続自由時間のクラシック(370)Vn協奏曲,ソナタ曲の名曲Vivaldi を聴く

-

 今日の続自由時間のクラシックはヴィヴァルデイのVn協奏曲をいくつか選んで聴いてみることにします。ヴィヴァルデイのVn曲は膨大な数があり、この中から、何を聴くか、悩むぐらい似た曲が多いことで、有名です。レコ芸５００では２曲の協奏曲集（作品No３（調和の幻想），８（四季））を厳選して、推しています。この２作品は先ず、はずせない名曲となります。

　次の曲を何にするか、指南書で、検索してみると、２つと４つのVnによる協奏曲と作品「No４（La Stravaganza）」、協奏曲集「作品No７」、さらに、Vnソナタ曲「作品No２」が推されていましたので、こちらも選んでみました。尚，作品No３，７は協奏曲集としてVn協奏曲と区別している、指南書もあります。

　今日は指南書の情報を基にヴィヴァルデイのVn協奏曲、ソナタ曲として、お勧めアルバムをYoutubeから、絞ってみました。結果は下の表の如く、６曲ですが、中身は７曲入れることにしました。ここまで、聴けばヴィヴァルデイのVn曲は聴いたことになるかと思います。いかがでしょうか、Youtbeで検索した結果を表に記していますが、まだまだ、検索すればあるようです。

　指南書により、簡単に曲を説明します。最初にあげた、①２，４挺のVn協奏曲は余り演奏される機会が多くない曲で、Vn３挺の曲もあるようですが、独特の旋律をもつ曲だそうで、一度お試しください、筆者も始めて聞く曲です。②作品No２のVnソナタ曲は初心者向けのやさしい曲として、知られています。BGM感覚でお試しください。

　③作品No３は「調和の霊感」と呼ばれ、作品No８の「四季」に続く、演奏される機会に多い曲です。指南書ではVn協奏曲と区別している本もあります。全曲聴くと２時間近くなりますので、抜粋盤でもお勧めいたします。④作品No４は「La Stravaganza」と呼ばれ、Youtubeで検索すると１０００万回数を超える視聴回数を得たアルバムもある曲です。日本の指南書で、この曲を採りあげている本は少ないようです。

　⑤作品No７は１２曲の冒頭部分にオーボエが入る、美しい協奏曲で知られています。今日はこれを聴きたく、あえて選んでみました。⑥作品No８は１－４番まであり、「四季」を現す名曲で、日本ではどなたもご存知の超名曲です。筆者も何度か聴きますが、ライヴで全曲聴いたときに、「秋や冬」は、はじめて聞いた感じがしました。冒頭の春の旋律ばかり、頭に残っているようです。

　今日のお勧めのアルバムはレコ芸５００で推す２作品（作品No３，８）のお勧め演奏を調べると、ビオンデン・エウローバ、カルミレッリ・イ・ムジチ、イルジャデイーノ・アルモニコといったイタリア勢が高い評価を得ています。イ・ムジチ、イタリア合奏団もお勧めです。

　今日の作品は非常に長い曲ばかりですので、前日、原稿をまとめながら「作品No２のVnソナタ曲」と「作品No８四季」は聴き終えましたので、今日は「4 Violins, Op III No. 10」を「Zubin Mehta他」で、次に名曲の「Concertos Op. 3 - I Musici」で、最後に「Concertos Op. 7 - I Musici 」で選んで聞いてみることにします。２曲とも、古いイ・ムジチ盤を選びましたが、こだわらず、新しい演奏も是非トライください。今日は参考のチェロ曲*も聴いてみる予定です。

