週末のジャズ(第311回)Scott LaFARO

 今週のジャズはベースの「Scott LaFARO」を選んでみました。名前をご存知のない方もおられますが、ビルエヴァンストリオのベーシストとして有名です。ジャズベースが主役になることは少ないですが、低音を支える、重要な役割を果たしています。筆者は特に好きな楽器の一つで今日は終日聴くことになりそうです。
ジャズにベースがないと締まりがないようなジャズになります。これまで、少ないながらも、今週の「Scott LaFARO」でベースは18人目になります。最後に、巨匠ロンカーターを残しています。ドラムと同様、少ない、楽器ですが、もう一人ほど、採り上げられれば、いいでしょうか。
 ベーシスト採り上げた指南書では、寺島氏だけが、具体的に「Scott LaFARO」のアルバム名を挙げていました。小川氏はさらっと、人物紹介があり、知名度は低いようですが、いくつか、Youtubeでいいアルバムが見つかりました。 余り単独で聴く機会が少ない、楽器ですので、此の機会に、是非いくつかお試しください。
 比較的、ソロに近い演奏、ビルエヴァンスやオーネットコールマンのとの競りあいのアルバムも愉しいです。お勧めのアルバムは★印を付けておきました。週末の静かな時間にベースの低音の響きを、是非お試しください。

今週のジャズ
日時 2019・9・29
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者  Scott LaFaro
生年 1936
楽器分類 ベース
Myベストアルバム★ 手許
Youtubeの検索結果

ミックスリスト - スコット・ラファロ
























コメント・ウイキペデア他 ロコ・スコット・ラファロは、アメリカのジャズベーシスト。20世紀のモダン・ジャズにおいて重要な役割を果たした一人。ビル・エヴァンス・トリオの一員としてよく知られている。1959年にビル・エヴァンスと活動を共にする。その時エヴァンスはマイルス・デイヴィス・セクステットから脱退したばかりで、2人はドラムのポール・モチアンを加えてトリオを結成した。ラファロのインタープレイは、エヴァンスのピアノと対等に渡り合った。1960年代初頭には、エヴァンスとの活動のほか、ブッカー・リトルと共演、またオーネット・コールマンのアルバム『フリー・ジャズ』にも参加
生年月日: 1936年4月3日
生まれ: アメリカ合衆国 ニュー・ジャージー州 ニューアーク
死亡: 1961年7月6日, アメリカ合衆国 ニューヨーク州
推薦図書 モダンジャズの名演・名盤 岩浪 
辛口ジャズ名盤1001 寺島 ★
ジャズCDの名盤 悠・稲岡 
モダンジャズ決定盤 岡崎 
読んでから聴く厳選ジャズ名盤 小川 ★
ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤 鎌田他
ジャズとびっきり新定番500+500 Moonks
200CD21世紀へのジャズ 村井他
ジャズマンが愛するジャズ名盤100 小川
厳選500ジャズ喫茶の名盤 後藤 
JAZZ最高の愉しみ方 寺島 
JAZZはこの1曲から聴け 寺島

「ミックスリスト - スコット・ラファ」の中に
ソロ演奏のいい曲が揃っています。
先ず、こちらからお試しください。

「The Legendary Scott LaFaro」
こちらはお勧めのアルバムです。

「 Sunday at the Village Vanguard 」
有名なビルエヴァンストリオでの演奏です。

コメント

このブログの人気の投稿

名作をYoutubeで聴く(29) 山本周五郎&松本清張の作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(30) 藤沢周平&乃南アサの作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(36) 新田次郎作品を聴く