続自由時間のクラシック〔349〕Ｖｎ協奏曲の名曲（1）Wieniawski他を聴く

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 　今日の続自由時間のクラシックは新しいシリーズとして、Ｖｎ協奏曲とソナタ曲の名曲を選んで聴いて行く予定です。女性Ｖｎニストシリーズでも数多く、名盤をお勧めしてきましたが、男性陣の演奏も採り上げるべきとの指摘をうけ、このシリーズを開始することにしました。Ｖｎの名曲資料を整理してみた結果、意外とＶｎ協奏曲は少なく、ソナタ曲まで拡大しても、２ケ月ほどで、名曲を網羅できそうなので、１２０曲ほどを目途にして、順次、聴いていきます。

　手許の指南書が古いので、若い人の演奏をできるだけ、聴くには、Ｙｏｕｔｕｂｅに頼るべきでしょうか、今日の２人の作品だけでも。往年の名手、ハイフェツ、シェリング、オイストラフ、グリュミオー、パールマンのアルバムのＹｏｕｔｕｂｅ視聴回数が少なく、驚いています。録音も、映像もよくなり、確実に時代は変化しております。アルバム検索したときに巨匠のアルバムを見つけたときは、できるだけ、表に入れるようにしますが、紙面の関係で、抜けることはご容赦ください。

　今日は「Wieniawski」の曲を中心に選んでみました。、Wieniawskはポーランドの大Ｖｎニストです。名前のついた、国際コンクールまで、開かれ、若手Ｖｎニストの登竜門となっています。レコ芸５００シリーズで取り上げられていませんが、良く演奏されるのは「ヴァイオリン協奏曲　第２番」で、特に有名でしょうか、Ｖｎならではの特殊技巧を要求する曲で、多くのＶｎニストがアルバムを残しています。

　昔の解説書では今日の１番はパールマン、２番はハイフェツがお勧めとありました。Wieniawskiは破天荒な演奏家で、博打の形に大事なＶｎを取り上げられ、戻すことができなかったと逸話が載っています。「伝説曲」と「華麗なるポロネーズ　第１番」はリサイタルのアンコール用の小品ですが、美しい名曲で知られています。数分ですので、是非お試しください。

　もう一人、「Viotti」はなぜか２２番が有名な人ですが、Ｖｎを演奏する人にとって、Ｖｎ教則本を作った人のお師匠さんといわれるぐらい、大家中の大家だそうです。２３番もあるようですので、是非、追加検索してお試しください。指南書では、グリュミオー、Ｄ・オイストラフ、ボベスコ、デ・ヴイートがお勧めとありました。

　今日も盛りだくさんとなりました。韓国の「Soyoung Yoon」が圧倒的人気の「Wieniawski１番」を聴き、２番はベテランの「Shlomo Mintz」とします。「Viotti Violin Concerto No.22」については巨匠「Grumiaux」で聴いてみることにします。短い、Wieniawskiの「伝説曲」のムター番と「華麗なるポロネーズ」のハイフェツ盤も聴いてみる予定です。

　今日の名曲は往年の巨匠のアルバムもほぼＹｏｕｔｕｂｅで、揃っていますので、是非、追加検索してお愉しみください。


今日のお勧め曲

日時（date) 　　　　　　　　　　　　　　　　　2021/3/8

ジャンル（Genre） 　　　　　　　　　　　　　　　クラシック

音源（sound source） 　　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

作曲者（composer） 　　　　　　　　　　　　　Wieniawski他

分類（Classification）                      ヴァイオリン協奏曲・ソナタ曲

曲名(Song Title) ① ヴィエニャフスキ　ヴァイオリン協奏曲　　第１番

演奏者（Performer） ・ Soyoung Yoon plays Wieniawski: Violin Concerto No. 1 

                                      in F sharp minor Op. 14

指揮者(conductors）

楽団（Orchestra）

ｙｏｕｔｕｂｅ　検索より

・ ヘンリク・ヴィエニアフスキ ヴァイオリン協奏曲第1番｜レイ・チェン｜

                クリスティアン・マチェラル｜WDR交響楽団

・ ヴィエニャフスキ： ヴァイオリン協奏曲 第1番 嬰ヘ短調 作品14 五嶋みどり, スラットキン 1988

・ Wieniawski - Violin Concerto No. 1 In F sharp minor

・ Wieniawski: Concerto for Violin and Orchestra no.1 in F sharp minor op.14

・ Fedor Rudin (France/Russie) - H. Wieniawski : Concerto no 1, 

                en fa dièse mineur, op. 14

② ヴィエニャフスキ　ヴァイオリン協奏曲　第２番

・ Bomsori Kim plays Wieniawski Violin Concerto no. 2 in D minor, Op. 22 | STEREO　★★

