続自由時間のクラシック(465) 有名室内楽団・管楽アンサンブル(8)からロスアンジェルス・室内管弦楽団を聴く

 今日の続自由時間のクラシックはアメリカの若手。室内演奏集団を代表するロスアンジェルス・室内管弦楽団のアルバムからいくつか選んで聴いてみることにします。ロスアンジェルスフイルと異なり、こじんまりした、室内楽団で、コロナの最中でも、どんどん、マスクをつけて、演奏しています。最近のYoutubeで検索してみると、驚くほど、数多く、自主投稿していて、チャット感覚で演奏が愉しめる、現代的な室内管弦楽団です。アカデミー室内管弦楽団をLACOのガイドモデルとして使用したネヴィルマリナーでした。

 アメリカ的で進んだシステムで運用されています。Webで調べてみますと「設立の目的は室内オーケストラのために特別に書かれた作品を演奏するグループを作ることでした。その多くはバロック時代のもので、ロサンゼルスフィルハーモニー管弦楽団が興味を持っていなかった、または適していなかった音楽です。アンサンブルは決して意図されていませんでした。フィルハーモニーと競い合う。LACOの支持者たちが、フィルハーモニーがミュージックセンターに永住権を取得することを望んでいた時期さえあった(訳文)」とあります。

 手許に1枚もありませんが、ウキペデアで紹介されていたので、検索してみました。最初の指揮者は「ネヴィルマリナー」で、実力は申し分ない、室内楽団でしょうか、今後が、愉しみなメンバでしょう。あまり、情報が多くないですが、とにかく、いくつか聞いてみることにします。今日は聴く機会が多くない曲を選んでみました。「Stravinsky: "Pulcinella" Suite」、「Meet The Music 」と「Tchaikovsky Serenade」の3点はいかがですか。

今日のお勧め曲

日時                             2021・8・20

ジャンル                             室内楽団

音源                              Youtube

演奏楽団・合唱団                   Los Angeles Chamber Orchestra

演奏者カナ                       ロスアンジェルス・室内管弦楽団

読み                                 ラ行

国名                                アメリカ

結成                                1968

解散                                 -

楽器分類                              管弦楽

指揮者・規模・中心メンバ                    Jaime Martín他

手許アルバム数 無し

Youtube検索より

Ravel: "Le Tombeau de Couperin" — Los Angeles Chamber Orchestra — Jaime Martín

Stravinsky: "Pulcinella" Suite – Los Angeles Chamber Orchestra – Jaime Martín ★★

LACO SummerFest — Mozart's Clarinet Quintet — Joshua Ranz, Clarinet — 

     Los Angeles Chamber Orchestra

Mozart: Clarinet Quintet — Los Angeles Chamber Orchestra —

      Joshua Ranz, Clarinet — LACO SummerFest

Meet The Music — Interactive Educational Concert for Students — 

      Los Angeles Chamber Orchestra ★★

    ・    Close Quarters: "Tchaikovsky Serenade" – S:1 E:14 –

      Grant Gershon, Guest Conductor ★★

Los Angeles Chamber Orchestra — LACO SummerFest Highlights —

      Music Director Jaime Martín

2021 Gala Celebration — Meet The Moment — Los Angeles Chamber Orchestra

Close Quarters: "Shin, Reid+Britten" – S:1 E:13 – Grant Gershon, Conductor – 

      Nicole Cabell, Soprano

Close Quarters: "Sonic Shift" — S:1 E:11 — Jessie Montgomery , curator — 

     Will Kim, animator

Close Quarters: "Beethoven Serioso" — S:1 E:10 — Margaret Batjer, Concertmaster

Rossini: String Sonata No. 6 in D Major — David Grossman, 

     Bass ⁠— Los Angeles Chamber Orchestra

コメント・ウイキペデア他(訳文) ロサンジェルス室内管弦楽団は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠地を置く室内オーケストラである。 1968年に設立。アメリカ有数の室内オーケストラとして、各種コンサートやツアーなど行っている。歴代の指揮者にはネヴィル・マリナー、ジェラード・シュワルツ、アイオナ・ブラウンらがいる。

推薦参考図書

・レコ芸500

・モ-ツアルト名盤大全

・クラシック名盤大全 室内楽編

・200CD管楽器の名曲・名盤

・200CD協奏曲 立風書房

作曲家・楽器他補足事項(ウキペデア他より) ミュージシャンが約40〜45人の室内楽オーケストラスケールでクラシック音楽のレパートリーを演奏するための芸術的なアウトレットとしてLACOを設立しました。David Mermelsteinは、2005年にアルカトフのLACOの指針について次のように書いています。(訳文)「室内オーケストラのために特別に書かれた作品を演奏するグループを作ることでした。その多くはバロック時代のもので、[ロサンゼルス]フィルハーモニー管弦楽団が興味を持っていなかった、または適していなかった音楽です。」アンサンブルは決して意図されていませんでした。フィルハーモニーと競い合う。LACOの支持者たちが、フィルハーモニーがミュージックセンターに永住権を取得することを望んでいた時期さえあった。設立、当初は演奏する場所が定まっていなかったようです。


Stravinsky: "Pulcinella" Suite」です。
随分レパートリの範囲は広い楽団です。


Meet The Music — Interactive Educational Concert for Students」です。
演奏曲により、メンバを増減します。


Close Quarters: "Tchaikovsky Serenade" 」です。
今年の6月のオンライン放送です。
チャットで、アルバムを愉しむことができます。

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