週末のジャズ(第81回)Art Farmer

 今週のジャズはトランペットの「アート・ファーマー」を聞いてみました。派手さの無い、趣味のいい、音を出してくれる、ミュージシャンで、昔から好きなトランペッターの一人です、特に味わい深いバーラードを吹かせると、右に出る人がいない演奏家といわれています。
 プロ好みの演奏家で、多くのアルバムが推奨されています。手許に9枚あり、さらに、Youtubeで出来るだけ、調べてみた結果、下の表のアルバムを見つけました。
 やはり、「Modern Art」、「Art」 「Art Farmer ‎– Yesterday's Thoughts」の3枚はお勧めです。数多い、アルバム残していますので、できる限り、プロの推すアルバムを示しておきました。是非、お試しください。 
 前週ゲットした「ジャズトランペット決定盤」の1番目に書かれていたトランペッターでした。
また、今回は、前回に続きジャズのスタイル変化を参考までにその②追記しました。ジャズを愉しむ上で、
ざっくりと流れをつかまれること、その時代、時代の演奏家を知ることで、愉しみが倍加します。

今週のジャズ


お勧め回数 81回目カイメ
日時 2017・9・15
ジャンル ジャズ
音源
演奏者 Art Farmer
演奏者国籍 アメリカ
楽器分類 トランペット
Myベストアルバム★ Modern Art ★ ①②③⑥⑩
Art ★ ①②③⑩
主なアルバム名と推薦本 Art ①②③⑩ Art Farmer — "Portrait Of Art Farmer" [Full Album] 1958
Big Blues Art Farmer & Phil Woods - Watch What Happens ( Full Album )
Live At Sweet Basil Art Farmer ‎– Yesterday's Thoughts (Full Album) ②③⑥⑩
Meet The Jazztet Art Farmer Quartet 1963 - Days Of Wine And Roses
Modern Art ①②③⑥⑩ Art Farmer - Manhattan - Blue Wail ③⑩
Old Montmartre Art Farmer & Phil Woods - Watch What Happens ( Full Album )
Soul Eyes Live At The Blue Note Ron Carter & Art Farmer (with Billy Higgins & Cedar Walton) - Live At Sweet Basil 1990
The Summer Knows Art Farmer--To Sweden With Love ②③⑥⑩
The Windmills Of Your Mind Art Farmer - Soul Eyes ②⑥
Milt Jackson & Benny Golson & Art Farmer & NHØP - JazzBaltica 1997 Art Farmer Quartet - Live at the Half Note (1964 Album)
コメント・ウイキペデア アート・ファーマーは、アメリカ合衆国アイオワ州カウンシル・グラフ出身のジャズ・トランペット奏者、フリューゲルホルン奏者。 ウィキペディア
生年月日: 1928年8月21日
死亡: 1999年10月4日, アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク
参考サンコウ推薦書凡例 ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤 鎌田他 ジャズ・ヴォーカルの名演・名盤 岩浪
モダン・ジャズの名演・名盤 岩浪 んでから厳選ゲンセンジャズメイバン 小川オガワ
モダンジャズ決定盤 岡崎・大和 ベスト・オブ・ジャズピアノ
ジャズピアノ決定盤 佐藤 ジャズトランペット決定盤 岡崎オカザキ
ジャズサックス決定盤 小川 その *ジャズとびっきりシン定番テイバン500

辛口JAZZ名盤1001 寺島














②ジャズスタイルの変化

1940年代からジャズは小集団のスタイルに変化し、モダンジャズと呼ばれる時代となり、益々、広がり、その先駆となった、スタイルとアルバムを以下に示します。

       
ジャズのスタイルをるアルバム その③
   *参考サンコウ     「んでから厳選ゲンセンジャズメイバン」 小川オガワ隆夫タカオヘン
ビパッブ(バップ)
ウイキペデアより
モダン・ジャズの起源はこの音楽にあるというのが、最も一般的な見解。仮名表記によって、ビー・バップ、ビ・バップなどとも記される。単に、「バップ」(bop) だけでも、ジャズファンや演奏家には通じる。
マンネリ化したスウィング・ジャズに飽きた、あるいは、本来の即興演奏が好きなジャズの演奏家たちが、ライヴハウスや演奏主体の飲食店の閉店後に、ジャム・セッションをしていて、そこから発展し生まれたとされる。
最初に決まったテーマ部分を演奏した後、コード進行に沿った形でありながらも、自由な即興演奏(アドリブ)を順番に行う形式が主となる。
参考サンコウアルバム Charlie Christian - MInton's Playhouse
Charlie Parker - Savoy 1947 - 1950
Jazz at Massey Hall
アフロ・キューバン・ジャズ
ウイキペデアより ビバップ(ハード・バップ)とキューバを中心に発展した中米のリズムを基調としたラテンジャズの一種で、しばしラテンジャズと同義にみられる事もある。
1940年代〜1950年代頃の、よりキューバ色の強いジャズを指し、ルンバ、マンボ、サルサ、メレンゲ、チャチャチャの要素を含むものを指す。
参考サンコウアルバム
Dizzy Gillespie Manteca (Full album)
Kenny Dorham - Afro-Cuban [Full Album]

 

                                               

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