続自由時間のクラシック(249)ピアニストClara Haskil を聴く

 今日の続自由時間のクラシックは女流ピアニストとして、不滅の巨匠に入る、2人の女性の一人(もう一人はアルゲリッチ)として、現在も根強い人気のある、「Clara Haskil」を選んで聴いてみました。現代の若い人には誰だろうといぶかしがる人ですが、1950年代の輸入LPで彼女の演奏にはまった、往年のクラシックファンが多いと思います。古稀を過ぎた我々にははずせないピアニストでしょうか。

 転倒が因で、Vn奏者グリュミオーとの演奏会をキャンセルしたとある。65歳で夭折し、Vnソナタの伴奏者を失ったグリュミオーは彼女の死後12年間、喪失感から、新しい録音をしなかったと、逸話がある。モーツアルト弾きで、名前が知られていますが、レパートリーはJ.Sバッハ、ベートーヴェン、シューマン、ショパンほか、広い、手許にもモーツアルトを中心に16枚も集めていました。

 ウキペデアによる解説では「ピアニストとしては、純粋な音色や、ヴァイオリンの演奏力に由来するらしいフレージングに特徴がある。また透明感や、霊感に満ちた感受性が、ハスキルの演奏様式のもうひとつの特色となっている。スイスでは遺功を偲んで、1963年より「クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール」が開かれている。」とありました。

 Youtubeでの検索結果を下に記します。手許にある、名演奏モーツアルトのP協の19,27番は見つかりませんでした。時間を掛けて、検索すれば、まだ、まだあるかと思います。是非、追加検索して、お楽しみください。

今日は「Beethoven  Violin-Sonatas」の一部、「Mozart: 12 Variations KV 265 」と「Mozart. Piano Concerto 20」の3点を聴いてみることにします。

今日のお勧め曲

日時 2020・10・05

ジャンル 鍵盤楽器

音源    Youtube

演奏者 Clara Haskil

国名    ルーマニア

生年    1895

楽器分類 鍵盤楽器

楽器記号 ピアノ

演奏楽団・合唱団

手許CDアルバム数 16枚

Youtubeより検索結果

L.V.Beethoven Complete Violin-Sonatas [ A.Grumiaux & C.Haskil ] (1957)

Mozart - Sonatas for Piano and Violin + Presentation (Century's recording : Haskil /      Grumiaux)

Clara Haskil plays Mozart Concerto no 23 in A major K. 488

Mozart: 12 Variations "Ah, vous dirai-je, maman" KV 265 (Clara Haskil)

Mozart. Piano Concerto 20 - Haskil, Markevitch 1960

Clara Haskil plays Mozart's Piano Concerto No. 20 

     (RIAS-Symphonie, Ferenc Fricsay, cond.)(1954)

Clara Haskil plays Mozart: Piano Concerto no. 13 in C major K. 415 (1961 Vinyl LP) Clara Haskil plays Beethoven Sonata opus 31 nr. 2, "The Tempest"

Clara Haskil plays Mozart concerto no.9 in E flat major K. 271 "Jeunehomme" Clara Haskil plays Bach Toccata in E minor

     Clara Haskil in recital (1953) Bach/Busoni, Scarlatti, Beethoven,

      Schumann, Debussy, Ravel

CLARA HASKIL SPIELT DOMENICO SCARLATTI - FÜNF KLA VIERSONATEN Mozart Piano Concerto no. 19 K459 in F major -- Haskil/Desarzens/OCL, 1957

Schubert - Piano Sonata No. 16 in A minor, D. 845 - Clara Haskil

Clara Haskil - Beethoven Concerto No. 4 in G major Op. 58

     Clara Haskil plays Schumann Waldszenen (complete)

演奏家・楽器他補足事項 クララ・ハスキルは、ルーマニア王国 出身のピアニスト。古典派と初期ロマン派のレパートリーで名高く、とりわけモーツァルト作品の録音と演奏で著名。当時の最も秀でたモーツァルト弾きとの異名もとる。ほかにスカルラッティやベートーヴェン、シューマンの解釈にも卓越したものがある。室内楽奏者としても活躍し、ジョルジュ・エネスコやウジェーヌ・イザイ、パブロ・カザルスと共演した。とりわけアルテュール・グリュミオーの共演者として名高い。


「Beethoven Complete Violin-Sonatas」です。
長いアルバムですが抜粋でいかがですか

「Mozart: 12 Variations "Ah, vous dirai-je, maman" KV 265」
有名な曲です。視聴回数が多い評判のアルバムです。


「Piano Concerto 20」です。モーツアルトのP協はいくつか見つかります。

P・O
最近、ポータブルブルーレイプレイヤーを購入しました。中国製ですが、TV地上波(フル・ワンセグ)、USB,SD,CD,DVD,BD,MP3、MP4,写真も再生できる、機能満載で、安価だった。大型TVに接続、古いコンテンツを再視聴している。PC不要で外出時も便利なようで、すっかり、はまりそうです。(SU-10FPB)使いこなすには年寄りには少し難しいようです。

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