続自由時間のクラシック(90)  Huelgas Ensemble

 今日の続自由時間のクラシックはベルギーの声楽・管学アンサンブルの「Huelgas Ensemble」を選んでみました。珍しい構成ですが、非常に有名なアンサンブルだそうです。構成する、メンバはヨーロッパ各国から、あつまり、見事なハーモニーを聞かせてくれる。大編成であっても、にごらないことで、有名です。30万回近い視聴回数を誇るアルバムもあり、驚きです。
 バロックより前の中世ルネサンスの作品を掘り出して、演奏している。奏でる言葉は読めないですが、余りに綺麗な声のアカペラに聴きほれてしまいます。Youutbeで検索しても数多くみつかりますが、管楽器の入るアルバムが少ないのは残念です。中には30万回近い視聴回数を誇るアルバムもあり、驚きです。
 日本では商業的に成り立ちそうもない、ジャンルと演奏スタイルですが、採り上げてくれる会社があるのはヨーロッパの底深い、クラシック音楽への憧憬を感じさせます。
 このブログでなければ、通り過ぎていた、声楽アンサンブルでしょう。今日はピュアな声のハーモニーの、独特の雰囲気が味わえます。是非、いくつかお試しください。字幕テロップがあれば、いいのですが、なさそうです。

今日のお勧め曲

日時 2020・1・15
ジャンル 古楽
音源 Youtube
演奏者 Huelgas Ensemble
演奏者カナ ウエルガス・アンサンブル
読み ア行
国名 ベルギー
生年 1971
楽器分類 アンサンブル (指揮 パウル・ヴァン・ネーヴェル)
楽器記号  
演奏楽団・合唱団
手許アルバム数
Youtubeより検索 Rore - Missa Praeter rerum seriem - Van Nevel Huelgas Ensemble / Paul van Nevel - Lasus I Trionfi - Live Concert HD
Huelgas Ensemble / Paul van Nevel - Lasus I Trionfi - Live Concert HD Huelgas Ensemble - Gallus - Festival Oude Muziek Utrecht 30 augustus 2014
Guillaume Dufay. O Gemma Lux. Motetes Isorrítmicos 40 Voices. Huelgas Ensemble. Paul Van Nevel
Christmas - Mirabile mysterium, a christmas tale - Paul van Nevel, Huelgas Ensemble - Antwerp 2015 Graindelavoix: Broederschappen en devotie 03 April 2016, Amsterdam
Cervantino_laReverdie_29.10.2011 34 contrapunti sopra La Spagna - Capella de la Torre Live January 24, 2014


コメント・ウイキペデア他(訳文) ウエルガス・アンサンブルはベルギーの古楽専門声楽器楽アンサンブルであるレパートリーは、中世、ルネサンスバロック初期、特にブルゴーニュ楽派、フランドル楽派中心とする1971にパウル・ヴァン・ネーヴェルが設立、現在まで指揮者めている。中世もしくはルネサンス期のコルネット、トロンボーン、リコーダー、ホルンなど、オリジナル楽器の使用にこだわり、その結果ウエルガス・アンサンブルは、たちまち古楽の著名な演奏団体のひとつとして認められるようになった。総じて、声楽、器楽ともにその表現技法は当時の音響の再現を目指したもので、たっぷりとした力強い響きと芳醇な音響造形を実現している。
成立 1971年 
ベルギー
推薦図書
レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6
レコード芸術 バロックリヴァイヴァル 2005・10
ルネサンス・バロック名曲名盤100 皆川 
200CD古楽への招待  立風書房 ★
古楽CD100ガイド 国書刊行会 ★
200CD協奏曲 立風書房
クラシック不滅の名盤1000 音楽史
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8
レコード芸術 バッハ・オルタナテイヴ 2011・11
作曲家・楽器他補足事項(ウキペデアほかより)
パウル・ヴァン・ネーヴェル
Paul Van Nevelはベルギーの指揮者、音楽学者、美術史家です。 1971年、彼は中世とルネサンスのポリフォニーに捧げられた合唱団であるウエルガスアンサンブルを設立しました。 Van Nevelは、ほとんど知られていないポリフォニックな中世の作品を探し出すことで知られています。「ポリフォニー (polyphony) とは、複数の独立した声部(パート)からなる音楽のこと。 ただ一つの声部しかないモノフォニーの対義語として、多声音楽を意味する。」とのこと。


「Ockeghem - Deo Gratias」です。
短いですが、30万回近い好評のアルバムです。

「 Lasus I Trionfi」です。
声楽・管弦楽の構成での演奏です。

「Rore - Missa Praeter rerum seriem 」です。
この透き通った、声をお愉しみください。

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