続自由時間のクラシック〔626〕現代の名指揮者Christian Thielemannを聴く

- 5月 03, 2022

今日の続自由時間のクラシックは現代を代表する名指揮者で、カラヤンの再来と評価の高い「Christian Thielemann」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。昨日のマリナーも膨大なアルバムを残していますが、現在、６０歳ぐらいの「Christian Thielemann」はさらに、彼をはるかに上回る、名演奏を残してくれそうです。

　指南書のレコ芸５００（２０１７）では１３点ほど推されていましたが、今後発売される予定の２０２２年版ではどのくらいのアルバムが推されるだろうか、興味のあるところです。ベルリンフイルの音楽監督に就任しなかったことは不思議ですが、ドイツを中心に欧米の名だたるオーケストラの客演をこなされています。

　手許は１５年ほど前に図書館で借りた古いアルバムが１０点ほどありますが、今日はＹｏｕｔｕｂｅで出来るだけ数多く検索することにします。指南書の推すアルバムはドイツ音楽の本流、ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー、Ｒ・シュトラウスが中心となっています。

　Ｙｏｕｔｕｂｅで検索してみると、著作権の制約上、いくつかの演奏が、短いデモ動画（ベルリンフイルでの指揮）で投稿されていますが、非常に多くのアルバムが視聴可能です。オペラ作品も数多くありますが、字幕付が殆どない様で、将来、ＡＩの発達で同時翻訳が出来る時代が来るはずですので、整理して残しておくことにします。まだまだ、不十分で、追加検索が可能ですが、検索結果を下に示します。　指南書の推すアルバムはほぼ、揃います。久しぶりにベートーヴェンの交響曲を聴いてみようかと思わせます。

「人となり」をいくつかピックアップしますと、「ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンでヴィオラとピアノを学ぶ。指揮と作曲を個人レッスンで学び、ハインリヒ・ホルライザーのもとベルリン・ドイツ・オペラでレペティートルを務めた。ヘルベルト・フォン・カラヤンの助手としても働いた。1991年にアメリカのメトロポリタンオペラでデビュー。シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者、ザルツブルク・イースター・フェスティバルの芸術監督を務めている。2003年にドイツ連邦共和国功労勲章を授与され、2011年に英国王立音楽アカデミーの名誉メンバーに選出された。」とあり、指揮は個人レッスンだそうです。

　また「2004年から2011年までミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督を務める。2012年夏、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団の首席指揮者に就任する。」ともありました。ドイツの人たちにとって、ベルリンフルと同等にミュンヘン・フィルやドレスデン国立歌劇場管は重要な音楽集団でしょう。

　また「ティーレマンのドイツ・ロマン派音楽の解釈は、オペラであれコンサートであれ、模範的なものと世界中でみなされている。」といわれています。最近の活躍は公式ＨＰが詳しいので、御一読ください。

　今日は手許の「ワーグナー管弦楽曲集」を聴きながら、ブログを纏め、膨大な検索リストから「Strauss: „Der Rosenkavalier」、「Wagner - DER FLIEGENDE HOLLÄNDER」、「Brahms - Piano Concerto No. 1」、「ブルックナー交響曲７番」と「Beethoven: Symphony no. 7」の５点に厳選して聴いてみることにします。積み残した名アルバムは後日、じっくり、時間をかけて愉しむことにします。数年後、どのくらい増えているか愉しみな指揮者のひとりです。

今日のお勧め曲

公開日　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022/5/3

演奏家名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Christian Thielemann

読み　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　クリスティアン・ティーレマン

音源　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

出生地：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西ベルリン

生年　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1959年4月

死亡：　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー

分類　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　指揮者

知名度　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名指揮者

レコ芸５００（２０１７）　の推薦アルバム抜粋

・ベートーヴェン　交響曲１－９番

・ブラームス交響曲１番　ピアノ協奏曲１、２番

・ブルックナー交響曲５番

・シューマン交響曲１番

・Ｒ・シュトラウス　アルプス交響曲、、楽劇　薔薇の騎士

・ワーグナー　楽劇　ワルキューレ　パルジファル

・レコ芸５００（２０１７）では１３点推薦

人となりウキペデア他よりベルリンの音楽愛好家の家庭に生まれる。1978年、ベルリン・ドイツ・オペラのコレペティトゥーアとしてプロの音楽家人生を歩み始める。ゲルゼンキルヒェン、カールスルーエ、ハノーファーで経験を積んだ後、1985年にデュッセルドルフ・ライン・ドイツ・オペラの第一カペルマイスターとなる。3年後にニュルンベルクでドイツ最年少の音楽監督となったティーレマンは1997年にベルリン・ドイツ・オペラに戻り、音楽監督を7年間務めた。

