名作をYoutubeで聴く(2)宮沢賢治&森 鷗外を聴く

 今日の名作をYoutubeで聴くは今でも、語り継がれる童話作家の「宮沢賢治」と明治時代の巨匠、「森 鷗外」の作品を選んでいくつか聴いてみます。朗読のCDを聴き始めた頃は、今のように、Youtubeで公開されている、作品が殆どない時代で、最近、スマホの普及に伴い、驚くほど、朗読作品が投稿されています。10年ほど前はCD図書として、図書館やレンタルショップで見かけたのは①新潮社CD文庫、②横浜CD文庫③ききみみ文庫などのCD文庫が、手に入るだけでした。

 最近は、紙の本から、CDで小説を朗読作品として、読むことが、一般的になってきました。このシリーズでは、先ずは高齢者向けの作品、明治・大正時代の名作から、聞くことにします。1年ほどかけて、順次、進めて、現代小説、古典、講演集などまで、じっくり、聴いていくつもりです。有名な作品は既に読まれているかと思いますので、これまで、読み飛ばした作品、読みなおす作品を便利なYoutubeでいかがでしょうか。 お勧め作品を作家と題名を入力するだけで、公開されている、朗読作品を簡単に聴くことが出来ます。

 ①新潮社CDでは下の分類(*)で235点ほど出版されていずれも、購入できます。この分類に従い、時代、ジャンル、作家別を朗読CDの指標として、Yotube検索を進めていきます。著作権の関係で、Youtubeで公開済み(削除されているアルバムが非常に多い)のみとします。 前置きが長くなりました、

 今日の「宮沢賢治」の数多い作品から、是非お勧めしたいのは、筆者の手許にもある、童話集でしょうか、Youtubeno検索した結果、朗読で聴ける作品はほぼ揃っています。郷里、盛岡で繰り広げられる理想郷の世界を是非、時間の許す限り、お試しください。今日は「オツベルと象」と「十力の金剛石」を聞いてみます。

 次は「森鷗外」です、陸軍軍医になり、陸軍省派遣留学生としてドイツでも軍医として4年過ごした頃の作品を初め、巨匠の名作が数多く、愉しむことができます。探せば、もう少し、みつかりますが、いくつか、いかがでしょうか今日は「寒山拾得」と「半日」を聞いてみます。紙面の関係で4点だけですが、是非、追加して、お愉しみください。

(*)新潮CD文庫の分類、①近代作品、②現代小説、③童話、④詩歌、⑤海外作品、⑥古典(原文),⑦講演、⑧トーク

今日のお勧め朗読作品

①宮沢賢治の朗読作品から

公開日                        2021/5/2

作家名                         宮沢賢治

読み                            マ行

音源                           Youtube

出生地:                        身照寺(花巻市)

死亡:                         1933年9月

分類                            近代名作

代表作

『注文の多い料理店』(1924年)

『雨ニモマケズ』

『銀河鉄道の夜』

『風の又三郎』

・ウキペデア 宮沢 賢治は、日本の詩人、童話作家。 仏教信仰と農民生活に根ざした創作を行った。作品中に登場する架空の理想郷に、郷里の岩手県をモチーフとしてイーハトーブと名付けたことで知られる。

・手許CD(11) 注文の多い料理店、どんぐりと山猫、よだか星、カイロ団長、なめとこ山の熊、セロ弾きのゴーシュ、風の又三郎、ジョバンニの切符、グスボール森の日記、月夜のでんしんばしら、鹿踊りのはじまり

Youtube朗読作品

朗読*銀河鉄道の夜 前編*宮沢賢治*寝ながら聞ける朗読*青風マヲ

【朗読】【Web絵本】「注文の多い料理店」(作:宮沢 賢治)【石橋 玲】

朗読『セロ弾きのゴーシュ』 杉田智和

宮沢賢治 「どんぐりと山猫」/朗読 : 久米 明

宮沢賢治  「よだかの星」

宮沢賢治  春と修羅  朗読:木村多江

宮沢賢治「土神と狐」声優 喜多川拓郎の朗読 青空文庫名作文学の朗読 朗読カフェ

【青空文庫朗読】宮沢賢治『オツベルと象』

宮沢賢治  21世紀映像童話集  黄いろのトマト

宮沢賢治『猫の事務所』 朗読:どんぼのばぶさん

宮沢賢治  「十力の金剛石」

宮沢賢治   薤露青 (かいろせい)

宮沢賢治   祭りの晩

宮沢賢治「ポラーノの広場」朗読カフェ 声優 喜多川拓郎の朗読 名作文学の朗読


オツベルと象」です。初めて聴くことになります。

十力の金剛石」です。字幕付のアルバムです。いかがでしょうか

 森鷗外の朗読作品から

公開日                       2021/5/2
作家名                        森鷗外
読み                           マ行
音源                         Youtube
出生地:                       島根県 津和野町
死亡:                       1922年7月
分類                           近代名作
代表作
『舞姫』(1890年)
『うたかたの記』(1890年)
『ヰタ・セクスアリス』(1909年)
『青年』(1910年)
『雁』(1911年)
『阿部一族』(1913年)
『山椒大夫』(1915年)
『高瀬舟』(1916年)
『渋江抽斎』(1916年、史伝)

・ウキペデア 森 鷗外は、日本の明治・大正期の小説家、評論家、翻訳家、陸軍軍医、官僚。位階勲等は従二位・勲一等・功三級、医学博士、文学博士。本名は森 林太郎。 石見国津和野出身。東京大学医学部卒業。 大学卒業後、陸軍軍医になり、陸軍省派遣留学生としてドイツでも軍医として4年過ごした。

・手許CD(5) 高瀬舟、阿部一族、舞姫、 杯、 木精

・Youtube朗読作品

【朗読】森鷗外『高瀬舟』
朗読 森鷗外『半日』
森鴎外「舞姫」(朗読:高橋昌也)
【朗読】 森鷗外 『かのように』
森鴎外 『最後の一句』
【朗読】山椒大夫・1 作・森鴎外(全3回)
【朗読】森鷗外『阿部一族』
怪談風朗読 森 鴎外「蛇(へび)」
朗読 森鴎外【ヰタ・セクスアリス】 1 / 4
【朗読】 森鷗外 『鶏』
朗読,4,「雁,」,作, 森鴎外,※近代文学を 読む,※イグサ
【朗読】寒山拾得 作・森鴎外
【朗読】佐橋甚五郎 作・森鴎外
朗読 森鴎外【百物語】


朗読 森鷗外『半日』」です。この小説も初めてとなります。

寒山拾得 作・森鴎外」です。こんな小説もあるようです。
この話しを聞きながら、ブログをまとめました。字幕付でした。


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