週末のジャズ(第79回)Kenny Garrett&ジャズのスタイルを知る

 今週のジャズはアルトサックスの「Kenny Garrett」を選んでみました。1960年生まれだから、56歳一番、油ののった世代でしょうか、とにかく格好がいい演奏で、最近のアルバムもYoutubeで聴くことが出来る。この人の評価はプロの解説書でも1-2作品程度しか選ばれていない。しかも、ばらばらであります。
 ジャズのスタイルが異なるのか、さすがに1930年代のジャズ評論家もコメントに困るのでは思われます。
多くの楽団での経験に加え、マイルス・デイヴィスグループでも活躍した。実力者でもある。どれがいいのか迷うほど多くのアルバムがあります。しかし手許には2枚しかなく、Youtubeのお世話になりました。出来るだけ、プロの推すアルバムを中心に探してみました。
2010年頃からのライブのアルバムも数多いので、プロの推す古いアルバムは一応、目安とした方がよさそうです。最近の演奏はとどまるところを知らない、実力を発揮していますので、是非、最近に絞っての演奏をお試しください。とりあえず、下の表の通り、いくつか検索しておきました。


①今週のジャズ
お勧め回数 79回目カイメ
日時 2017・9・9
ジャンル ジャズ
音源
演奏者 Kenny Garrett
演奏者国籍 アメリカ
楽器分類 アルトサックス
Myベストアルバム★ Black Hope ★
Kenny Garrett - Blue Note Tokyo - 1991★
主なアルバム名と推薦本 Black Hope
Songbook
Kenny Garrett Quintet Jazzwoche Burghausen 2015 Kenny Garrett - Computer G
Kenny Garrett Live in New York Kenny Garrett - Coltrane Day 2017
Those 7 Times Kenny Garrett Went Beast Mode Kenny Garrett Trio, Jazz Central 1995
Kenny Garrett - Blue Note Tokyo - 1991 Kenny Garrett Nancy Jazz Pulsations 2013
Kenny Garrett Quartet feat. Kenny Kirkland Jazz Baltica Chick Corea & John McLaughlin [2009] Five Peace Band - CD2/03. In A Silent Way/It's About That Time
Out Of The Blue - Live At Mt. Fuji (Full Album) ⑤⑧ Kenny Garrett - Jazzwoche Burghausen 2015
Kenny Garrett ‎- Simply Said (Full Album)
Blue Moon / Kenny Garrett
コメント・ウイキペデアホカ ニューヨーク・タイムズが“チャーリー・パーカー以降に登場した、最も重要なサックス奏者のひとり”と称賛。ワン&オンリーの音色とスピリチュアルなプレイで圧倒的な存在感を放つ
現在までに13枚のリーダーアルバムを出しており、サイドメンとして参加したアルバムも100を超える。
生年月日: 1960年10月9日 (56歳)
生まれ: アメリカ合衆国 ミシガン州 デトロイト
参考サンコウ推薦書凡例
ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤 鎌田他
モダン・ジャズの名演・名盤 岩浪
モダンジャズ決定盤 岡崎・大和
ジャズピアノ決定盤 佐藤
ジャズサックス決定盤 小川
辛口JAZZ名盤1001 寺島
ジャズ・ヴォーカルの名演・名盤 岩浪
んでから厳選ゲンセンジャズメイバン 小川オガワ
ベスト・オブ・ジャズピアノ
その *タトえば、ジャズとびっきり新定番500+500ナカヤマ


②ジャズのスタイル
今週のジャズにいたるまでのジャズスタイルを整理しています。ようやく、1920年代が終えました。今日の曲までに、あと約100年とジャズの歴史があるようです。変遷が良くまとっまた解説書*に基ずきアルバムを選曲してみました。ジャズの流れが判るかと思います。


ジャズのスタイルをるアルバム その②
   *参考サンコウ    「んでから厳選ゲンセンジャズメイバン」 小川オガワ隆夫タカオヘン
ニュ-オリンズジャズ&デイキシーランドジャズ

ウイキペデアより ディキシーランド・ジャズは、時としてホット・ジャズまたはニューオーリンズ・ジャズとも言われ、20世紀初頭にニューオーリンズで発達したジャズのスタイルで、ニューオーリンズのバンドが1910年代にシカゴやニューヨークに移動して広まった。ディキシーランド・ジャズは、ブラスバンドの行進曲、フランスのカドリーユ、ラグタイム、そしてブルースが集まり結びついてできた音楽で、ピアノ、ギターまたはバンジョー、ドラムス、コントラバスまたはテューバといったリズム・セクションを従えて、トランペット(またはコルネット)、トロンボーン、クラリネットが、ポリフォニックな即興演奏を行う。マタ白人ハクジン演奏エンソウするニューオーリンズ・ジャズが、ディキシーランド・ジャズともわれる
参考サンコウアルバム
Louis Armstrong - Rhythm saved the world
Jelly Roll Morton- Animule Dance
George Lewis “Burgundy Street Blues” on American Music 531
スイング ジャズ
ウイキペデアより スウィング・ジャズは、1930年代から1940年代初めにかけて大流行した、白人が主体となって作られた大人数編成によるジャズの形態の一つ。黒人ブラスバンドやマーチングバンドと呼ばれるものとは、音楽的には直接の関係はないとされるが、ブラスバンドから発展したともいわれている大人数のジャズ、ビッグバンドの形態の一つ。前時代のディキシーランド・ジャズよりも人数的には大編成であり、即興演奏に重点が置かれるそれに比べ、約束事にコントロールされたアレンジが必要となった。その結果、ライブでもレコードと同じ演奏、甘く軽快でダンサブルな楽曲、大人数での調和などにその特色が見いだされる。
参考サンコウアルバム
Glenn Miller - In The Mood [HQ]
Tommy Dorsey and His Orchestra - The Best Of Tommy Dorsey ( The Very Best of Jazz )
Benny Goodman and His Orchestra - Carnegie Hall Jazz Concert (live 1938)

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