続自由時間のクラシック(435) 日本人弦楽器奏者(9) 竹澤恭子のVnを聴く
今日の続自由時間のクラシックは日本の女性Vnにストの大御所の一人「竹澤恭子」のアルバムからいくつか聴いてみることにします。手許のアルバムも10点もあり、レコ芸500でも、2点の演奏がノミネートされている。昨日の神尾と同じ、東京音大で教授をされ、後進の指導もされておられます。日本を代表するVn奏者で、 チャイコフスキーVnコンクールがチェルノヴィの原発事故で中止となり、参加できなかったいきさつもありますが、実力者の一人です。
「人となり」をウキペデアやHpで検索すると「1986年第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで圧倒的な優勝を飾る。以来、“世界のKYOKO TAKEZAWA”とし て国際的スターダムを昇り続けている。」とあり、又、「世界の主要オーケストラと共演。指揮者では、クルト・マズア、ズービン・メータ、レナード・スラットキン、シャルル・デュトワ、リッカルド・シャイー、ケント・ナガノ、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・ブロムシュテット、小澤征爾らと共演している。
室内楽でも、フェステイヴァル・ソロイスツ(サントリーホール)にてアイザック・スターン、ヨーヨー・マなどと共演したほか、宮崎国際室内楽音楽祭では東京クヮルテット、アメリカ・ラホーヤ音楽祭ではエマーソン・クヮルテットのデイビッド・フィンケルらと共演。アスペン、ルツェルン、カザルスといった世界的な音楽祭にも定期的に招かれるなど、幅広い活躍」を続けている。
才能教育研究会で学んだ経験を生かし、教育活動とともに、メニューイン、ロン=ティボーなど国際コンクールの審査員も数多く務める。アスペン、ルツェルン、水戸室内管弦楽団、セイジオザワ松本フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭への参加など、世界的な音楽祭にも出演を重ね、協奏曲、室内楽、リサイタルと幅広く活躍されています。
手許のアルバムだけでも充分ですが、室内楽や小品をいくつかYoutubeで検索した結果を下に記されます。著作権の関係で、限定された曲が多いですが、かなりのアルバムが公開され、楽しむことができそうです。ブログを纏めながらブラ-ムスのVnソナタ全集を聴きました。
レコ芸の推す、「エルガーのVn協奏曲」と「プロコフイエフノピアノソナタ」の2点は見つかりませんでしたが、室内楽と小品等から聴く機会の少ない「Messiaen Fantaisie for Vn & Pf 」、「Tchaikovsky Piano Trio」と「Ysaye Chant d'Hiver」の3点を選んで聴くことにします。一部、抜粋や、TV放送盤もありますが、名曲・名盤が揃っています。是非、いくつかお試しください。
今日のお勧め曲
公開日 2021・7・09
演奏家名 竹澤恭子
読み タ行
音源 Youtube
出生地: 愛知県大府市
死亡: ー
分類 ヴァイオリン
主なディスコグラフィー&賞暦 ウキペデア他より抜粋
1) ディスコグラフィー
・ チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
(1991年5月、BMG、ウラディミール・フェドセーエフ指揮モスクワ放送交響楽団)
・ バルトーク:無伴奏ソナタ(1991年5月、BMG、ピアノ:フィリップ・モル)
・ フランス・ヴァイオリン・ソナタ集(1993年3月、BMG、ピアノ:ロハン・デ・シルバ)
・ エルガー:ヴァイオリン協奏曲(1994年2月、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団)
・ バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番
(1993年9月、BMG、マイケル・ティルソン・トーマス指揮ロンドン交響楽団)
・ メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲集
(1994年10月、BMG、クラウス・ペーター・フロール指揮バンベルク交響楽団)
・ ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(1995年、コリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団)
・ プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ集
(1997年9月、BMG、ピアノ:アレクサンダー・マッジャー)
ロマンツァ(2003年9月、BMG、ピアノ:江口玲)
・ T's(岩代太郎&竹澤恭子):アリア・オン・ザ・ストリングス(2003年9月、朗読:富田靖子)
2) 賞暦
・ 第51回日本音楽コンクールで第1位を受賞した
・ 第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールに出場し、第1位を受賞
・ 日本音楽財団1735年製のアントニオ・ストラディヴァリウス「サマズィユ」を貸与
・ 第3回出光賞、愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞。
ウキペデア他より 竹澤 恭子(たけざわ きょうこ、1966年10月30日 - )は、愛知県大府市出身 のヴァイオリニストである。桐朋女子高等学校音楽科に入学した。同年、第51回日本音楽コンクールで第1位を受賞した。1983年、アスペン音楽祭に参加し、以来、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫に師事する。翌1984年もアスペン音楽祭に参加し、コンチェルト・コンペティションで優勝、アスペン音楽祭オーケストラとブラームスのヴァイオリン協奏曲 を共演1985年、ジュリアード音楽院に入学。初の国際コンクールへの挑戦として、1986年6月開催の第8回チャイコフスキー国際コンクール出場を計画したが、同年4月にチェルノブイリ原子力発電所事故が発生したため出場を断念、同年9月開催の第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールに出場し、第1位を受賞した[1]。受賞後、コンサート・アーティストとしての本格的な演奏活動に入り、1988年、ズービン・メータ指揮ニューヨーク・フィルハーモニックとの共演、カーネギー・ホール、サントリーホールでのデビューリサイタルを果たす。
手許CD(10) ブラームスヴァイオリン・ソナタ集(全曲)他添付リスト
Youtube検索結果より
・ Kyoko Takezawa Sibelius Violin Concerto 竹澤 恭子
・ Brahms Violin concerto
・ 【MUSIC TODAY Op. 22】原田慶太楼 & 竹澤恭子
【シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47】
・ Kyoko Takezawa Bartok Violin Concerto #1 1st mov 竹澤 恭子 ★★
・ Lynn Harrell, Kyoko Takezawa and Wu Han: Tchaikovsky Piano Trio in A minor ★★
・ Kyoko Takezawa Ysaye Chant d'Hiver Op 15 ★★
・ グラズノフ:瞑想曲 / 竹澤 恭子 2003
・ マスネ:タイスの瞑想曲 / 竹澤 恭子 2003
・ ブラームス:ハンガリー舞曲 第17番 / 竹澤 恭子 2003
・ ドヴォルザーク:スラヴ幻想曲 / 竹澤 恭子 2003
・ Franck Violin Sonata #4 Movement Kyoko Takezawa 竹澤 恭子★
・ Kyoko Takezawa Messiaen Fantaisie for Vn & Pf ★★
・ バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 / 竹澤 恭子 2003
・ Popular Kyoko Takezawa & Violin videos ★
・ Kyoko Takezawa - Romanza ★★
・ Steward Copeland-Celeste, Kyoko Takezawa, Joyce Yang, 2009 ★★
・ その他追加検索ください。
公式HP他 http://www.kyokotakezawa.com/index_jpn.htm
「手許の竹澤恭子のVnリスト」です。手許CDは10点も揃っていました。 |
「Tchaikovsky Piano Trio」です。 名手、リン・ハレル(Vc)が参画しています。 |
「Ysaye Chant d'Hiver Op 15」です。NHK放送番組でしょうか |
「Messiaen Fantaisie for Vn & Pf」です。 こちらもTV番組でしょうか。小品はいくつか聴けます。 「Kyoko Takezawa - Romanza」がお勧めです。 |
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