週末のオペラのご案内（第26回）ヴェルデイの「ファルスタッフ」

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　今週のオペラはヴェルデイの「ファルスタッフ」を選びました。オペラも数多く見てきますと、段々、面白さが判ってきます。このオペラは典型的に喜歌劇で、最後まで、あきさせない、秀作でした。ヴェルデイが７９歳の時に完成させた、最後の作品といわれています。
　ストーリを簡単に説明しますと、酒癖も、女癖も悪い主役の老騎士（ファルスタッフ）が、同時に二人の人妻にちょっかいを出し、逆に、女性軍の手痛い仕返しを２度も受けるという話しですが、相手の人妻の娘の結婚相手を反対する旦那も絡む、どたばた的なところもあり、結果は老騎士が、充分懲らしめられ、反省して、ハッピーエンドに終わる、とにもかくにも、女性軍が活躍する愉快なお話しでした。
　今回見たＤＶＤは特に　完成度の高さとオーケストラの素晴らしさに感激しました。指揮者・オーケストラ、は勿論、主役を演じるファルスタッフも適役、他の配役とも、申し分ないオペラといえます。怪獣・妖精の登場もあり、このオペラだったら、子供も楽しめるのではないかと思いました。手許にはこれ１枚しかありませんが、充分堪能できました。オペラのデータを下記に記します。是非、お勧めします。

 今週のオペラのデータ
①作品サクヒン共キョウ通ツウデータ　　　　　　　　　　　　　　第ダイ２６回カイ
公開日 　　　　　　　　２０１７・４・１４
作曲家名 ヴェルデイ
国名 イタリア
作品名 ファルスタッフ
幕数 ３幕マク
上演時間 ２時間ジカン１０分プン
有名な合唱曲、アリア ①行イけ、老練ロウレンなジョン、②夢ユメか現ウツツか③唇クチビルから喜ヨロコびが④秘密ヒミツの抜ヌけ穴アナから他ホカ
主な登場人物
サー・ジョン・ファルスタッフ　老ロウ騎士キシ		 バリトン
フｵード　アリーチェの夫オット バリトン
アリーチェ　フｵード夫人フジン ソプラノ
ナンネッタ　アリーチェの娘ムスメ ソプラノ
フエントン　ナンネッタの恋人コイビト テノール
メグ　ページ夫人フジン メゾソプラノ
参考文献 オペラガイド１３０選　２５
オペラ鑑賞事典　１７９
オペラの魔力　ＮＡ
ウキペデアコメント 『ファルスタッフ』は、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲、アッリーゴ・ボーイト改訂による3幕のオペラ作品。原作はウィリアム・シェイクスピアの喜劇『ウィンザーの陽気な女房たち』。 
初演： 1893年2月9日
作曲家： ジュゼッペ・ヴェルディ
脚本： アッリーゴ・ボーイ
プロの推薦スイセンＣＤ＆ＤＶＤ カラヤン・ウイーンｐｏ
アバド・ベルリンｐｏ
ジュリーニ・ロスアンジェルスｐｏ
ムーテイ・ミラノスカラ座ザｏ
ＮＯ．
作曲家名 ヴェルデイ
国名 イタリア
作品名 ファルスタッフ
鑑賞辞典推奨頁 ＮＡ
レコ芸５００推薦番バン号 477
その他推奨本名 ＮＡ
整理番号 26
同オナ演目エンモク公開回数 初回ショカイ
コンテンツの種類・本 ＤＶＤ
演奏日・放送日 １９８０年ネン
指揮者 カラヤン
楽団・合唱団 ウイーンフイル・ウイーン国立歌劇場
演奏場所他ホカ
カゲキジョウ
コンテンツ詳細ショウサイ サー・ジョン・ファルスタッフ　老ロウ騎士キシ ジュゼッペ・タデイ
フｵード　アリーチェの夫オット ローランド・パネライ
アリーチェ　フｵード夫人フジン ライナ・カバイヴァンスカ
ナンネッタ　アリーチェの娘ムスメ 　ジャネット・ペリー
フエントン　ナンネッタの恋人コイビト フランシスコ・アライサ
メグ　ページ夫人フジン トゥルデリーゼ・シュミット
ヴェルディ最後のオペラ『ファルスタッフ』は、『オテロ』のあとに書かれた作品であることを随所で感じさせる手の込んだオーケストレーションが施されていることでも知られています。　そうした作風もあって、カラヤンとの相性も良いようです。オーケストラの表現力が驚くべき水準に達しており、なにげないような走句や室内楽的な部分に至るまで、ウィーン・フィル・サウンドが克明に息づいているのが素晴らしい限り。　主役のファルスタッフには、老騎士という本来のキャラクターを考慮してか、ベテランのジュゼッペ・タデイを起用してリアリティを追求しているのも印象的です。(アルバム解説より）
Ｙｏｕｔｕｂｅより
歌劇《ファルスタッフ》（ヴェルディ） - YouTube
ファルスタッフ | ヴェルディ | オペラ対訳プロジェクト
カラヤンの名指揮
味のある主役の二人
幻想的な妖精登場の場面
怪獣に懲らしめられるファルスタッフ

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