続自由時間のクラシック(394) 日本人作曲家と演奏家特集(3)西村 朗を聴く

 今日の続自由時間のクラシックは現代作曲家の「西村 朗」氏の曲をいくつか聴いてみることにします。この日本人作曲家シリーズの選定はレコード芸術社の発行する、「名盤大全管弦楽曲編/協奏曲編/器楽曲編」という指南書により、多くの作曲家リストから、日本人だけをを選んでいます。

 「西村 朗」氏はNHKの番組解説に出ておられてお名前は知っていましたが、作品ははじめて聴くことになります。「西村 朗」氏の作品に対する、プロの評論家の解説の言葉を借りると「汎アジア的な世界観、宗教観への思索をストイックまでに真摯に続ける、彼が編み出した響きのコスモロジー」とあります。この方は筆者の自宅に近い、関西出身で、この付近から、東京芸大に進学されたとは驚きです。

  筆者はプロの解説を理解できる、能力は持ち合わせて、いないので、コメントできませんが、独特の世界観と宗教観に裏ずけられた曲となるのでしょうか。別の解説でも、「巨大なエネルギーと緊張感に満ちたその音響宇宙は、現代音楽ファンのみならず、広く愛好される性質を持つ。」と、絶賛されています。どうも、異次元の世界のを持つ曲のようです。

 ウキペデアで検索すると、膨大な作品が並んでいるので、ベスト作品の選曲は困難な方です。2冊の指南書で彼の有名な作品としては、管弦楽曲が3点、協奏曲が3点ありました。Youutbeで検索した結果と合わせて、「西村 朗」の作品で、聴いておくべき、作品像が決まりました、取り急ぎ、★印で記しておきましたご参考にして、お試しください。

 いつもののことですが、現代曲の難解さには、悩みます。今日の曲も最後まで聴きとおせるか疑問の作品群です。このジャンルがおすきな方は是非、追加検索して、お愉しみください。

今日のお勧め曲

公開日                     2021・5・11

作曲家名                        西村朗

読み                           ナ行

音源                         Youtube

出生地:                       大阪府大阪市

死亡:

分類                         日本人作曲家

・主な代表作 ウキペデアより

管弦楽のための変容

交響曲第1番

交響曲第2番「3つのオード」

交響曲第3番

ノスタルジア

2台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー

太陽の臍

永遠なる渾沌の光の中へ

星曼荼羅

鳥のヘテロフォニー

光の鳥

メロスの光背

黄昏の幻影

光の雅歌

モノディ<単声哀歌>

蓮華化生

光と影の旋律

幻影とマントラ

ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲

他多数

ウキペデア 西村 朗(にしむら あきら、1953年9月8日 - )は、日本の現代音楽の作曲家。現在、東京音楽大学大学・大学院教授、東京藝術大学非常勤講師。2003年4月から2009年3月までNHK-FM「現代の音楽」の番組担当を務めたのち、2009年4月から2012年3月の番組終了までNHK教育「N響アワー」の司会を務めた。2015年4月からは再びNHK-FM「現代の音楽」の解説を担当している。武満徹作曲賞2007年度、ガウデアムス作曲賞2009年度などの多数のコンペティションの審査員もこなす。2000年よりいずみシンフォニエッタ大阪にて音楽監督を、2010年より草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル音楽監督を務めている。

手許CD(0)

Youutbe検索結果より

西村朗:2台のピアノと管絃楽のヘテロフォニー ★★

現代音楽 西村朗 ハープ協奏曲《風媒》

西村朗 :オーボエ協奏曲「四神」(世界初演)/いずみシンフォニエッタ大阪

Akira Nishimura [西村朗]: Canticle of Light (1996)

Akira Nishimura: "Night Glow" for piano

Chor June/女声合唱組曲「まぼろしの薔薇」(作詞:大手拓次 作曲:西村朗 編曲:甲田潤)

西村朗『巫楽~管楽器群と打楽器のためのヘテロフォニー』★★

秘儀Ⅳ ★★

西村朗:氷蜜(ひみつ) フルート・ソロのための(2019.12.13.東京文化会館小ホール)

西村朗/ピアノのための《オパール光のソナタ》/演奏:太田実花

Akira Nishimura: Mirror of stars 西村朗:星の鏡

西村 朗:ベートーヴェンの8つの交響曲による小交響曲

Akira Nishimura(西村 朗): KODAMA(木霊)for Violin Solo | Junya Makino

   ・ 西村朗:タパス~ファゴット、打楽器と弦楽のための協奏曲 ★★

   ・ 西村 朗 (Akira Nishimura) … Threnody 悲歌 ★★

・ 追加検索ください。


2台のピアノと管絃楽のヘテロフォニー」です。
指南書が絶賛していました。お顔はTVでおなじみです。

西村朗:タパス~ファゴット、打楽器と弦楽のための協奏曲」です。
こちらも、好評の名曲です。

秘儀Ⅳ」行進曲です。このシリーズも人気アルバムです。


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