・ Shlomo Mintz - Wieniawski: Violin Concerto No.2 in D minor, Op.22　★★

・ Veriko Tchumburidze plays Wieniawski Violin Concerto no. 2 

                in D minor, Op. 22 | STEREO　★

・ Richard Lin plays Wieniawski Violin Concerto No. 2 in D minor, Op. 22 | STEREO

・ ヘンリク・ヴィエニアフスキ ヴァイオリン協奏曲第1番｜レイ・チェン｜

               クリスティアン・マチェラル｜WDR交響楽団　★★

・ Ivry Gitlis - Wieniawski Violin Concerto No. 2, Op. 22　★★

③ ヴィエニャフスキ　伝説曲

・ Legende - H. Wieniawski　★

・ Wieniawski, Henryk Legende op.17 for violin + orchestra　★

・ Oistrakh plays Wieniawski Legende op.17 ★

・ Wieniawski: Légende, Op. 17

・ Maxim Vengerov Légende Wieniawski　★

・ Wieniawski: Legende, Op.17

④ ヴィエニャフスキ華麗なるポロネーズ　第１番

・ Zukerman plays Wieniawski Polonaise D Major★

・ Jascha Heifetz plays Wieniawski Polonaise No. 1 in D Major★

・ Julia Fischer - Wieniawski - Polonaise in D Major★

Wieniawski Polonaise in D major, Op.4 - Bomsori Kim 김봄소리　★★

・ vry Gitlis plays Wieniawski Polonaise No. 1 in D Major (HD)

・ Polonaise de Concert, Op. 4★

⑤ ヴィオッテイ　ヴァイオリン協奏曲　第２２番

・ Giovanni Battista Viotti - Violin Concerto No. 22 in A minor

　　　　　 (full with solo violin score)★　

・ Viotti, Concerto n.22 in la minore per violino e orchestra　　★

・ Giovanni Battista Viotti - Violin Concerto No. 22 in A minor, G. 97

・ G. B. Viotti: Violin conc. 22 - I Moderato / 

　　　　　Emmanuele Baldini violin and conductor / Ospa　★

・ Oistrakh/ Kondrashin: Viotti Violin Concerto No. 22 (Rec. 1948)　★★

　　　・ Viotti Violin Concerto No.22 in A minor, G.97(Grumiaux,Waart RCO 1969)　★★

　　参 Violin Concerto No. 23 in G major　ボベスコ

推奨図書

レコード芸術編名曲・名盤５００レコ芸

クラシック音楽鑑賞辞典　神保著

名盤鑑定百科協奏曲編　吉井著

クラシック不滅の名盤１０００　レコ芸

ヴァイオリン・チェロの名曲名演奏　渡辺著

２００ＣＤヴァイオリン　同編集委員会

クラシック名盤大全協奏曲編・器楽曲編　レコ芸

追加曲

１） ヴィエニャフスキ　ヴァイオリン協奏曲　　第１番

２） ヴィエニャフスキ　ヴァイオリン協奏曲　第２番

３） ヴィエニャフスキ　伝説曲

４） ヴィエニャフスキ華麗なるポロネーズ　第１番

５） ヴィオッテイ　ヴァイオリン協奏曲　第２２番

ヴィエニャフスキ補足事項　　ヘンリク・ヴィエニャフスキ（ポーランド語: Henryk Wieniawski, 1835年7月10日 - 1880年3月31日モスクワ）はポーランドのヴァイオリニスト・作曲家。。8歳でパリ音楽院に入学し、13歳で独立した演奏家として広く欧米を巡演した。1874年から1877年までブリュッセル王立音楽院教授として教育活動に従事した。1880年、モスクワで客死。1935年には彼の生誕100年を記念して、現在でもヴァイオリニストの登竜門として知られるヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクールが創設された。

ヴィオッティ補足事項　ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ（Giovanni Battista Viotti, 1755年5月12日 - 1824年3月3日）は、イタリアのヴァイオリン奏者、作曲家。ヴィオッティは19世紀のフランス・ヴァイオリン楽派の創設の父と呼ばれる。また、弓の製作者フランソワ・トゥルテ（トゥールト）に助言を与え、現在の一般的な弓の形を作り上げた。後にニコロ・パガニーニに影響を与えたアウグスト・ドゥラノフスキ（August Duranowski）も教えている。


「ヴィエニャフスキ　ヴァイオリン協奏曲　　第１番」です。
韓国の若手、成長株の「Soyoung Yoon」が圧倒的視回数を得ています。

「ヴィエニャフスキ　ヴァイオリン協奏曲　第２番」です。
１００万回近い、高い視聴回数を得ているShlomo Mintzの演奏です。
勿論、巨匠のアルバムも見つかります。

「ヴィオッテイ　ヴァイオリン協奏曲　第２２番」です。
久しぶりに端正なGrumiauxの演奏を聴きます。
オイストラフ、ボベスコ盤も見つかります。


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