京都撮り歩き(44)嵯峨野の常寂光寺を巡る

 今日の京都撮り歩きは京都の紅葉の季節を待って、訪れるべき、寺社の代表といわれる、常寂光寺をご案内します。天竜寺、竹林の通路を通り、JR線の踏切を過ぎ、左に折れると、閑静な住宅街の中にこの寺は現れます、永遠・絶対の浄土を意味するこの「常寂光土に遊ぶ」の名前の由来といわれる。紅葉の季節には、総門をから、仁王門に至る参道は見事にカエデが色ずくので、アマチュア写真家があつまります。小早川秀秋の寄進した、本堂、さらに、その奥の、多宝塔付近から嵯峨野を見下ろすのも、絶景で、此のあたりににも、多くの写真家があつまります。筆者は、正に此のタイミングに「常寂光寺」を訪れることができました。国内外から多くの人を呼び寄せる見事な紅葉には圧倒されます。ウイークデイにもかかわらず、大勢の人出に驚きました。次の二尊院も、同じ状況でしょう。
 嵐山へのお勧めのルートはいくつかありますが、今回のルートは地下鉄三条から、太秦天神川まで行き、嵐電天神川で嵐電に乗り継ぎ、嵐電終点で降りました。京都駅から地下鉄烏丸で乗り換え太秦天神川に行くことができます。又、この嵐電の帷子の辻駅から、北野線を使うと仁和寺、天竜寺、金閣寺にも便利です。市内はバスが混雑する場合がありますの、この嵐電を上手く使う方法も得策です。
今回は4箇所を同日に巡ってみます。グーグルで見つけた4箇所の地図を写真に載せておきます。廻る順序の参考にしてください。渡月橋、天竜寺、竹林を経てから、ここへの道が嵐山人気コースです。


今日の寺社データ


ブログ公開日                                   2020/5/01
登録番号京都撮り歩き(44)
場所名常寂光寺
魅力メモ ウキペデア嵐山周辺エリアの嵯峨野に位置する塀のない寺。紅葉が美しい小倉山の中腹にあり、常寂光土に遊ぶような風情があることから常寂光寺と名づけられた。石段沿いや境内にカエデが茂り、色彩豊かな風景が印象的。特に高さ約12mの多宝塔 からの嵯峨野が絶景
アクセス・連絡先  アクセス, 京福電車 嵐山下車 徒歩約25分 市バス・京都バス 嵯峨小学校前下車 徒歩約15分 阪急電車 嵐山下車 徒歩約35分. 
行き先分類落西
エリア分類8
嵯峨野周辺散歩
足を伸ばして一緒にいかが落柿舎、二尊院、厭離庵 、(天竜寺)、(渡月橋)
追加エピソード百人一首で詠まれる小倉山の中腹の斜面にあって境内からは嵯峨野を一望でき、境内の庭園には200余本のカエデが植えられており、秋は全山紅葉に包まれる。その常寂光土のような風情から寺号がつけられたとされる。歌人でもある日禎に小倉山の麓の土地を寄進したのは角倉了以と角倉栄可で、小早川秀秋ら大名の寄進により堂塔、伽藍が整備された。
鑑賞ポイント本堂、仁王門、多宝塔
行事・特別公開
お勧め建物本堂、仁王門、多宝塔、歌仙祠
特殊建物多宝塔は重要文化財
お勧め文化財仏像
お勧め仏像仁王像
お勧め絵画
お勧め庭紅葉の時期は特にお勧め .水野氏「京都名庭園」で推奨
パワースポット
花暦 花・時期紅葉
京都観光NAVI常寂光寺は京都府京都市の嵯峨野にある日蓮宗の仏教寺院。山号は小倉山。旧本山は、大本山本圀寺。多宝塔は1620年(元和6)の建立で並尊閣といい、前面に霊元天皇の勅額を揚げています。本堂は伏見城の建物の一部を移転修造したものといわれています。仁王門はもと本国寺客殿の南門を移転、妙見堂は能勢妙見を分祀し歌仙祠には藤原定家、藤原家隆の木像を安置しています。また時雨亭は定家山荘が、この付近であるとして建てられたものです。
その他情報1京都でも紅葉の美しさが随一と呼ぶ人も多いこの寺は、散り紅葉・敷き紅葉といわれる紅葉も楽しめる名所。さながら極楽浄土へと迷い込んだ.平安時代に藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝わる地で、安土桃山時代末の慶長元年(1596年)に日蓮宗大本山本圀寺十六世日禎が隠棲の地として当山を開いた
その他情報2慶長年間に本圀寺の日しん上人の穏退所を寺にした。紅葉の美しい小倉山の中腹にあり、常寂光土に遊ぶような風情があるとこの名がつけられた。高さ12メートル余の多宝塔(重文)が美しい。小督局の遺品などがある。日蓮宗。建立:1604(慶長9)年
公的案内https://www.jojakko-ji.or.jp


今週,廻る寺社のルート案内図です。4箇所を効率的にお廻り下さい。
清涼寺、大覚寺も頑張れば可能では?

住宅街を抜けた「常寂光寺正門」です。案内に「紅葉見ごろ」とありました。

「紅葉 楓のトンネル」です。仁王門から参道の紅葉、
外国からの多くの訪問者で溢れていました。

「多宝塔」です。この付近からの眺望は素晴らしい。
寺社内詳細はスライドをご覧ください。

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