続自由時間のクラシック〔629〕現代の名ＶｎニストのThomas Zehetmairを聴く

 今日の続自由時間のクラシックはオーストリア出身の有名Ｖｎニストの「Thomas Zehetmair」のアルバムをいくつか聴いてみることにします。１０年ほど前から、ＮＨＫのＢＳ放送のクラシック番組を録画し（時々予約を忘れます。）、ハードデスクに格納して、時間を見つけて、眺める様にしています。たまたま、今日の｢Thomas Zehetmair｣が演奏する番組（２０１４年、パガニーニ奇想曲）を見ましたので、まだ、ブログで紹介していない様で、急遽、採りあげることにしました。最近は指揮者としても活躍されておられます。若い頃は鬼才として、評判の演奏者でしたが、どうでしょうか

　今日の「Thomas Zehetmair」はレコ芸５００でも１０点も推薦されており、現代を代表する、有名Ｖｎニストの一人といえます。古典派音楽やロマン派音楽のレパートリーの演奏だけでなく、現代音楽の解釈にも活動の重点を置いている。レパートリーの広い演奏家です。手許には７点ほどしかありませんので、この際、Ｙｏｕｔｕｂｅで検索して、リストの充実を図ることとします。

　検索結果は下の表の通りとなりました。残念ながら、いくつか、指南書の推すアルバムは見つかりませんでした。レコ芸では１点だけの指揮作品が推されていましたが、最近では弾き振りもふくめて、多くの指揮作品が投稿されています。　現在、６０歳ぐらいですので、益々、多くの演奏と録音がされることが期待できる、今後も注目の演奏家でしょうか。

「人となり」をいくつかピックアップしますと「同世代の中でも傑出したヴァイオリン奏者の一人。ソリスト、室内楽奏者として、また近年は指揮者としても、聴衆や批評家から高い支持を得ている。ソリストとして世界の主要なオーケストラに招かれ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヨーロッパ室内管弦楽団、NHK交響楽団、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団等と、バレンボイム、ブロムシュテット、ブリュッヘン、フォン・ドホナーニ、アーノンクール、ホリガー、ノリントン、ラトル、サロネンら著名な指揮者のもと共演している。」とありました。

　また「1994年に自身の名前を冠したツェートマイアー四重奏楽団を設立。ソリスト、四重奏団の両方で録音をリリースしている。近年は指揮者としての活躍が目覚ましくロイヤル・ノーザン・シンフォニア)の音楽監督と主任指揮者に就任。2010年にはミネソタのセントポール室内管弦楽団の芸術パートナーの契約を結んだ」ともありました。経歴や演奏楽団の詳細はウキペデア、公演会社ＨＰが詳しいので、一読ください。

　今日は検索できなっかった、手許にある、｢イザイ　無伴奏Ｖｎソナタ｣の曲を聴きながら、ブログを纏め、比較的、聴く機会の少ないアルバムから、「J.S. Bach: Violin Concertos」、「Bartók: Violin Concertos」、「Berg : Violin Concerto」、「Elgar - Violin Concerto」と「Haydn The Seven Last Words」、の５点を選んで聴いてみることにします。現代曲に加え、ベートーヴェンのＶｎ協奏曲、交響曲もいくつかあります。また、モーツアルトの作品もいくつか聴けます。時間の許す限りお試しください。

今日のお勧め曲

公開日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2022/5/6

演奏家名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Thomas Zehetmair

読み 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トマス・ツェートマイアー

音源 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

出生地： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　オーストリア ザルツブルク

生年 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1961年11月

死亡： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ー

分類 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　弦楽器奏者・指揮者

知名度 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　名Ｖｎニスト

レコ芸５００　＆ヴァイオリン・チェロの名曲・名演奏推薦曲

・ バルトーク　Ｖｎ協奏曲２番

・ ベートヴェン　ピアノ，Ｖｎ、Ｖｃのための三重協奏曲

・ ベルク　Ｖｎ協奏曲

・ フォーレ　ペレアスとメリザンド　指揮作品

・ メンデルスゾーン　交響曲５番　宗教改革

・ モーツアルト　Ｖｎ協奏曲３、５番

・ パガニーニ　カプリース　奇想曲　全曲

・ シューベルト　ピアノ五重奏曲　ます

・ イザイ　無伴奏Ｖｎソナタ

レコ芸５００では１０点推薦

人となりウキペデア他より Thomas Zehetmair (トマス・ツェートマイアー)。オーストリアの男性ヴァイオリニスト。1961年11月23日生まれ。地元ザルツブルク・モーツァルテウム大学に学び、マックス・ロスタルやナタン・ミルシテインらのマスタークラスを履修した。1977年にザルツブルク音楽祭でデビューを果たし、1978年にモーツァルト国際コンクールにて優勝。翌年にはウィーン楽友協会音楽ホールにデビューした。

