続自由時間のクラシック(12)Hopkinson Smith

今日の続自由時間のクラシックは古楽で、有名なリュート奏者の「Hopkinson Smith」を選んで聴いてみることにしました。余りなじみのない楽器ですが、ギターと異なり、時代と地域によって、形状が異なりますが、弦の数も多く、非常に音域の広い通奏低音の楽器で、ネックを持つ大型楽器です。いくつか種類もあるようです。16-17世紀にたいそう好まれた楽器の一つです。ここでは、ルネッサンスリュート
曲について、最も代表的な演奏家である。「Hopkinson Smith」のアルバムをYoutubeで検索してみた。

Hopkinson Smith」はサヴァール、トンコープマンなど多くの古楽演奏家と共演していたが、ソロ活動を開始してから、JSバッハを始め、名作を数多く残している。
今日はその中でも、視聴回数の多いフルアルバム、短い曲も含めて、できるだけ数多く検索してみた。バロック音楽の作曲家(ヴァイス、ダウランド)の中にはこのリュート作品集を残していますが、「Hopkinson Smith」の手掛けていない作品もあるようです。特にダウランドのリュート曲集は歴史的名盤があります。
機会をみて、「Hopkinson Smith」以外のリュート奏者を採り上げてみたいと思います。今日のアルバムで、是非、試していただきたい作品に★印をつけておきました。ギターではとてもカバーできない音色が愉しめます。

今日のお勧め曲
日時 2019・8・21
ジャンル 古楽
音源 Youtube
演奏者 Hopkinson Smith
演奏者カナ ホプキンソン・スミス
読み ハ行
国名 スイス(アメリカ)
生年 1948
楽器分類 弦楽器
楽器記号 lute
演奏楽団・合唱団 エスペリオンXX ~ソロ活動
手許アルバム数
Youtube検索より Hopkinson Smith plays J.H.Kapsberger - Libro Primo d'Intavolatura di Lauto J. S. Bach - Sonatas & Partitas For Lute
Hopkinson Smith, Weiss, Suonata en fa dièse mineur Hopkinson Smith - Francesco da Milano - Il Divino
Hopkinson Smith "Pierre Attaingnant" Luys de Narvaez
Gaspar Sanz - "Instrucción de música sobre la guitarra española" - Hopkinson Smith Weiss "Pieces de Luth" (Hopkinson Smith)
G.G.KAPSBERGER - Toccatas ( Hopkinson Smith ) Hopkinson Smith
Hopkinson Smith
Hopkinson Smith, guitare baroque - Gaspar Sanz : Canarios    バロックギター演奏作品






















コメント・ウイキペデア他 ホプキンソン・スミスは、アメリカ・ニューヨーク生まれスイス・バーゼル在住のルネサンス・バロックリュート奏者、ルネサンス・バロックギター奏者、テオルボ奏者、ビウエラ奏者。バーゼル・スコラ・カントルム教授.1970年代中頃、ジョルディ・サバールらと共に古楽アンサンブル、エスペリオンXXを設立、十年間活動を続けた。1980年代中頃より、ソロ活動に重点を移し、これまでに20以上ものソロ・レコーディングを行っている。古楽器における様々な撥弦楽器を弾きこなし、そのレパートリーは、ビウエラ、ルネサンスリュート、テオルボ、ルネサンスギター、バロックギター、バロックリュートなど、非常に幅広い。
生年月日: 1946年12月7日 (年齢 72歳)
生まれ: アメリカ合衆国 ニューヨーク州
推薦図書 レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6
レコード芸術 新名曲探訪120 2014・10
バロック名曲名盤100 皆川 ★
200CD古楽への招待  立風書房 ★
古楽CD100ガイド 国書刊行会 ★
200CD管楽器の名曲・名盤 立風書房
200CD協奏曲 立風書房
クラシック不滅の名盤1000 音楽史
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8
バロック音楽 皆川
演奏家・楽器他補足事項 2001年6月に初来日してバロックリュートを弾き、以降、何度か日本においてもリサイタルを行っている。後進の教育にも熱を注ぎ、バーゼル・スコラ・カントルムの教授として、エドゥアルド・エグエスやエディン・カラマーゾフ、ヴァンサン・デュメストルらを始めとする多数の著名なリュート奏者を輩出している。
リユートの構造
リュート材質は通常木製である。ルネサンス期に作られたいわゆるルネサンスリュートで代表することができる。それ以後のリュート族の楽器はルネサンスリュートを改良・改造したものであるので、ルネサンスリュートと多くの特徴を共有している。ボディーは、「洋梨を半分に切ったような」形状と表現されることが多く、背面が丸く湾曲しているのが特徴。前面の表面板はクラシックギターのそれ(2.5mm前後)よりかなり薄い(1.5mm前後)ものが多い。表面板にはギターのサウンドホールに相当する穴があるが、これはギターのようにただぽっかりと空いているのではなく、通常唐草模様や幾何学模様などの図案が表面板に透かし彫りされており、これをローズ(rose,バラの意)あるいはロゼッタ(rosetta)と呼ぶ。中世からルネサンス初期のものにはローズが表面板とは別にはめ込まれているものもあり、大型の楽器では複数のローズをもつこともある。
「J. S. Bach - Sonatas & Partitas 」は
150万回を超える視聴回数を得たアルバムです。

「Weiss "Pieces de Luth"」のリュート曲も演奏しています。

「 Chaconne de Bach」リュートの形はこんな形状です。
さらに、大型のリュートもあるようです。

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