今日のお勧め曲

日時（date) 　　　　　　　　　　　　　　　　2021/4/6

ジャンル（Genre） 　　　　　　　　　　　　　クラシック

音源（sound source） 　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔｕｂｅ

作曲者（composer） 　　　　　　　　　　　　　　Vivaldi 

分類（Classification） 　　　　　　　　　Vn協奏曲、ソナタ曲

曲名(Song Title) ① 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op. 3

演奏者（Performer） ・ Vivaldi - Concerto for Two Violins in A Minor RV522　★★

指揮者(conductors）

楽団（Orchestra）

Youtube検索結果より

・ VIVALDI Concerto a minor for two violins　★★

・ Vivaldi, Antonio L. (1678-1741) violin concerto for 2 

　　　　　violins in A minor opus 3 no. 8, RV 522

・ Antonio Vivaldi: Concerto for 2 Violins and Strings in A minor, Op. 3, No. 8

・ Vienna, 1964] Vivaldi: Concerto for Two Violins in a, RV 522

・ Vivaldi - Concertos for 2 Violins | G. Carmignola A. Beyer Gli Incogniti

参* 2CELLOS - Vivaldi Concerto for 2 violins in A minor (1st movement) ★★

② ヴィヴァルディ　4つのヴァイオリンのための協奏曲 

・ Vivaldi: Concerto for 4 Violins in B minor RV 580　★★

・ Vivaldi: Concerto in B minor RV.580, for four violins - 

　　　　　　Pham/Gjezi/Darmon/Tudorache - OCNE/Krauze

・ Zubin Mehta, Maxim Vengerov & Gil Shaham: Vivaldi -

　　　　　 Concerto for 4 Violins, Op III No. 10★★

・ Vivaldi Concerto for 4 violins in B minor, RV 580 Il Giardino Armonico

・ Vivaldi L' estro armonico Op.3 Concerto No.10 

　　　　　in B minor for 4 violins, RV 580 Ospedale della Pietà

・ Chloe Chua – Vivaldi Concerto No. 10 for Four Violins, RV 580

・ Vivaldi L' estro armonico Op.3 Concerto No.10 in 

　　　　　B minor for 4 violins, RV 580 Ospedale della Pietà

　③ ヴィヴァルディ　ヴァイオリン協奏曲　Ｏｐ３　　調和の幻想

・ A. Vivaldi: L'Estro Armonico, Op. 3 [Accademia Bizantina]　★★

・ Vivaldi: L'Estro Armonico - 12 Concertos, Op. 3 (Full album)　★★

・ Vivaldi - Opus 3 no 6 in A minor - L'estro Armonico

・ Antonio Vivaldi - L'Estro Armonico Op.3

・ Vivaldi - L'estro Armonico - 12 Concertos Op. 3 - 

　　　　　I Musici - Roberto Michelucci - 1962★★

④ ヴィヴァルディ　ヴァイオリン協奏曲　Ｏｐ８　四季

・ Four Seasons ~ Vivaldi　（Budapest Strings）★★

・ VIVALDI - Four Seasons - Alexandra Conunova - 

　　　　　Orchestre International de Genève　★★

・ Vivaldi: Four Seasons/Quattro Stagioni - Janine Jansen -

　　　　　 Internationaal Kamermuziek Festival　★★

・ Antonio Vivaldi - The Four Seasons - Julia Fischer - 

　　　　　　Performance Edit (Full HD 1080p)★★

・ Vivaldi: The Four Seasons (Spring, Summer, Autumn,Winter - full/complete)

・ Vivaldi - The Four Seasons, Winter - Full Version (8D Audio )

⑤ ヴィヴァルディ　Vnソナタ

・ Vivaldi: Complete Violin Sonatas Op. 2★★

・ Nathan Milstein - Vivaldi - Violin Sonata No 2 in A major, Op 2★★

・ Violin Sonata" "RV25" Vivaldi ヴァイオリンソナタ ヴィヴァルディ

・ ヴィヴァルディ ヴァイオリンソナタ作品2第1番ト短調RV27Corrente抜粋

・ ヴィヴァルディ ヴァイオリンソナタ作品2第4番へ長調RV20Sarabanda　抜粋

⑥ ヴィヴァルデイ協奏曲作品4,７

・ Vivaldi: La Stravaganza, 12 Violin Concertos Op.4 (Full Album)★★

・ A. Vivaldi: «La Stravaganza» 12 Violin Concertos Op.4 [L'Arte dell'Arco]

