奈良撮り歩き(13)奈良市街の柳生街道と円成寺をめぐる

 今日の奈良撮り歩きは奈良市街の柳生街道と円成寺をご案内します。今日ご案内の場所は関西に移り住んで、すぐの頃、山の仲間に連れて行ってもらった場所で、余り、記憶に残っていませんでしたが、柳生の里まで、バスでいき、柳生街道を通り、家老屋敷、円成寺、峠の茶屋を経て、高坂道から、奈良市内まで、凡そ20kmほどをハイキングしたようです。途中の一刀石や南明寺には立ち寄らずにひたすら柳生街道を歩いた記憶があります。

 今回、円成寺の写真が行方不明で、公式HPやグーグルの公開写真を拝借して、ブログをまとめました。柳生の里へのルートはいくつか、紹介されています。筆者は健脚むけのコースだったようです。お勧めは奈良市内から円成寺まで、バスでいき、柳生街道の峠をへて、里に入り、家老屋敷他を見学して、バスで奈良市内に戻るコースがよいとされています。下にお勧めコースを記しておきます。

 バスの本数が少ないので、事前に停車時間をチェックすることが必須です。また、街道の途中が崩落で、通行禁止の場所もあるようで、ルート調査も必須です。木漏れ日の石畳の道のハイキングはお勧めです。筆者は名幹事のおかげで、少し、疲れましたが、市内に入ってすぐ、循環バスにのり、近鉄奈良駅にもどったようです。全行程、6時間ほどだったようです。

 映画の影響で一刀石の人気が高くなっています。是非いかがでしょうか。今日のお勧めは街道歩きと、円成寺ですが、柳生の里にある、柳生家老屋敷も見所の一つです。峠を越え、田畑の広がる、里山の風景は、歩き疲れも消え去ります。円成寺は古くからある名刹で、本堂と、楼門、藤原期の浄土式舟遊式の名園庭園で、蓮、桔梗の頃がお勧めです。ここの大日如来座像(国宝)は若い頃の運慶の作とされています。神仏習合の春日・白山の鎮守社も素敵な建築物です。

 次は柳生街道をたどり、柳生の里に入る途中の鬼滅の刃で有名な「一刀石」です。少し峠を登り切ると、柳生の里にはいります。「柳生家家老屋敷」といわれのある「おふじの井戸」のは忘れずにご覧ください。時間が許せば、「柳生杉」もお勧めです。いくつもブログや公式HPが出ていますので、下の案内図を参考に滞在可能時間を逆算して、御愉しみください。

柳生街道」です。奈良市内から柳生の里への判り易い案内図です。
筆者はバスで柳生の里へ行きここを起点にして、奈良市内まで戻る、ハイキングでした。


今日の寺社データ



「円成寺本堂」です。「忍辱山」バス停からすぐに有ります
境内詳細と柳生街道はスライドをご覧ください。

「(名勝)円成寺庭園」です。平安時代後期の作庭。
寛遍僧正が築いたとされ、浄土式と舟遊式を兼備した寝殿造系庭園」です。
蓮と桔梗の頃がお勧め

柳生家老屋敷」です。内部はスライドをご覧ください。

            

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