推薦図書

・レコ芸５００　２０１７◎

・クラシック不滅の巨匠１００　２００８　

・クラシック不滅の名盤２００７

・名盤鑑定百科各篇　吉井

・私だけのクラシック１００１　宮城谷

・２００ＣＤ指揮者とオーケストラ　

・私だけのクラシック１００１　宮城谷

手許ＣＤ（１２）詳細下記

Youtube検索結果より　（検索する際は指揮者名も同時入力ください。）

視聴回数の多い短い曲抜粋

・ Abendsegen - Thielemann, Banse, Kulman

・ Richard Wagner / Die Meistersinger Von Nürnberg - Vorspiel zum 1 - Aufzug

・ Wagner - Tristan und Isolde - Thielemann - 1 - Vorspiel

・ Pfitzner: Palestrina - Musical legend in three acts - Prelude to Act I. Ruhig (Andante)

・ Strauss: „Der Rosenkavalier", Christian Thielemann /

　　　　　 Münchner Philharmoniker　(薔薇の騎士）★★　（全編　３０シーン）

Wagner　★★★

・ Wagner - Parsifal (Christian Thielemann)

・ Richard Wagner - DER FLIEGENDE HOLLÄNDER　日本語字幕可能　★★

・ Wagner: "Die Walküre", Act 1 - Thielemann (Bayreuth 2007)

Wagner: "Die Walküre", Act 2 - Thielemann (Bayreuth 2007)

・ Die Meistersinger von Nürnberg I maestri cantori di Norimberga

　　　　　 R. Wagner 2008 sub ita Atti 1 -2

・ Wagner: "Götterdämmerung", Prologue and Act 1 - Thielemann (Bayreuth 2007)

・ Wagner: "Das Rheingold" - Thielemann (Bayreuth 2007)

・ Wagner: The Flying Dutchman

・ Wagner - Tristan und Isolde (Christian Thielemann)

・ Lohengrinbayreuth2019thielemann

・ Tristanundisoldebayreuth2019thielemann

・ Richard Wagner: Ein deutsches Drama

・ Gala en direct de Bayreuth pour le 200e Anniversaire de la Naissance

　　　　　de Richard Wagner

・ Thannhäuser Overtüre / Wagner/Thielemann

Brahms　★★★

・ Johannes Brahms - Piano Concerto No. 1 in D minor, Op. 15 - Maurizio Pollini　★★

・ Brahms “Symphony No. 2” (Christian Thielemann ・

　　　　　Sächsische Staatskapelle Dresden)

・ Christian Thielemann conducts Brahms - The Symphonies

・ Brahms: Piano Concerto No. 1, Op. 15 / Maurizio Pollini; Christian

　　　　　Thielemann: SKD (2011.6.12)

・ Brahms: Academic Festival Overture, Op. 80 (Live At Semperoper, Dresden / 2013)

Bruckner★★★　

・ Symphony No. 1 in C Minor, WAB 101: I. Allegro (Live)

・ 2021ザルツブルク音楽祭ブルックナー交響曲７番ティーレマン / 2021　★★

・ Bruckner: Symphonien Nr. 4 & Nr. 7, Christian Thielemann / Münchner Philharmoniker

・ Symphony No. 8 in C Minor, WAB 108

・ WIR SPIELEN FÜR ÖSTERREICH - Christian Thielemann (Musikverein Wien, 2020)

・ Thielemann dirigiert Bruckner im Oktober 2019 mit den Wiener Philharmonikern

Beethoven　★★★

・ Beethoven: Symphony no. 1 in C major, op. 21 | Christian Thielemann

・ Beethoven: Symphony no. 2 in D major, op. 36 | Christian Thielemann

・ Beethoven: Symphony no. 3 in E♭ major, op. 55 | Christian Thielemann

・ Beethoven: Symphony no. 4 in B♭ major, op. 60 | Christian Thielemann

・ Beethoven: Symphony no. 5 in C Minor, op. 67 | Christian Thielemann

・ Beethoven: Symphony no. 6 in F major, op. 68 | Christian Thielemann

・ Beethoven: Symphony no. 7 in A major, op. 92 | Christian Thielemann　★★

・ Beethoven: Symphony No. 8 in F major, op. 93 | Christian Thielemann

・ Beethoven: Symphony no. 9 in D minor, op. 125 | Christian Thielemann

・ Beethoven: Missa solemnis in D major, op. 123 | Christian Thielemann

その他　★★★

・ R.Strauss : An Alpine Symphony (C.Thielemann / MPO)★★★

・ Thielemann dirigiert und kommentiert Richard Straussʼ „Ein Heldenleben“

・ R.シュトラウス:アルプス交響曲、他

・ Neujahrskonzert 2019 unter Christian Thielemann | Wiener Philharmoniker★★★　

・ Thielemann Schumann 1 & 4　★★★

・ Giuseppe Verdis: Aida [Katharina Thalbach, Christian Thielemann] (D 2022)

・ミックスリスト - クリスティアン・ティーレマン　★★★

指揮者追加情報　　ティーレマンは2013年からザルツブルク・イースター音楽祭の芸術監督に就任し、同音楽祭のオーケストラとなるドレスデン国立歌劇場管弦楽団を指揮する。2011年10月、ロンドンの王立音楽院の名誉会員の資格を授与された。また同月、ワイマール・リスト音楽院から名誉博士号を授与された。ウィーン・フィル共演で録音したベートーヴェンの交響曲全集は、2010年秋にDVD、2011年にCDでリリースされた。

公式ＨＰ https://www.japanarts.co.jp/artist/christianthielemann/