週末のジャズ(第254回) Joe Zawinul

 今週のジャズはシンセサイザー(ピアノ)の「Joe Zawinul」を選んで聴いてみました。この人は非常に変遷の激しい演奏家で、「キャノンボール・アダレイ」の時代、独立直前のマイルス・デイヴスのアシスト時代、コンポ「ウェザー・リポート」の時代と3通りの音楽があります。
 解説によると、「ウェザー・リポート」は昨日の「Miroslav Vitous」と「ウエイン・ショーター」の3人で立ち上げたが、最後は彼一人となったようである。youtubeで検索すると、活躍期間が長く、膨大なアルバムがでています、
 先ず、フルアルバムとプロの評論家の推すアルバムを整理した結果が下の通りで、コンポの「ウェザー・リポート」時代のアルバムも数点いれています。「ウェザー・リポート」は単独に別の機会に採り上げるものとして、今日は「ウェザー・リポート」前の作品を中心に選んでいます。★印はお勧めです。
 筆者は「ウェザー・リポート」時代以前のアルバムは初めて聴くことになり、新鮮な気持ちで聴くことができました。オーストリア出身のジャズマンが本場アメリカで生き抜くには並大抵の苦労でなかったのかように感じさせます。日本の評論家の中には、「ウェザー・リポート」時代を採り上げない人もいます。ジャズは好き嫌いがハッキリする音楽で、新しいサウンドをジャズと見ない人もいるようです。
 今回も、選曲に苦しみましたが、Joe Zawinulの爽やかなヨーロッパジャズサウンドをお愉しみください。

今週のジャズ
日時 2019・5・19
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Joe Zawinul
生年 1932
楽器分類 その楽器ガッキ シンセサイザー
Myベストアルバム★ 手許
Joe Zawinul - "In A Silent Way" (1971)






Weather Report - Birdland
Youtube検索ケンサク Joe Zawinul - faces & places - Full Album
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Herbie Hancock, Joe Zawinul & Friedrich Gulda in Concert (1989)
コメント・ウイキペデア他 ヨーゼフ・エーリッヒ・ツァヴィヌルは、オーストリアのウィーン生まれのジャズ・フュージョン・ピアノ・シンセサイザー奏者。 1970年代よりシンセサイザーを駆使してきた彼がその発展に貢献したものは大きく、現代のミュージシャンにも多大な影響を与えている。
生年月日: 1932年7月7日
生まれ: オーストリア ウィーン
死亡: 2007年9月11日, オーストリア ウィーン
推薦図書 モダンジャズの名演・名盤 岩浪
辛口ジャズ名盤1001 寺島
モダンジャズ決定盤 岡崎
ジャズサックス決定盤 小川
ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤
ジャズとびっきり新定番500+500
200CD21世紀へのジャズ
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大人オトナのジャズサイ入門ニュウモン

[In A Silent Way]は評論家中山氏の推すアルバムです。

「To You With Love」は寺島氏の推す
可愛いジャケットのアルバムです。珍しいピアノトリオ曲です。

「 Heavy Weather」はウエザーリポートの代表的なアルバムです。

「Birdland」は視聴回数が400万回を超えているアルバムです。

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