続自由時間のクラシック(8)Andreas Staier

 今日の続自由時間のクラシックはフォルテピアノの演奏家「Andreas Staier」の作品を掘り下げて、選んでみました。フォルテピアノは現代のモダンピアノと区別され、メーカーの数だけ、フォルテピアノの台数があったようで、現代はモダン楽器のピアノの音量・構造は大手メーカに絞られていったとある。
 名器といわれる、フォルテピアノの所在は、最近では、博物館や個人で保管されている状態で、演奏家も制限を受けている状況です。レプリカも世の中に出てきた時代ですが、この楽器が現代のモダン楽器と異なる点がここにあります。
 演奏家数もモダン楽器と較べて、非常に少なく、中でも、有名な演奏家は10人程度でしょうか。極端に音域の広い曲でない限り、カヴァーできるようで、バロック音楽はもちろん、古典派、ロマン派の一部の作品まで、演奏されてきている。
 手許には、Andreas Staierのアルバムは14枚もありました。Youtubeで検索して、手軽に聴くことの出来るアルバムを整理してみました。まだまだ有りますので、是非、追加、検索して、お愉しみください。
 現代ピアノにはない、地味な音色ですが、自然体で聴ける、フォルテピアノの魅力にはまってください。先ず、手許にあった「Domenico Scarlatti: Sonatas」を聴きながら、ブログをまとめました、今日も暑いようですが、クーラーの効いた部屋で、穏やかフォルテピアノの演奏で至福の時間をお愉しみください。フォルテピアノで聴くモーツアルトもいいもので、お勧めです。

今日のお勧め曲

日時 2019・8・08
ジャンル 古楽
音源 Youtube
演奏者 Andreas Staier
演奏者カナ アンドレアス・シュタイアー
読み ギョウ
国名 ドイツ
生年 1955
楽器分類 フォルテピアノ・チェンバロ
楽器記号 fp
演奏楽団・合唱団 コンチェルト・ケルンやフライブルク・バロックオーケストラ、ベルリン古楽アカデミー、ホカ
手許アルバム数 14マイ
Youtube検索より














































コメント・ウイキペデア他 アンドレアス・シュタイアーは、ゲッティンゲン出身のドイツのチェンバロ奏者・フォルテピアノ奏者。 ハノーファー音楽大学にてクルト・バウアーとエリカ・ハーゼにピアノを、ラヨシュ・ロヴァトカイにチェンバロを師事。卒業後にアムステルダムでトン・コープマンにも師事する。 1983年から1986年まで、ムジカ・アンティクヮ・ケルンの一員として室内楽演奏に勤しむ。1986年からレ・ザデューの客演フォルテピアノ奏者として、室内楽演奏やリートの伴奏者として活躍を始める。独奏者として、コンチェルト・ケルンやフライブルク・バロックオーケストラ、ベルリン古楽アカデミー、パリ・シャンゼリゼ管弦楽団といった古楽器オーケストラのほか、クリストフ・プレガルディエン、アンナー・ビルスマ、ファビオ・ビオンディらと共演を続けている。録音数は数多く、バロック音楽から、初期ロマン派音楽に至るまでのチェンバロ曲やピアノ曲(いずれも協奏曲を含む)、室内楽曲、歌曲の録音がある。
生年月日: 1955年9月13日 (年齢 63歳)
生まれ: ドイツ ゲッティンゲン
推薦図書 レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6
レコード芸術 新名曲探訪120 2014・10
バロック名曲名盤100 皆川 ★
200CD古楽への招待  立風書房 ★
古楽CD100ガイド 国書刊行会
200CD管楽器の名曲・名盤 立風書房
200CD協奏曲 立風書房
クラシック不滅の名盤1000 音楽史
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8
バロック音楽 皆川
演奏家・楽器他補足事項

フォルテピアノは18世紀から19世紀前半の様式のピアノを、20世紀以降のピアノと区別する際に用いられる呼称である 。これに対して現代のピアノを特に指す場合はモダンピアノという呼称が用いられる。フォルテピアノは革で覆われたハンマーをもち、チェンバロに近い細い弦が張られている。ケースはモダンピアノよりかなり軽く、金属のフレームや支柱はモダンピアノに近づいた後期の物を除いては使用されていない。アクション、ハンマーはともに軽く、モダンピアノよりも軽いタッチで持ち上がり、優れた楽器では反応が極めてよい。音域は、発明当初はおよそ4オクターヴであり、徐々に拡大した。モーツァルト(1756–1791)の作曲したピアノ曲は、約5オクターヴの楽器のために書かれている。ベートーベン(1770–1827)のピアノ曲は、当時の音域の漸増を反映しており、最末期のピアノ曲は約6オクターヴの楽器のために書かれている。モダンピアノと似たペダル機構はフォルテピアノの発明当初より存在したが、足ペダルではなくハンドレバーや膝レバーを備えた楽器もある。


「Goldberg Variations BWV 988」
最初はJSバッハでいかがでしょうか

「 Piano Concerto No. 27 K. 595」
古典派のモーツアルトのピアノソナタ曲はいかがでしょうか
時代的には、こんな感じだったのでしょう・
「Andreas Staier」好みの演奏家で14枚も揃っていました。

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