1943年にシカゴでようやくアメリカでの初演を迎え(ヨーロッパ初演は1942年)、フリッツ・ライナー Fritz Reiner(1888~1963)の指揮とバルトーク夫妻によるピアノで披露されたが、それがバルトークの生涯最後の公的演奏の機会となった
Bartókその他お勧め曲
二台ニダイ
のピアノ打楽器ダガッキのためのソナタSz110
今回コンカイ
二台ニダイのピアノ打楽器ダガッキ管弦カンゲンガクのための協奏曲キョウソウキョクSz115 今回コンカイ
伴奏バンソウヴァイオリンソナタ
ヴィオラ協奏キョウソウキョク
ミクロコスモスSz107
パガテル Op6 Sz38
ムッつのルーマニアミンゾク舞曲ブキョクSz56


2台ピアノとパーカションのソナタ
演奏も画面も素晴らしいと思います。

ソナタ曲に管弦楽が入る珍しい演奏スタイル
管弦楽がくっわり、こちらの方がまろやかな雰囲気
昨日、久しぶりに、京都へ公開講座を拝聴にいった。いつもは、2-3箇所の寺社を訪れて、講義に出るのですが、生憎、雨模様で、あきらめた、しかし、四条付近はまるで、外国にいるように、外人が多いのにはおどろかされる。電車の車窓から見る限り、台風の被害は少ないようで、何より

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