・ Antonio Vivaldi - La Stravaganza Op.4

・ Vivaldi: 12 Concertos, Op. 7★★

・ Vivaldi - 12 Concertos Op. 7 - I Musici - Salvatore Accardo - 1975

・ Vivaldi - 12 Concertos Op.7 | Federico Guglielmo L'Arte dell'Arco

推奨図書

レコード芸術編名曲・名盤５００レコ芸★

クラシック音楽鑑賞辞典　神保著

名盤鑑定百科協奏曲編　吉井著

クラシック不滅の名盤１０００　レコ芸

ヴァイオリン・チェロの名曲名演奏　渡辺著　　★

２００ＣＤヴァイオリン　同編集委員会★

クラシック名盤大全協奏曲編・器楽曲編　レコ芸★

　　　　　バロック名曲名盤　皆川著★★

追加曲

１）　ヴィヴァルディ 2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op. 3

２） ヴィヴァルディ　4つのヴァイオリンのための協奏曲 

３） ヴィヴァルディ　ヴァイオリン協奏曲　Ｏｐ３　調和の幻想

４） ヴィヴァルディ　ヴァイオリン協奏曲　Ｏｐ８　四季

５） ヴィヴァルディ　Vnソナタ Op2

6) ヴィヴァルディ　ヴァイオリン協奏曲　Op4,7


「4つのヴァイオリンのための協奏曲」です。
この曲は始めて聴く曲で、Vnニストも豪華です。

「ヴァイオリン協奏曲　Ｏｐ３　調和の幻想」です。
このメンバで、ヴィヴァルデイの名曲を知りました。
手許にもあります。最近の演奏もあります。是非いくつかお選びください。

「ヴァイオリン協奏曲　Op.7」です。こちらも、イ・ムジチで聴くことにします。
Op４もお勧めの曲です。１０００万回を超える、アルバムもあります。


コメント

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

名作をYoutubeで聴く(29)　山本周五郎＆松本清張の作品を聴く

-
イメージ
  今日の名作をYoutubeで聴くは近代小説作品から山本周五郎と松本清張の作品からいくつか選んで聴いてみることにします。ご存知のように、近代小説の作家の数が数百人ぐらいおられますので、どこかで、線引きをする必要があります。基本的には有名作家のなかで、大手の出版社からＣＤ文庫として、出版されて、朗読で読む事ができる、超有名作家の１００人程に限定して、順次、聴いていきたいと思います。 　一人５－６点を聴くことができればを目標に選んでみます。小説を読めない環境下でおられる方には、朗読で小説を聴くことができれば、朗報です。筆者も病気で入院して、何とか、よい小説作品が聴ければ良いのにと思いました。静かに、イヤホンで聴ける名作小説はお勧めです。適宜、ＢＧＭ音楽を流しながら、お愉しみください。 　最近はスマホなどで、手軽に、小説が読める時代です。Ｙｏｕｔｕｂｅ等で朗読作品を聴くには著作権の制約があり、投稿されても、作者・出版関係者から、削除・廃棄される作品が数多くあります。一般的に「青空文庫」で読める小説は朗読作品でも投稿されています。今日は２人の代表的な近代小説作家の作品を選んでみました。作家の紹介はウキペデアで詳細に記載されておりますので、ご一読ください。このブログでは省略いたします。 　「山本周五郎」は比較的制約がなく、多くの朗読作品が投稿されています。出版社から、削除・廃棄される作品が殆どない様で、聴くことができます。一方、「松本清張」については様々な著作権上の制約があるようで、膨大な作品がありますが、朗読を読むことができるのは数少ない作家のようです。青空文庫にも、公開投稿されていません。従って、「松本清張」の場合小説を聴くには、ＣＤ文庫を購入するか、図書館などで、借りて聴くことになります。 　今後も、このブログで紹介しましても、突然、聴けなくなるとがありますので、ご了解ください。今日は２人の作家の朗読をＹｏｕｔｕｂｅでお愉しみください。長編・短編、名作、様々公開されていました。手許作品は１０数年前、近くの図書館で借りて読んだ、作品リストです。絶版や図書館によっては、置いていないこともあることをご承知おきください。 今日は山本 周五郎作品から「 武家草鞋 」と「 凍てのあと 」を松本清張作品から「 左の腕 」と「 巻頭句の女 」のそれぞれ、２点を選んで聴いてみます。是非
続きを読む

