京都撮り歩き(99)洛中の六角堂と因幡薬師を巡る

  今日の京都撮り歩きは洛中の寺社の中で、烏丸四条から、五条の町屋めぐりの中で見つけた、ユニークな寺社を2箇所、ご案内します。京都の町屋デザインは独特で、興味の尽きない、空間意匠といえます。京都市街の南北通り、東西通りに町屋が保存されていますので、是非、寺社を訪れた際、ついでに、ごらんいただければ、京都観光の愉しみが倍増いたします。 町屋の詳細はこのブログで、京都撮り歩き(15)*で一部、採り上げています。

 今日はその途中で見つけた、ユニークな寺社(町堂)を2箇所、ご紹介します。先ず「六角堂」です。烏丸通りから東へ六角通りに入った、ビル街の中に、忽然と現れます。京都のへそにあたり、「へそ石」が有ります。寺院は華道の池坊派の本部がありますが、寺院の屋根が六角形の形をしており、聖徳太子がこの地の池で水浴びをしていて見つけたとされる、如意輪観音様がご本尊で、縁結びのパワースポットの一つで、多くの観光客が訪れます。

次は「因幡薬師」です。由来は因幡の国司が帰京の途中、海の中から、薬師如来を引き上げ、お堂を建てて、供養したが、国司の自宅の京都まで飛来したので、自坊に新たにお堂を建て、因幡堂としたと言われています。本尊の薬師如来は日本三如来の一つで有名、こちらもパワースポットで、癌封じにご利益があることで、多くの参拝者がこられます。

*2020年2月9日 京都の町屋・辻子めぐり&町屋用語

六角堂」と「因幡薬師」は徒歩で13分ほどです。

今日の寺社データ

①六角堂


「六角堂」正門です。

こじんまりした境内です。

寺院の屋根は六角形の珍しい形をしています。

②因幡薬師



こちらが「町堂」の因幡薬師です。

癌封じの「薬師如来」でしょうか?

文鳥のお守りはいかがですか





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