京都撮り歩き(48)嵐山の大河内山荘を巡る

 今日の京都撮り歩きは嵐山の大河内山荘をご案内します。帰りは、1駅だけですが、トロッコ嵯峨駅まで、トロッコ電車に乗ってみました。大河内山荘は丹下左膳で、有名な俳優大河内傳次郎が資財をつぎ込んで、小倉山の麓に見事な回遊式庭園を作りました。30年はかかったということで、2万m2もある、広大な敷地に桃山造りの書院、鎌倉風の寺仏堂、お茶室などが配置されています。
 国の文化財に指定されており、見所ある建築物です。周遊式庭園は嵐山随一で、人気のある場所です。ゆっくり、散策ください。 桂川(保津川)、京都市街、比叡山まで、眺望が愉しめます。お抹茶と饅頭もつきますので、割安のはずですが、入場料の関係で、意外と人が少ない、穴場です。
 この山荘から、野宮神社まで200mの竹林はお勧めポイントです。この日は大勢の外国人で、混雑していたので、1駅だけのトロッコ電車を乗る事にしました。トロッコ電車は嵐山観光鉄道で、トロッコ保津峡駅までの間は紅葉の季節の頃は、大変な混雑状況となるそうです。亀岡駅まで行って、保津峡の船くだりも良いでしょう。お勧めのコースです。嵐山は見所が満載で、上手く、計画を立てて、お廻りください。下の表のコースに適宜追加されれば良いかと思います。

今日の寺社データ

ブログ公開日                                   2020/5/20
登録番号京都撮り歩き(48)
場所名大河内山荘
魅力メモ ウキペデア大河内山荘は京都市右京区嵯峨にある日本庭園。時代劇などで知られる俳優大河内傳次郎が別荘として造営した回遊式庭園である。
アクセス・連絡先京福電鉄嵐山本線 嵐山駅 徒歩20分
行き先分類落西
エリア分類8-1
天竜寺とその周辺をめぐる
足を伸ばして一緒にいかが渡月橋、法輪寺、大河内山荘、野宮神社 天竜寺
追加エピソード昭和9年(1931年)、傳次郎34歳のとき、当時長期保存が難しかったフィルムに対し永く消えることのない美を追究するため自身で設計しこの庭の造営を始めた。映画出演料の大半を注ぎ込み64歳で亡くなるまで30年の歳月をかけてこつこつと作り上げたものである。 場所は小倉百人一首でも知られる小倉山の南東面、嵐山公園(亀山公園)に挟まれた約2万平方メートルの荒地であったところに位置している。
入場者には抹茶と茶菓子のサービスがある。茶菓子は「大河内山荘」と刻印されたモナカで、これは土産として販売もされている。入場料込み
鑑賞ポイント回遊式庭園
行事・特別公開
お勧め建物大乗閣(登録有形文化財)、持仏堂(登録有形文化財)他
特殊建物大河内傳次郎資料館
お勧め文化財
お勧め仏像
お勧め絵画
お勧め庭東の嵐山、遠くは比叡山、西の保津峡を借景にした回遊式であり庭師広瀬利兵衛とともに造営
パワースポット
花暦 花・時期桜や楓、紅葉
京都観光NAVIこの庭園は昭和初期の映画俳優大河内傳次郎(1898~1962)が百人一首で有名なここ小倉山からの雄大な風光に魅せられ、30年に渡り丹精こめて、こつこつと造りあげた優美な庭園です。桜や楓が多く植栽された園内からは、嵐山に保津川の清流、比叡山や京の町並みなども眺められ、四季折々に趣があります。近年、国の文化財に指定されました。
その他情報1庭園には数多くの松、桜、楓が興を添え、朝な夕な、七色に変化する比叡の峰々が望め、徒然草にゆかりの双ヶ丘に連なる洛西の風光が楽しめ、数多い京の庭園のなかでも屈指の名園といえる。
その他情報2小さい博物館風の資料館に大河内傳次郎の活躍写真が展示されています。スライドに入れております。抹茶と饅頭も忘れずに
公的案内
嵯峨野トロッコ電車について嵯峨野観光線は、京都府京都市右京区のトロッコ嵯峨駅から京都府亀岡市のトロッコ亀岡駅までを結ぶ嵯峨野観光鉄道の鉄道路線である。日本初の観光専用鉄道である。平均速度は時速約25km。ちょっと速い自転車くらいの速さです。だからこそ楽しめる保津川沿いの自然や渓谷美。片道7.3kmおよそ25分の間、春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の枯野や時には雪景色と、四季それぞれに違った風景を楽しめます。
公的案内https://www.sagano-kanko.co.jp/torokko.php


「大河内山荘入り口」通りすぎるような目立たない入り口です。

「大乗閣」です。苑内詳細はスライドをごらんください。

「持仏堂」です。

茶室「滴水庵」です。

遠く京都市街が望めます。対岸の大悲閤も見れました。

名物の「トロッコ電車」です。スライドもご覧ください。
野宮神社の近くの踏切にて撮影


コメント

このブログの人気の投稿

名作をYoutubeで聴く(29) 山本周五郎&松本清張の作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(30) 藤沢周平&乃南アサの作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(36) 新田次郎作品を聴く