続自由時間のクラシック(2)  Gustav Leonhardt

 今日の続自由時間のクラシックはチェンバロとオルガンで有名な「Gustav Leonhardt」を選んでみました。古楽の代表的な演奏家というより、パイオニアという人で、アーノンクール、ブルッヘンとともに戦後まもなく、古樂を築き上げた、立て役者の一人です。
 レパートリーはほぼ、17-18世紀音楽に限定していますが、チェンバロ、オルガンの演奏に加え、指揮者としても、この時代の音楽をほぼ、網羅した人といわれる。優美で自信に満ちた演奏スタイルで、高度なテクニックをさりげなく出す、演奏家と知られている。
 活躍期間が長く、この人も膨大なアルバムが出ています。手許には32枚も揃っていました。お勧めのアルバムはバッハの2つの曲「 Brandenburg Concerto 」と「 Goldbergvariations BWV 988」から、いかがでしょうか。この2曲はリヒター版と対比してお聴きになることお勧めします。今回、採り上げて聴いてみたアルバムに★印をつけておきました。バッハ以外の「 French Harpsichord Music 」も是非、お試し下さい。
 Youtubeで視聴回数の多いアルバムを検索してみました。とても、記載できないぐらい、公開されています。是非、いくつかトライください。古楽の入り口ですので、当面、巨匠が並びますが、順次、名前の知らない、演奏家や、指揮者が出てきます。
 整理すると、凡そ100人(楽団)は登場してくるようで、まだまだ、奥の深いジャンルのようで宝物探しが始まりました。

今日のお勧め曲
日時 2019・7・30
ジャンル 古楽
音源 Youtube
演奏者 Gustav Leonhardt
演奏者カナ レオン・ハルト
読み ハ行
国名 オランダ
生年 1928
楽器分類 指揮者・チェンバロ・オルガン
楽器記号 Cemb,Org
演奏楽団・合唱団 レオンハルト・バロック・アンサンブル
手許アルバム数 32枚
Youtube検索より Reiziger in Muziek: Gustav Leonhardt (1928 - 2012) Dutch Gustav Leonhardt ‎– J.S.Bach : French Suites BWV 812 - BWV 817
Gustav Leonhardt - Brandenburg Concerto #5 Gustav Leonhardt - J.S. Bach : 6 English Suites, BWV 806-811
J.S.Bach: Matthäus-Passion - Leonhardt/LPB(1989Live) BWV988 Goldberg Variations in G Leonhardt 1976
Gustav Leonhardt, Bach WTC Book I Nos. 1-12, BWV 846-857 Gustav Leonhardt plays Bach's Art of Fugue/Kunst der Fuge on harpsichord, 1969
J. S. Bach - Great Organ Works -G. Leonhardt (2CD) Bach Goldbergvariations BWV 988: Gustav Leonhardt (1976):
J.P. Rameau : Pièce de clavecin en concerts, Gustav Leonhardt, Frans Brüggen, Kuijken Louis Couperin - Suites & Pavane, Gustav Leonhardt
Gustav Leonhardt (harpsichord) Englische Virginalisten Gustav Leonhardt, Bach WTC Book II. Nos.13-24 BWV 882-893
J.S.Bach Partita g-moll BWV1004 Gustav Leonhardt Bach - Leonhardt, Ofrenda Musical BWV 1079
Bach - Cantate BWV106 "Actus Tragicus" Masterpieces of French Harpsichord Music (Rameau, Le Roux, Royer, Duphly) G.Leonhardt
JS Bach Sacred Cantatas BWV 7,8,9,Gustav Leonhardt J.S. Bach - Cantata No.106〈Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit〉BWV 106 / Gustav Leonhardt
Reiziger in Muziek: Gustav Leonhardt (1928 - 2012) Dutch Gustav Leonhardt, Bach WTC Book I Nos. 1-12, BWV 846-857
   
     
コメント・ウイキペデア他 グスタフ・レオンハルトは、オランダの鍵盤楽器奏者・指揮者・教育者・音楽学者。ピリオド楽器による古楽演奏運動のパイオニアにして中心人物であった。各種の鍵盤楽器によって録音を残しているが、とりわけチェンバロ奏者・オルガン奏者として名高い。現在の主要なチェンバロ奏者の多くはレオンハルトの弟子または孫弟子である
生年月日: 1928年5月30日
生まれ: オランダ ス=フラーフェラント
死亡: 2012年1月16日, オランダ アムステルダム
推薦図書 レコード芸術 愉悦の古楽演奏 2008・6
レコード芸術 新名曲探訪120 2014・10
バロック名曲名盤100 皆川
200CD古楽への招待  立風書房
古楽CD100ガイド 国書刊行会
200CD管楽器の名曲・名盤 立風書房
200CD協奏曲 立風書房
クラシック不滅の名盤1000 音楽史
レコード芸術 美しき古典の時代 2004・8
バロック音楽
演奏家・楽器他補足事項 残した録音は膨大で、1950年代初頭にバッハのゴルトベルク変奏曲とフーガの技法を録音1954年にレオンハルト・バロック・アンサンブルを率いて、イギリスのカウンターテノールのアルフレッド・デラーと共演し、バッハのカンタータ2曲の先駆的な録音を行った。このアンサンブルには夫人のマリー・レオンハルトと、ニコラウス・アーノンクール(チェロ)が参加している。レオンハルトはバロックから古典派に至るさまざまな楽曲を演奏・録音してきたが、1971年から1990年まで20年がかりでアーノンクールと分担で録音した、バッハのカンタータ全集がとりわけ有名である。チェンバロ奏者としては、バッハの作品のほかに、フランス・クラヴサン楽派やフレスコバルディの作品の録音でも知られている。
チェンバロについて
チェンバロは、鍵盤を用いて弦をプレクトラムで弾いて発音する鍵盤楽器である。英語ではハープシコード 、フランス語ではクラヴサン という。 狭義にはグランド・ピアノのような翼形の楽器を指すが、広義には同様の発音機構を持つヴァージナルやスピネット等を含めた撥弦鍵盤楽器を広く指す。チェンバロはルネサンス音楽やバロック音楽で広く使用されたが、18世紀後半からピアノの興隆と共に徐々に音楽演奏の場から姿を消した。しかし20世紀には古楽の歴史考証的な演奏のために復興され、現代音楽やポピュラー音楽でも用いられている。



「Brandenburg Concerto #5」このアルバムは
オランダの古楽演奏家が揃っています。

「Bach Goldbergvariations」長い前説が入りますが、
いいアルバムで、お勧めです。
手許のGustav Leonhardtアルバムです。時々、思い出して聴いてみます。


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