続自由時間のクラシック(449) 日本人弦楽器奏者（23) 福田進一のギターを聴く

 今日の続自由時間のクラシックは現在、日本では名実ともに、第１番といわれる、ギタリストの福田進一のアルバムからいくつか選んで聴いてみることにします。最後にするか、悩みましたが、手許の枚数の多い（２８枚）、「山下和仁」を最後に選びました。甲乙付けがたい、ギターリストです。

福田進一はこれまで、ご紹介した、「鈴木大介」、「村治佳織」などの師匠に当たる演奏家で、ＴＶ放送にも、度々登場し、爽やかな語り口で、多くのギターファンを作られたひとです。膨大なアルバムが出ていますので、何のアルバムを聴くか悩むところですが、公式ＨＰに殆どのアルバムが、丁寧に紹介されていますので、ご参考にされてはいかがでしょうか。

「人となり」はＴＶの対談番組にもありますが、ウキペデア、公式ＨＰで調べた結果を記しますと、「77年に渡仏し、アルベルト・ポンセ、オスカー・ギリアの両名教授に師事した後、81年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。以後35年に亘り、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、エドゥアルド・フェルナンデスとのデュオをはじめとする超一流ソリストとの共演など、福田の活動は留まることを知らない。今世紀に入り、既に世界数十カ国の主要都市に招かれ、リサイタル、マスタークラスを開催。」とあります。

　又「19世紀ギター音楽の再発見から現代音楽まで、ボーダーレスな音楽への姿勢は世界中のファンを魅了している。上海音楽院、大阪音楽大学、広島エリザベト音楽大学、昭和音楽大学、各音大のギター科客員教授。さらに東京、アレッサンドリア、ハインスベルグ、コブレンツ、全米ギター協会など、主要国際ギターコンクールの審査員を歴任している。」ともあります。

　地味な楽器である、ギターを海外で勉強し、帰国後、日本に広め、定着させた、第一人者でしょうか。手許に１６枚もあるようですので、追加してＹｏｕｔｕｂｅで検索した結果を下に示します。いくつか、著作権上、削除されているアルバムもありますが、充分、堪能できるだけの、アルバムが揃っています。

いつものように手許のアルバムを聴きながら、ブログをまとめましたので、今日は検索リストから「Voyage (Japan Guitar)」、「Prelude No.1・Etude No.12（Villa-Lobos）」と「J.S.Bach "Chaconne" from Violin Partita No.2」の３点を選んでみます。検索は個人名を日本語と英文検索の２通りですると、かなりの、アルバムがみつかります。

今日のお勧め曲

公開日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０２１・7・2９

演奏家名 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　福田進一

読み 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハ行

音源 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｙｏｕｔuｂｅ

出生地： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大阪市　

死亡： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ー

分類 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ギター

主な賞暦とデスコグラフイー　ウキペデア＆公式ＨＰより抜粋

１）主な賞暦

・ 1981年、パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝

・ 2007年　外務大臣表彰

・ 2012年、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞

2)主なデスコグラフイー　（２０１４年から抜粋）

・ シンフォニア～J.S. バッハ作品集 4

・ 日本のギター作品集第1－４集

・ グラン·ヴィオラ ～イタリア・ヴィオラ作品集

・ 現代日本マンドリン·オーケストラ作品集 II

・ ノクターナル～イギリス音楽集

・ DUO  荘村清志×福田進一 

・ ザ・ベスト・オブ・ギター〜60thアニバーサリー

・ 目覚めよと呼ぶ声あり ～J.S. バッハ作品集 5

・ マチネの終わりに

・ エッセンシャル·スペイン I、２

・ デュオ·コンチェルタンテ

・ ベスト·オブ·バリオス

・ グレイテスト・ギターズ 〜ギター名器聴き比べ

・ NHK「名曲アルバム·華麗なる世界紀行」9スペイン　

・ 劇映画「火垂るの墓」オリジナル·サウンドトラック

・ DVD「禁じられた遊び」

・ バロック・クロニクルズ

・ 白鳥の歌 〜オーボエとギターのための作品集〜

・ 演劇的組歌曲『悲歌集』

・ 他多数

ウキペデア他より 福田 進一（ふくだ しんいち、1955年12月25日 - ） は、日本のクラシックギター奏者。大阪市出身関西大学商学部を中退した後、1977年6月よりパリに留学。エコール・ノルマル音楽院にてアルベルト・ポンセに師事し、同音楽院を首席で卒業。続いてイタリアのキジアーナ音楽院にてオスカー・ギリアに師事し、最優秀ディプロマを取得。1981年、パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝。それ以降、ソリストとして世界各地で公演やマスタークラスを開催するとともに、様々なオーケストラと協演している。

手許CD(２２） Ｂａｃｈ他２１点　初期アルバム、詳細は下記

Youtube検索結果より

・ SHIN-ICHI FUKUDA plays Concerto da Requiem by L.Brouwer

　　　　　(dedicated to S.Fukuda)*Asian Premiere/Taiwan★

・ Shin ichi Fukuda - Voyage (Japan Guitar)★★

・ SHIN-ICHI FUKUDA plays Concerto da Requiem(1st Mov) by Leo Brouwer,

　　　　　 dedicated to S.Fukuda 2005　★★

・ SHIN-ICHI FUKUDA plays Concerto da Requiem(3rd Mov.)

　　　　　by Leo Brouwer(dedicated to S.Fukuda 2005)★

・ G. Rossini (Arr. S. Fujii)：Overture "La Gazza Ladra"★

・ 《新天堂樂園》New Cinema Paradise, for 2 Guitars & Harmonica (Arr.Shin-ichi Fukuda)

・ ジョン・ウィリアムズ／福田進一　対談★

・ Prelude No.1・Etude No.12（Villa-Lobos）／FUKUDA Shin-ichi（Guitar）★★

・ J.S.Bach "Chaconne" from Violin Partita No.2, BWV1004 

　　　　　:Guitar version by shin-ichi fukuda　★★

・ 福田進一　グラナドス生誕150年のギター★★

・ Shin-ichi Fukuda plays Mozart variations by Fernando Sor.　#メルカリコンサート

・ L.Brouwer : The Harp & the Shadow (Dedicated to Shin-ichi Fukuda in 2005)

・ A.Piazzolla: Café 1930,from "History of the Tango

　　　　　　"(Shin-ichi FUKUDA、Yasuo WATANI),2007　★

・ 福田進一 Shin-ichi Fukuda - La Cumparsita (HQ)　★★

・ Shinichi Fukuda Henry Mancini Sunflower [Himawari]　★★

・ Fukuda Shin-ichi

・ 福田進一 Shin-ichi Fukuda - I Kiss Your Hand Madam (HQ)

・ 福田進一 ザ・ギターレッスン 9 「バッハの音楽にチャレンジ」 | BRAVO Café

他多数あります。追加検索ください。

公式ＨＰ https://shin-ichi-fukuda.themedia.jp/

手許の「福田進一のギターリスト」です。
少し古いアルバムですが、１６枚も揃っていました。

「Voyage (Japan Guitar)」です。
「 Requiem by L.Brouwer」の協奏曲もお勧めです。

「Prelude No.1・Etude No.12（Villa-Lobos）」です。
ソロ演奏も数多く見つかります。

「J.S.Bach "Chaconne" from Violin Partita No.2」です。
名曲のギター編曲版です。