週末のジャズ(第272回) Ornette Coleman

 今週のジャズはアルトサックスの「Ornette Coleman」を選んでみました。30人ほどのジャズジャイアントを、順次、お届けしております。このブログではジャズジャイアント定義は筆者の手許のアルバム数が多いという条件だけですが、やはり、アマゾンなどの売れ行きも考慮して選んでいます。今日の「Ornette Coleman」は手許にたった9枚しかありませんでした。 むしろ、Youtubeで検索した方が多いようでした。
 フリージャズの元祖で、好みが分かれる人ですが、この人をはずす、勇気のある、評論家は少ないようで、フリージャズを語るときの代表者となっています。
 日本では評判のいい、ジャズメンといわれる。熱烈なファンの方もおられるので、できるだけ多くフルアルバムを検索してみました。渾然一体としたジャズで、これまでの考えを、打ち破るスタイルであるようです。アルバムがでるたびの評価の議論が起こるようです。
 「ゴールデン・サークルのオーネットコールマン」と「ジャズ来るべきもの」が代表的なアルバムです。ほかにお薄めのアルバムは★印を付けておきました。
 西海岸で演奏した頃は見向きもされなったが、NYでセンセーションを起こし、現在の地位を得たようです。コード進行や譜面割りを度外視した、演奏スタイルがフリージャズの特徴です。周りの反応を少し気にしながら、是非お試しください。

今週のジャズ
日時 2019・6・30
ジャンル ジャズ
音源 Youtube
演奏者 Ornette Coleman
生年 1930
楽器分類 アルトサックス
Myベストアルバム★
Youtube検索ケンサクより




































コメント・ウイキペデア他 オーネット・コールマンは、アメリカ合衆国テキサス州フォートワース生まれのジャズ・サックス奏者。アルトサックスの他、トランペットやヴァイオリンもこなす。フリージャズの先駆者であるオーネットが生み出した新しい音楽は、一大センセーションを巻き起こした。ミュージシャンの間でも、前述のジョン・ルイスが在籍するモダン・ジャズ・カルテットのメンバー達から高く評価される一方、マイルス・デイヴィスやマックス・ローチからは批判された。しかし、オーネットの先進性は、フリー・ジャズという新たな前衛ジャズの流れを生み出していった
生年月日: 1930年3月9日
生まれ: アメリカ合衆国 テキサス州 フォートワース
死亡: 2015年6月11日, アメリカ合衆国 ニューヨーク州

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「At the Golden Circle」はオーネット・コールマンの
フリージャズを代表するアルバムです。

「The Shape of Jazz to Come」(ジャズ来るもの)
もプロ評論家がお勧めするアルバムです。

「Ornette Coleman」は手許のアルバムは9枚で
意外と少ないジャズジャイアントでした。

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