続自由時間のクラシック(462) 有名室内楽団・管楽アンサンブル(5)からChamber Orchestra of Europeを聴く

  今日の続自由時間のクラシックは若いメンバ構成で活躍する。イギリスを拠点にして、ヨ-ロッパで演奏活動を続ける、Chamber Orchestra of Europeのアルバムをいくつか聴いてみることにします。室内楽団は名前が少し変る程度で、同じような楽団がたくさんあり、混乱します。ドイツ、イタリア、ウイーンなどの楽団は特に複雑です。しかも、古楽器の演奏団とモダーン楽器演奏団もあり、益々、判別が難しくなります。

 今日のロンドンを拠点としている、このChamber Orchestra of Europe(EOC)とEnglish Chamber Orchestra(ECO)は明らかに規模と経験が異なるようです.EOCの成り立ちはアバドの貢献が大で、若い演奏家を育てる目的で作られたようです。指揮者をおかず、有名な指揮者を迎えて、演奏するスタイルです。

 Webで調べると「ヨーロッパ室内管弦楽団(COE)は、ヨーロッパ共同体青年管弦楽団(現在のEUYO)の一部として知り合った若いミュージシャンのグループによって1981年に設立されました。現在、COEには約60人のメンバーがおり、全国を拠点とするオーケストラの校長またはセクションリーダー、著名な室内楽奏者、音楽の家庭教師として並行してキャリアを積んでいます。(訳文)」とあります。

 又、「COEのアイデンティティは当初から、主要な指揮者やソリストとのパートナーシップによって形作られていました。初期の重要なメンターを務めたのは、何よりもクラウディオ・アバドでした。特にシューベルトとブラームスの作品をフィーチャーした数多くのコンサートを指揮しました。ニコラウス・アーノンクールは、ベートーベンのすべての交響曲の演奏と録音、ザルツブルク、ウィーン、スティリアーテのフェスティバルでのオペラ制作を通じて、COEの発展に大きな影響を与えました。」ともいわれています。下線は面白い自動直訳のまま

 アバドとアーノンクールが他界した、最近は「ベルナルト・ハイティンク、ヤニック・ネゼ・セギン」が指揮しています。手許には1枚でけですが、Youtubeで検索すると、数多くみつかりました。検索結果を下に記します。今後も注目の室内楽団でしょう。今日は3人の巨匠の指揮作品から「SCHUBERT: Symphony No. 5」、「Beethoven - "Egmont" . Schubert - Sinfonia n.5」、「Brahms: Symphony No.3」と「Julia Fischer - Mendelssohn: Violin Concerto 」の4点を選んでを聴いてみることにします。懐かしい、筆者が個人的に大好きなアバド、アーノンクールが登場します。

今日のお勧め曲

日時                             2021・8・17

ジャンル                            室内楽団

音源                             Youtube

演奏楽団・合唱団                    Chamber Orchestra of Europe

演奏者カナ                        ヨーロッパ室内管弦楽団

読み                                ヤ行

国名                               イギリス

結成                                1981

解散                                 ー

楽器分類 管弦楽

指揮者・規模・中心メンバ ベルナルト・ハイティンク、ニコラウス、アリス・アーノンクール、

                アンドラーシュ・シフ卿とヤニック・ネゼ・セギン

手許アルバム数 1枚 ベルグ

Youtube検索結果より

Strawinsky - Rihm - Schönberg - Brahms - Beethoven - 

     Chamber Orchestra of Europe - Abbado (VHS)

SCHUBERT: Symphony No. 5 in B flat major D. 485 / Abbado 

     The Chamber Orchestra of Europe ★★

BERNARD HAITINK - Beethoven Symphony # 4 - Chamber Orchestra of Europe

Schubert Symphony No 8 B minor Unfinished Trevor Pinnock Chamber 

     Orchestra of Europe

Ashkenazy: Schumann - Symphony No. 2 in C major, Op. 61 (with Lorenza Borrani)

Beethoven - "Egmont" . Schubert - Sinfonia n.5 (Harnoncourt) ★★

Mozart Symphony No. 41 K 551 Jupiter Harnoncourt Chamber 

     Orchestra of Europe 1991 Movie Live I36Wz

    ・ Symphony No. 6, "Pastoral" - Beethoven

Schumann - Symphony No 1 in B-flat major, Op 38 - Nézet-Séguin

MOZART "Symphony No.38 in D major K504" (Prague) BERNARD HAITINK (2017)

Beethoven Symphony No.4 op.60

Brahms - Symphony No 4 in E minor, Op 98 - Haitink

Dvorák - Symphony No 8 in G major, Op 88 - Krivine

Brahms: Symphony No.3 - Haitink/COE(2011Live) ★★

Julia Fischer - Mendelssohn: Violin Concerto in E minor -

               Iván Fischer/Chamber Orchestra of Europe ★★

BERNARD HAITINK - Mozart Symphony # 35 in D major / 

     Chamber Orchestra of Europe

The Chamber Orchestra Of Europe

Mozart: Piano concerto no. 27 in B flat major, K. 595 | Trevor Pinnock

他多数

コメント・ウイキペデア他(訳文) ヨーロッパ室内管弦楽団(ヨーロッパしつないかんげんがくだん、Chamber Orchestra of Europe)は、イギリス・ロンドンを本拠地とする室内オーケストラである。略称はCOE

参考推薦図書

・レコ芸500

・モ-ツアルト名盤大全

・クラシック名盤大全 室内楽編

・200CD管楽器の名曲・名盤

・200CD協奏曲 立風書房

作曲家・楽器他補足事項(ウキペデア他より) 1981年にECユース管弦楽団(現EUユース管弦楽団)の出身者を中心としてクラウディオ・アバドにより自主運営団体として設立。年数回のコンサートやツアー、ペーザロ・ロッシーニ音楽祭やシティリアルテ音楽祭などの音楽祭に参加している。音楽監督などは置かず、様々な指揮者・ソリストと共演しているが、アバド、ジェームズ・ジャッド、ニコラウス・アーノンクールらが中心に客演している。団員が若く、一般的に敬遠されるノーノやシュトックハウゼンなどの現代音楽もこなすため、アバドなどが録音にこのオーケストラを起用している。

公式HP https://www.coeurope.org/

 https://www.facebook.com/ChamberOrchestraofEurope/




「SCHUBERT: Symphony No. 5」です。指揮はアバドによります。
様々な有名指揮者が登場します。


「Beethoven - "Egmont" . Schubert - Sinfonia n.5」です。
指揮はアーノンクールです。同じ曲を指揮者の対比できます。

Brahms: Symphony No.3」です。指揮はハイテンクによります。

Mendelssohn: Violin Concerto」です。
VnはJulia Fischerで、指揮はハイテンクとなります。

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