週末のジャズ(第265回) Red Mitchell

 今週のジャズはベースの「Red Mitchell」を選んで聴いてみました。今日も寺島氏の指南書により、選んでみました。ジャズベースというと、ロンカーター、ミンガス、パストリアスなど数人の名前が思いつきますが、この人の名前はでてこなかった。今日の一推しのアルバムジャケットは印象に残りそうである。一見、悪がきの写真のようだが、良くみると、鉱夫のようです。意表をついた、不思議なジャケットです。 氏の解説では「これを聴かずに死ぬのは余りに切ない」とある。
 氏の解説は1枚のアルバムを徹底的に聴いて、自分の好みに合う、曲を選んでくれる、他の解説書のように、演奏者・楽器・アルバム数を比較して競うことはない。 ジャズは本来、そうあるべきだというのが、氏の論理である。
 今日のように、氏の推すアルバムは1枚の・1曲だが、筆者のような素人は糸口として、他のアルバム、視聴回数の多い曲はと容易に展開できる。
 今後、Youtubeに公開されるアルバムの増加により、音楽環境の変化が大きく影響してくるでしょう。ジャズもそうだが、音楽はCDから直接ライヴで聴く時代に移行している。
 これまでのCDをソースとした聴き方から、若い人は手軽に、評論家や口コミの推す、演奏者の名前を知ると、たちどころに、Youtubeでアルバムの検索と曲の検索を簡単に済ませて聴き始めます。好みに応じて、視聴回数に個人評価を加える時代になってきています。
 これだけ、スマホが普及し、器用に使いこなす時代がくると、予想できなかったと思います。音楽関係者も激変に驚いているでしょう。今日のYoutube検索結果以外に、まだまだ、いい曲がありそうです。是非、スマホやPCで追加検索ください。

今週のジャズ
日時 2019・6・15
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Red Mitchell
生年 1927
楽器分類 ベース
Myベストアルバム★ 手許
Happy Minor ②⑪⑫




コメント・ウイキペデア他 レッド・ミッチェルことキース・ムーア・ミッチェルは、アメリカ合衆国のジャズ・ダブルベース奏者で作詞家・詩人・作曲家。[ [クール・ジャズ]]のミュージシャンに分類されている。ホイットニー・ミッチェルの兄。1968年にストックホルムに移住し、1986年と1991年には、ピアニストやベース奏者ならびに歌手としての録音に対して、また、作詞・作曲に対して、スウェーデン・グラミー賞を授与された。1992年初頭にアメリカ合衆国に帰国し、オレゴン州に定住して同年かの地に永眠した
生年月日: 1927年9月20日
生まれ: アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク
死亡: 1992年11月8日, アメリカ合衆国 オレゴン州
推薦図書

モダンジャズの名演・名盤 岩浪
辛口ジャズ名盤1001 寺島
モダンジャズ決定盤 岡崎
んでから厳選ゲンセンジャズ名盤メイバン
ジャズ喫茶マスターこだわりの名盤
ジャズとびっきり新定番500+500
200CD21世紀へのジャズ
アタラ ジャズマンがアイするジャズメイバン100 小川オガワ
アタラ 厳選ゲンセン500ジャズ喫茶キッサ名盤メイバン 後藤ゴトウ
アタラ JAZZ最高サイコウタノしみカタ 寺島テラシマ
JAZZはこの1キョクからけ 寺島テラシマ


「Happy Minor」は寺島氏の一推しのアルバムです。是非お試しください。


「 Take The "A" Train」はシングルで視聴回数の多い曲でした。

「Joe Pass & Red Mitchell – Finally」もいいアルバムです。お試しください。

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