週末のジャズ(第151回) Fabrizio Bosso

 今週のジャズはイタリアのトランペッターの「」を選んでみました。筆者の様な、老体が、若い演奏家を選ぶことは無理と勇気が必要なようですが、ジャズの場合は許されるのです、
この人も明日の人も、ベテランの評論家では、採りあげら事の少ない人でしょう。ジャズの時代は1960年代で終わっているような評論書が数多くあるようです。手許のジャズ評論書もいささか古いようです。
 何時の時代も、音楽は変化していると思います。この人のトランペットをきいて、うまさに異論を挟むことは出来ません。出目にこだわることなく、本当に上手ければ、上手いと思うのです。本場、アメリカにこだわりません。ジャズは変化するものです。
 このジャズのブログを書き始めて、ビルエヴァンス、コルトレーン、マイルスデイヴィスは未だ紹介していません。確かに、偉大でしょう。クラシックのように保守的で、その偉大さを述べている時代はすぎていると思います。アルトサックスの「矢野沙織」の紹介をしたところ、驚くほど多くの人がこのブログ視聴がありました。Youtubeでの視聴回数の多さが、ジャズ世界も評価の真髄と思います。手許に1枚もなくても、いいアルバムは聴ける時代です。こんな、いいジャズ音楽の世界をこれからも、残しましょう。ようやく、ブログで150回、2000枚を超えるアルバムをお勧めして、最近、特に思うことです。

今週のジャズ
日時 2018・5・25
ジャンル ジャズ
音源
演奏者 Fabrizio Bosso
生年 1986
楽器分類 トランペット
Myベストアルバム★
主なアルバム名と推薦本 Fabrizio Bosso - Fast Flight (full cd) HQ
Fabrizio Bosso Spiritual Trio - A Change Is Gonna Come (Sam Cook)
Italian Jazz - AA. VV. - Jazz'n Italy (2009 - Full Album)




コメント・ウイキペデア ファブリッツィオ・ボッソは、イタリアのジャズ・トランペット奏者。1999年に初のリーダー・アルバムを発表し、2007年、ブルーノートに移籍して『ニュー・シネマ・パラダイス』を発表した。従来のハード・バップ色の強い作風とは異なり、ストリングスを従えたバラード中心の作風で、新境地を開く。
生年月日: 1973年11月5日 (年齢 44歳)
生まれ: イタリア トリノ
推薦図書 ジャズライフ(雑誌)


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