推薦図書

・ レコ芸５００　２０１７　音楽之友社　（最新版・名曲名盤）◎

・ ２００ＣＤ　ヴァイオリン　立風書房

・ ヴァイオリン・チェロの名曲・名演奏　渡辺◎

・ クラシック不滅の名盤２００７　音楽之友社

・ 名盤鑑定百科　各編　吉井著

・ 私だけのクラシック、宮城谷

手許ＣＤ（７） 詳細は下記参照ください。

Youtube検索結果より　

視聴回数の多い、短い曲抜粋

・ Franz Schubert - Polonaise B flat major, D 580, violin + orchestra

・ Beethoven: 2 romances for violin and orchestra. Zehetmair, Brüggen

・ Thomas Zehetmair, Bach, Chaconne from Partita No. 2 Part I

・ Karl Amadeus Hartmann Concerto funebre

・ J.S. Bach: Partita for Violin Solo No. 1 in B Minor, BWV 1002 - 1. Allemanda

・ Leoš Janáček Violin Concerto 'Pilgrimage of the Soul'

・ Thomas ZEHETMAIR plays Paganini Caprice No 11 In C

・ Thomas Zehetmair - Vivaldi The 4 Seasons, La Primavera

・ Schubert: Piano Quintet in A Major, D. 667 "Trout

・ Karol Szymanowski, Romance, Op. 23, Leon Wyczółkowski

・ omance for Violin and Orchestra No. 2 in F Major, Op. 50

２０分以上のアルバム

・ Bach (Zehetmair) Part I

・ J.S. Bach: Violin Concertos　★★

・ Bartók - Sonata No. 2 for Violin and Piano, Sz. 76

・ Bartók: Violin Concertos　★★

・ Beethoven: Symphony No. 5 | Thomas Zehetmair & the Ural 

　　　　　Philharmonic Orchestra (complete symphony

・ Beethoven: Violin Concerto | Thomas Zehetmair and the Ural Philharmonic Orchestra

・ Berg : Violin Concerto, 'To the Memory of an Angel'　★★

・ Brahms - Violin Sonata No. 2 in A major, Op. 100 ("Thun" or "Meistersinger")

・ Brahms symphony No. 4 in E minor, op. 98

・ CM Symphony Orchestra: Thomas Zehetmair conducts Beethoven

　　　　　, Symphony no 7 in A major op 92

・ E. Elgar - Violin Concerto In B Minor, Op. 61 (Live)　★★

・ J. F. Rebel: Les Éléments. Symphonie nouvelle / 

　　　　　Stuttgarter Kammerorchester & Thomas Zehetmair

・ John Woolrich: Violin Concerto [Zehetmair-NS-Widmann] premiere

・ Kremer, Zehetmair, Kashkashian, Maisky Haydn The Seven Last Words　★★

・ L. v. Beethoven: Violinkonzert D-Dur op. 61 / Stuttgarter Kammerorchester

　　　　　 & Thomas Zehetmair

・ Mozart - Violin Sonata No. 35 in A major, K. 526

・ Mozart: Violin Concerto in G major K.216 - Zehetmair, Brüggen

・ W. A. Mozart: Marsch D-Dur & Haffner-Serenade D-Dur

　　　　　 / Stuttgarter Kammerorchester & Thomas Zehetmair

・ RCM Symphony Orchestra: Thomas Zehetmair conducts Dvořák Symphony no 8

・ RCM Symphony Orchestra: Thomas Zehetmair conducts Mozart 

　　　　　Sinfonia Concertante for Four Winds

・ Thomas Zehetmair | Philippe Herreweghe | Beethoven: Violinkonzert | 

　　　　　SWR Symphonieorchester

・ Thomas ZEHETMAIR conducts/plays Schumann Violin Concerto in D minor, WoO 23

・ ミックスリスト - トマス・ツェートマイアー　★★★

指揮者追加情報 指揮者としては、カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクやバルセロナ交響楽団、トロント交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団に客演している。2005年に、演奏家や指揮者としての活動に対して、「ドイツ・レコード批評家賞」から表彰された。2007年にはシュタイアーマルク州から「Karl-Böhm-Interpretationspreis」と賞金を授与された。

参考ＨＰ https://www.toppanhall.com/concert/artist/ZEHETMAIR_Thomas.html

「Thomas Zehetmairの手許リスト」です。数少ない保有ですが、
イザイの無伴奏Ｖｎソナタを聴くことにします。
「ＮＨＫのクラシック放送の録画番組」の整理は未着手です。

「J.S. Bach: Violin Concertos」です。
ソナタ曲も聴けます。先ずこのアルバムはいかがでしょうか

「Bartók: Violin Concertos」です。こちらも名曲・名盤です。

「Berg : Violin Concerto, 'To the Memory of an Angel'」です。
ベルグ以外短い曲がいくつか入っています。

「Elgar - Violin Concerto」です。
知らない指揮者ですが、名曲（迷曲）です。

「Haydn The Seven Last Words」です。こちらはお勧めの演奏です。
まだ、豪華メンバが若いころの演奏です。