続自由時間のクラシック(400) 日本人作曲家と演奏家特集(9)芥川也寸志を聴く

 今日の続自由時間のクラシックは2018年11月に日本人作曲家として、このブログでお勧めしました、「芥川也寸志」をもう少し、掘り下げて、聴いてみることにします。前回は4曲ほど選んだ記憶があります。いつの間にかYoutubeで公開される、アルバムが増加して、段々、充実していくようです。

 これまで聴くことが出来なかった曲も手軽に愉しめる時代となりました。いい指南書で曲名を見つけ、Youtubeで検索すると、殆ど、視聴できる時代となりました。今回は、「芥川也寸志」について、検索すると、15曲以上はみつかりました。今日はこの中から、前回、聞けなかった曲を中心に選んでみます。

 芥川也寸志の親父は、最近、始めた、朗読作品にも登場する、文豪、芥川龍之助ですが、親父の高名さを微塵も出さず、作曲家として、数々の作品を世に出した人といわれています。「芥川也寸志」の作品も、古典の分類に入り、もう少しすると、廃盤になり、世間から、忘れ去られるのでしょうか。

 このブログで採りあげても、Youtubeから削除されると、図書館でしか、曲は手に入れることが、出来ない時代となりつつ有ります。今日も、頑張って名曲を聴くようにします。

 今日は前回、聴いていない曲を4点ほど、選んで聞くようにします。「Prima Sinfonia (交響曲1番?)」、「 Concerto per violoncello e orchestra」、「 Rhapsody」と「オルガンとオーケストラのための「響」」はいかがでしょうか、短い映画音楽もいくつか、トライすることにします。

 日本人最後に作曲家「吉田正」を考えていましたが、殆どが歌曲のようで、このシリーズから、はずすことにしました。ご了解ください。

今日のお勧め曲

公開日                         2021・5・19

作曲家名                         芥川也寸志(2回目)

読み                               ア行

音源                             Youtube

出生地:                           東京都北区

死亡:                           1989年1月

分類                              日本人作曲家

主な代表作 ウキペデアより

    ・ 交響管絃楽のための前奏曲(1947年)

交響三章(トリニタ・シンフォニカ)(1948年)

小管弦楽のための組曲(1949年) - NHKラジオ「日曜随想」にて放送。

             「Basso ostinato」と「終曲 - トッカァタ」の2曲が現存。前者はピアノのための

             『ラ・ダンス』の間奏曲の編曲。

交響管弦楽のための音楽(1950年)

バレエ音楽「失楽園」(1950年)

バレエ音楽「湖底の夢」(1950年) - 二幕四場、総譜は行方不明。

バレエ音楽「Kappa」(1951年) - 総譜は大部分が現存するが一部は行方不明。

バレエ音楽「炎も星も」(1953年) - 二幕四場、総譜は行方不明。

弦楽のための三楽章(トリプティーク)(1953年)

交響曲第1番(1954年、1955年改訂)

他多数

ウキペデアより  芥川 也寸志(あくたがわ やすし、1925年7月12日 - 1989年1月31日)は、日本の作曲家、指揮者。JASRAC元理事長。快活で力強い作風といわれ、特に人気のある代表作に『交響三章』『交響管弦楽のための音楽』『弦楽のための三楽章』などが挙げられる。また映画音楽・放送音楽の分野でも『八甲田山』『八つ墓村(野村芳太郎監督)』『赤穂浪士のテーマ』などが知られるとともに、童謡『小鳥の歌』『こおろぎ』等の作曲者としても知られる。そのほか、多くの学校の校歌や日産自動車の「世界の恋人」など、団体(企業等)のCMソングや社歌も手がけている。

手許CD(4) 前回 4曲(11月 14, 2018)

Youutbe検索結果より

Yasushi Akutagawa - Prima Sinfonia (1954/55)

Yasushi Akutagawa - Triptyque for string orchestra (Gergiev, NHKso)★★

Yasushi Akutagawa: Concerto per violoncello e orchestra (1969)

Yasushi Akutagawa: Benkei (1986)

Akira Ifukube [伊福部昭]: Sinfonia Tapkaara (1954/1979rev.) 

     / Y.Akutagawa & New Symphony Orchestra, 1987

Yasushi Akutagawa - Rhapsody (1971)★★

TRIPTIQUE for String Orchestra Yasushi Akutagawa(1925-1989) 

     弦楽のための三楽章「トリプティーク」 芥川也寸志作曲 東京交響楽団 ★★

Yasushi Akutagawa: Ellora Symphony (1958)

Yasushi Akutagawa: Allegro ostinato (1986)

Yasushi Akutagawa: Trinità Sinfonica (1948) [DDD] ★★

交響管弦楽のための音楽 芥川也寸志

芥川也寸志:オルガンとオーケストラのための「響」★★

Yasushi Akutagawa - Concerto Ostinato for cello and orchestra (1969) Ko Iwasaki

八甲田山 [1977] Soundtrack ★

赤穂浪士 芥川也寸志★


Prima Sinfonia 」です。前回、聴き漏らしたようです。

Concerto per violoncello e orchestra」です。こちらも、いかがでしょうか

 Rhapsody (1971)」です。こちらも名曲です。是非いかがでしょうか。

オルガンとオーケストラのための「響」」です。はじめて聴く作品です。お勧めします。



追記
最近、外付けのHDDの低価格化とコンパクト化に驚いています。筆者が15年ぐらい前に始めて、購入したHDDは確か250GBだったと記憶しています。最近は頑丈なSSDに加え、HDDもAC-DC変換無しで、直接、USBでPCに接続できるコンパクト化が進んでいます。PC周りのHDDのコードの処理がシンプルになりそうです。技術の進歩の賜物です。HDDは消耗品として、3年ぐらいで、買い替えて、データの保全を心がけています。容量も大きくなり、4Tが普通に販売される時代で、TV画面も一気に録画容量が増えるようです。4k,8Kの動画を入れるには、さらに、容量が増えていくことになるのでしょう。古いHDD(1T-2T)の中身の引越しが始まりました。昨晩は徹夜して、PCは働いているようです。古いHDDはTV録画用に再利用しています。MD,CD,DVD,BDなどの記録媒体がなくなる日が近い日が其処まできています。

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