京都撮り歩き(47)嵐山の渡月橋から法輪寺を巡る

 今日の京都撮り歩きは嵐山の渡月橋から法輪寺を巡ってみます。これまで、JRの鉄道線路を越えて、嵯峨野の奥を巡って来ましたので、駅から近い、天龍寺、野宮神社、法輪寺、大河内山荘を廻ってみます。途中、桂川の渡船、トロッコ電車も愉しんでみました。
 巡り方はいくつか有りますが、通常と逆に嵐電嵐山駅から時計周りで、最後に天龍寺としました。今週は法輪寺と大河内山荘、来週は野宮神社、天龍寺としますが、反時計周りもいいでしょう。法輪寺は渡月橋から眺めると、遠くに多宝塔がかすかに見えます。京都の人には「数え13歳のお参りで有名」です。御参りしたら、渡月橋で振り向かずに渡り切る、習慣があります。珍しい電気関係の会社向けの電電宮もあります。多宝塔の方は昭和17年建立の比較的に新しい建物でした。法輪寺は面倒でも緩い参道から上り、帰りは、バイパスの坂道から降りましょう。見晴らし台から、見ると、渡月橋を渡る、人の多さに驚きました。
 桂川を少し、上流に行くと、対岸に渡る、乗り合い渡船場があります。旗を振ると対岸から迎えの舟が来ます。本格的な保津川下りも有りますが、充分、川下りの風情を感じることができます。足を延ばして、千光寺大悲閤)もお勧めですが、今回は省略しました。 明日は対岸の大河内山荘とトロッコ電車を御案内いたします。

今日の寺社データ。

ブログ公開日                                    2020/5/9
登録番号京都撮り歩き(47)
場所名法輪寺
魅力メモ ウキペデア法輪寺は、京都市西京区にある仏教寺院。山号は智福山。宗派は真言宗五智教団に属する。 名勝嵐山の中腹に位置する。本尊の虚空蔵菩薩は「嵯峨の虚空蔵さん」として親しまれ、奥州会津柳津の円蔵寺、伊勢の朝熊山の金剛證寺とともに「日本三大虚空蔵」と称される。
アクセス・連絡先阪急電車 嵐山下車 徒歩約5分 市バス 阪急嵐山駅前下車 徒歩約5分  嵐電嵐山徒歩10分
行き先分類落西
エリア分類8-1
天竜寺とその周辺をめぐる
足を伸ばして一緒にいかが渡月橋、法輪寺、大河内山荘、野宮神社 天竜寺
追加エピソード寺伝によれば、和銅6年(713年)、行基元明天皇の勅願により、国家安穏、五穀豊穣、産業の興隆を祈願する葛井寺(かづのいでら)として建立したとされる[1]。その後、天長6年(829年)、空海の弟子にあたる道昌が、虚空蔵菩薩像を安置し、貞観10年(868年)、寺号を法輪寺と称したという
室町時代応仁の乱により罹災し、江戸時代後陽成天皇により再建されるが、幕末元治元年(1864年)の禁門の変により、再度罹災している
鑑賞ポイント渡月橋の賑わい。
行事・特別公開十三詣り - 3月13日-5月13日(4月13日の前後1か月)および10月-11月
お勧め建物
特殊建物多宝塔、人形塚、針供養塔
お勧め文化財
お勧め仏像木造持国天・多聞天立像(重要文化財)本尊 虚空蔵菩薩像(秘仏)
お勧め絵画
お勧め庭
パワースポット「知恵詣り」とも呼ぶ。数え年で13歳になった男女が、健康を願い参詣する。また、お詣りが済んだ後の帰路、渡月橋を渡るまで、後ろを振り返ると知恵が本堂に帰ってしまうという言い伝えがある。
花暦 花・時期
京都観光NAVI713年(和銅6)行基が開創。829年(天長6)空海の弟子道昌が虚空蔵菩薩像を安置し、法輪寺と称した。‘十三まいり’の寺として有名で、数え年13の男子、女子が智恵と福徳を授かるために参詣する。人形塚、針供養塔などもあり、毎年10月15日に人形供養、12月8日に針供養。また、電気・電波守護の電電宮社がある。建立:713(和銅6)年
その他情報1法輪寺の境内には、鎮守社として電電宮があります。電電陰陽融合光源の徳を祖とするという電電明神が祀られています。あらゆる電気関係の業種業界のほか、コンピュータ関連の業界からも厚く信仰を受けています。
その他情報2そんなお寺らしい一風変わった御守があります。それはmicroSD御守です。もちろん、普通のmicroSDとして使うことができ、容量は2GBで変換用のアダプタもついています。中にはご本尊のありがたいjpg画像が入っており、携帯電話の待ち受けにすることができます。
公的案内https://www.kokuzohourinji.com/
渡月橋について渡月橋は、桂川左岸(北側)と、中州である中ノ島公園の間に架かる橋で、全体が右京区にある。橋長155m、幅11m、車道は2車線で、両側に一段高くした歩道がある。観光名所であるとともに、桂川の両岸地域を結ぶ重要な交通路で、京都府道29号の一部となっている。また、南詰は京都八幡木津自転車道の起点となっている。承和年間(834年 - 848年)に僧、道昌が架橋したのが始まりとされ、現在の位置には後年に角倉了以が架けたとされる。亀山上皇が、橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられた。

有名な「渡月橋」です。右奥、中腹にあるのが法輪寺多宝塔です。
木造風ですが、コンクリートと鉄骨造りです。
「法輪寺の参道」です。緑のトンネルが素敵でした。
外国の方は途中の急傾斜の山道から登られます。

「多宝塔」です。初層はビニールで覆われていました。
構内詳細はスライドを御覧ください。

法輪寺見晴らし台からみると「渡月橋」の混雑はこんな状況です、

人ごみを避けて、10分程、渡月橋の上流へ歩き、対岸に渡船で川を渡りました。
保津狭下りの乗合い舟やチャーター船が数多くごらんになれます。
対岸の降舟口から、徒歩10分ほどで、大河内山荘です。





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