名作をYoutubeで聴く(30)　藤沢周平＆乃南アサの作品を聴く

-
イメージ
今日の名作をYoutubeで聴くは 時代小説を代表する藤沢周平と始めて聴くの乃南アサの作品から選んでいくつか。聴いてみることにします。今日は両極端な作風のジャンルですが、わかい女性の作品が苦手な方は、「乃南アサ」の作品を聞くことは、機会が少ないと思う作家ですが。あえて、今日は現代作家の鋭い女性の目線で作品を書かれている、彼女の作品を選んでみました。 　時代小説は特に大好きで、特に司馬遼太郎、陳瞬臣、宮城谷の３人の本はかなり、保有しているはずです。最近は老眼鏡の厄介にならないと本が読めなくなり、段々と本を読む事がおっくうになってきました。このブログを書くついでに、「聴き読」に徹したいと思うようになってきました。 　昨日の山本周五郎と今日の藤沢周平の作品はわずか数冊で、もっぱら、朗読ＣＤで聴いているようです。藤沢周平は山田洋次監修のシリーズがＣＤ文庫（新潮社）で１１点程出ていますので、近くの図書館にあるかと思いますので、是非お試しください。また、落語家の小三冶語りの「驟り雨／朝焼け」もあります。「 微禄の藩士や江戸下町に生きる人々を描いた時代小説、歴史上の事実や人物を題材とした歴史・伝記小説など数々の作品を発表するとともに、作家としての日々の暮らしや故郷・庄内、鶴岡についてのエッセイも残している。」とｗｅｂで説明がありました。 一方、乃南アサは横浜ＣＤ文庫から、いくつかでていますが、たまたま、図書館でかりて、１点保有していますが、これまで、聴いたことはありません。Ｗｅｂで調べると「 乃南アサさんは女性ならではの鋭い視点・心理描写に定評のある作家です。特にミステリー・サスペンス作品はドラマ化も多く短編集もおすすめです。新刊も人気で文庫本も高い支持を得ています。」と説明がありました。 「人となり、作品名」はウキペデアで詳しく書かれていますので、是非、一読ください。 　藤沢周平と乃南アサの作品は青空文庫では公開されていませんので、読むことはできませんが、二人とも、非常に多くの朗読作品をＹｏｕｔｕｂｅで聴くことができそうです。少し、時間をかけて、検索した結果を下の表にしるします。今日は２人の膨大な作品から、各２点ほど、選んで聴いてみることにします。Ｙｏｕｔｕｂｅに下のリストから作品名をコピー＆ペーストしていただければ、簡単に聴くことができます。視聴回数の多い、朗読作品がお勧めで
続きを読む

名作をYoutubeで聴く(36)　新田次郎作品を聴く

-
イメージ
 　今日の名作をYoutubeで聴くは山岳小説の第一人者の新田次郎を選んでみました。リタイアして、５年ほど、関西の低い山を５０座ほど、登った、わずかな経験しかありませんが、この人の小説はいくつか持っているはずですが最近、読んだ記憶がありませんでした。 手許の朗読作品は「 強力伝・八甲田 」だけで、 この朗読ブログで是非採りあげたい、作家の一人でした。 　しかし、予想に反して、朗読作品は殆ど聴くことは出来ないようです。著作権上だけでなく、ジャンルが「山」好きの人に限られるかも知れません。今日は、Ｙｏｕｔｕｂｅをじっくり、検索して朗読作品を検索してみました。結果は下の表のとおりですが、やはり、他の小説家と異なり、非常に少ない様です。八甲田は断片的に見ることができます。 　「浅田次郎」が混在するので、小説作品と比較しながら、検索しました。富士山レーダの建設に携わる、気象庁の職員だったそうです。今でいう、「気象予報士」のさきがけの人でしょうか。６７歳と早くなくなられ、残念な方でした。 　ウキペデアには「彼の作品は山岳小説をはじめとする「夢と挑戦」をコンセプトにしているが、題材として、歴史上の人物や科学者や技術者、また強い意志で道を切り開いた人物を描いた人物伝・公害やリゾート開発などに伴う問題を取り上げた作品・海外での経験を生かした作品・科学者としての作品などを多彩にとった。ビーナスラインに関して『霧の子孫たち』（旧制諏訪中学の一級先輩で考古学者の藤森栄一がモデル）に反対を示したことは、自然保護運動を盛り上げさせる契機となった。」とあります。 　膨大な作品を青空文庫で読めるかと期待しましたが、著作権上、まだ、無理のようです。 八甲田山は手許のＣＤを聞きながら、ブログを書きあげましたので、 今日はＹｏｕｔｕｂｅで検索した中から、纏まって見れる、「 強力伝 」、「 剱岳　点の記 」の２点 を選んで聴いてみる事にします。図書館やブックオフで久しぶりに彼の小説「武田信玄」他を探してみる事にします。 ①新田次郎の朗読作品を聴く 公開日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2021・10・03 作家名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新田次郎 読み 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ナ行 音源 　　　　　　　　　
続きを読む