自由時間のクラシック(第42回) Jean-Baptiste Lully

 今日の自由時間のクラシックはジャン・リュリの「アルミード」を選んでみました。昨日の「シャルパンテイエ」はフランス人ですが、こちらは、出身はイタリア人で、オペラ上演の権利を得てフランスで財を成した、作曲家です。フランス・バロックオペラを語る上で、はずせない人といわれています。
 彼の庇護者である、ルイ14世の寵愛をいいことに、当時のフランスの音楽界に権勢を誇ったといわれ、人間的にも、余り、いい人物と見られていません。当時のオペラは王様個人のためで、歌手を中心に現代のオーケストラ形式のようなスタイルだったそうです。
 さすがに、フランス語のオペラはハードルが高い(日本語字幕がない)ので、歌曲付き序曲集としました。将来、日本語字幕ででてくれば、再度、みてみたいとおもいます。結構、多くの方の視聴回数があるアルバムもあり、文化圏の違いを感じさせます。晩年の作品で、音楽的にも充実度が高いと評価を受けています。
 この曲は凡そ、バロック音楽を得意とする指揮者のアルバムがいくつか残っています。是非、一度、お試しください。オペラは2時間近い大作です。仏語の得意な人はいかがでしょうか

今日のお勧め曲
日時(date) 2-May-18
ジャンル(Genre) バロック音楽
音源(sound source) Youtube
作曲者(composer) Jean-Baptiste  Lully
分類(Classification) 管弦カンゲンガクキョク序曲ジョキョク
曲名(Song Title) Armide (アルミード)
演奏者(Performer) Jean Baptiste Lully Armide Ouverture 短い曲ですが Philippe Herreweghe
指揮者(conductors)
楽団(Orchestra)
専門家推薦盤(Expert recommendation ) J.-B. LULLY: «Armide» LWV 71 [Passacaille. Les Plaisirs ont choisi pour asile] お勧めです。 Christophe Rousset 
ARMIDE – LULLY with double subs Fr – Eng (1686) オペラ版 William Christie
Jean Baptiste Lully - Armide, end of Act II Christie (Eng-Fr subtitles) William Christie
Lully: Suite from 'Armide', tragédie en musique LWV 71 Dominik Kiefer
Jean-Baptiste Lully (1632-1687) - Orchestral Suite from 'Alceste' Jordi Savall 
Jean Baptiste Lully - L' Orchestre du Roi Soleil 参考サンコウ
ARMIDE Opéra Lully 2017 オペラ
推薦図書(Recommendation book) バロックメイキョクメイバン100 皆川ミナガワ
古楽コガクCD100ガイド
クラシックメイバンこの1マイ 中野ナカノユウホカ
コメントウキペデア他より ルイ14世の宮廷楽長および寵臣として、フランス貴族社会で権勢をほしいままにした。元はジョヴァンニ・バッティスタ・ルッリ(Giovanni Battista Lulli)という名でイタリア人だったが、1661年にフランス国籍を取得した。初期の作品には残っていないものも多い。世俗曲はおおむね1650年代から60年代はバレ、60年代後半はコメディ・バレ、1670年代から80年代はトラジェディ・リリックが作曲の中心となった。と解説にありました。
Jean-Baptiste  Lully 歌劇カゲキ アテイス 参考サンコウ
のそのススキョク




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