続自由時間のクラシック(282)ピアニストMayako Soneを聴く

 今日の続自由時間のクラシックは日本を代表する、チェンバロ奏者「Mayako Sone」のアルバムを選んで、いくつか聴いてみることにします。彼女の場合は、元は現代ピアノですが、この楽器に憑かれ、若いときに、ヨーロッパで、チェンバロを勉強し、日本でこの楽器の演奏家の地位を確立したことで知られています。

 チェンバロは時々、NHKのTV放送で登場しますが、現代ピアノと異なり、地味な楽器であること、国内にある、楽器数が限定されている事、音の弱さが原因で、フォルテピアノや現代ピアノに比較して、多くの客を呼んで、大きなホールで演奏することができない、ハンデのある、鍵盤楽器です。

 日本でも数人の女性チェンバロ奏者がおられます。男性では渡辺順生氏が第一人者でしょうか、フルート奏者の細君、有田千代子さんもおられます。古楽器特集の時、今日の「Mayako Sone」を採り上げておりますが、今回も再度、入れる予定でした。彼女の師匠は「スコット・ロス」で、世界的に有名なチェンバロ奏者です、36歳で夭折しています。世界的にはもう一人、アンドレアス・シュタイヤーのアルバムを検索すれば、チェンバロの名演奏が愉しめます。

 手許にはバッハ曲を中心に7枚保有していました。Youtubeで検索した結果は下のとおりですが、やはり、予想したとおり、数少ない、短い演奏のアルバムしかありません。レコード会社の意向が働いているのでしょうか、著作権上、止むおえないでしょうが、欧米のように、積極的にSNSが使えれば、もっと広く、知名度が上がるだけに、残念です。

今日のアルバムから、バッハの「Bach English Suite No 6」、「Goldberg Variations」と「フランス組曲 第4」を選んで聴いてみることにします。短い曲でも、是非、いくつか、お試しください。楽器の珍しさのでなく、チェンバロ独特の優雅な音質をお愉しみください。

今日のお勧め曲

日時              2020・11・19

ジャンル             鍵盤楽器

音源              Youtube

演奏者           Mayako Sone

読み              曽根麻矢子

国名                日本

生年                1964

楽器分類             チェンバロ

手許CDアルバム数        7枚

Youtube検索結果より

1 Bach English Suite No 6 in D minor BWV 811 Mayako Sone harpsichord

2 BWV988 Goldberg Variations in G Sone 1998 ★

4 曽根麻矢子 バッハ フランス組曲 第4番 I-III

5 ミックスリスト - 曽根麻矢子

6 曽根 麻矢子/バッハ: トッカータニ長調 BWV912

7 曽根麻矢子

8 曽根麻矢子チェンバロ

9 曽根Soné麻矢子Mayako

10 Mayako Sone Soler Fandango 曽根麻矢子

11 チェンバロ LOVE

12 チェンバロ

演奏家・楽器他補足事項 曽根 麻矢子(そね まやこ、1964年11月11日 - )は、日本のチェンバロ奏者。東京都出身。、J.S.バッハを深く理解しようという動機で始めたチェンバロの魅力に取り憑かれ、高校卒業後に通奏低音奏者として活動を始めた。 1986年、ブルッヘ国際チェンバロコンクールに入賞する。その後、渡欧を繰り返しコンクールの審査員であったスコット・ロスの他、ケネス・ギルバート、グスタフ・レオンハルトの指導を受けた。2003年からの全12回、6年にわたるJ.S.バッハ連続演奏会(浜離宮朝日ホール)に続き、2010年から2014年まで全12回のF.クープランとラモーのチェンバロ作品全曲演奏会(上野学園エオリアンホール)を行い、いずれも好評を博した。2011年よりスタートした「チェンバロ・フェスティバルin東京」では芸術監督をつとめている


曽根麻矢子」です。手許に7枚もありました。
JSバッハのフランス組曲を聴きながら、ブログを纏めました。

Bach English Suite No 6」です。
NHKのTV放送ですが、公開されていました。

BWV988 Goldberg Variations」です。比較的長い名曲のアルバム曲です。

曽根麻矢子チェンバロ」です。アラカルトですが、名演奏が聴けます。




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