京都撮り歩き(28)洛北の源光庵をめぐる

 今日の「京都撮り歩き」は洛北、鷹峰にあるお寺の一つ源光庵をめぐってみました。今週はこの源光庵と常照寺、光悦寺をめぐってみます。大徳寺、今宮神社の先にある、余り、観光客の多くない静かな空間を愉しめる、女性に人気のお寺です。珍しい山門と窓から眺める庭で有名なお寺です。
京都の見所の門を詳しく解説されている「京都の門」という本を図書館でみつけ、機会があれば、訪れたいと思っていた寺です。門の写真は上手く、鮮明に撮れていないので、残念です。解説によると、曹洞宗ですが、楼門の上には、黄檗宗と同じ、鯱が乗っており、2階には部屋があり、釈迦牟尼像と周りに羅漢様が8体あるとのこと。勿論、見学はできないようです。通りすぎる門ですが、忘れずにご覧ください。
 本堂を訪れた時期は、緑が濃い時期でしたので、丸と四角の窓から見る庭が印象的でした。若い女性が、思いにふけっている様が、被写体としても、良いのでは思います。座禅会もあるようですので、事前にチェックして参加されるのも面白いです。伏見城から移築した、血天井も有名ですが、写真には撮りませんでした。

今日の寺社のデータ

ブログ公開日
2020/3/20
登録番号
京都撮り歩き(28)
場所名
源光庵
魅力メモ ウキペデア
源光庵(げんこうあん)は、京都市北区鷹峯(たかがみね)北鷹峯町にある曹洞宗の寺院。山号は鷹峰山。正式には鷹峰山寶樹林源光庵という
アクセス・連絡先
アクセス: 市バス北1系統・6系統 鷹峰源光庵前下...住所・所在地‎: ‎北区鷹峯北鷹峯町47 地下鉄烏丸線北大路から、市バスがお勧め
行き先分類
洛北
エリア分類9-2
紫野から鷹峯への道
足を伸ばして一緒にいかが
源光庵、常照寺、光悦寺、(椿寺、岩戸妙見
追加エピソード
天井板は伏見桃山城から移築したもので、1600年(慶長5年)に徳川家家臣鳥居元忠らが石田三成に破れ自刃したときの跡が残り、血天井となっている。その脇に丸窓と角窓がありそれぞれ悟りの窓、迷いの窓と呼ばれている。
鑑賞ポイント
開山堂。庭園、楼門、庫裏
行事・特別公開
座禅会 1・3日曜 2時間
お勧め建物
開山堂1719年(享保4年)建立
特殊建物
二階建ての楼門・鐘楼
お勧め文化財
お勧め仏像
お勧め絵画
お勧め庭
庭園 北山を借景とした枯山水。
パワースポット
水の枯れない「稚児の井」
花暦 花・時期
9月中旬から下旬 彼岸花
京都観光NAVI
1346年(貞和2)大徳寺2代徹翁義享国師によって開創。1694年(元禄7)卍山道白禅師により臨済宗から曹洞宗に改められた。現在の本堂はその年の建築。丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」があり、それぞれに仏意がこめられている。本堂の天井は、伏見城の遺構で、落城の悲劇を伝える血天井。建立:1346(貞和2)年
その他情報1
鷹峯にある曹洞宗の寺。もとは貞和2年(1346)、大徳寺の徹翁国師が隠居所として開いたものだが、元禄7年(1694)卍山禅師が開山となり、これより曹洞宗となる。 本堂前に広がる庭園は、四角い「迷いの窓」と丸い「悟りの窓」の両方から鑑賞すること 
その他情報2
「迷いの窓」迷いの窓の四角い形は、人間が誕生し、一生を終えるまで逃れることのできない過程、つまり「人間の生涯」を4つの角で象徴している。この「迷い」とは「釈迦の四苦」のことで、この窓が生老病死の四苦八苦を表しているといわれている。「悟りの窓」悟りの窓の丸い形は、「禅と円通」の心が表されている。ありのままの自然の姿、清らか、偏見のない姿、つまり悟りの境地を開くことができ、丸い形(円)は大宇宙を表現している。



今週巡る、源光庵、常照寺、光悦寺の位置をグーグルの空撮でみてみました。
いずれも、バス停から5-6分の徒歩圏にあります。適宜、拡大ください。


小さいですが、2階建の山門(楼門)です。

本堂にある、有名な2つの窓、禅の境地に触れます。

丸窓は「悟りの窓」、四角窓は「迷いの窓」です。
紅葉のころは特にお勧め



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