週末のオペラのご案内(第15回)プッチーニ「ラ・ボエーム」

今週のオペラはプッチーニの「ラ・ボエーム」を選びました。早いもので、オペラの紹介は15回目になります。「ミミ」という名を聞かれたことがあるかと思いますが、今回の主役はその「ミミ」のオペラです。
下宿屋に住む、貧乏で若い、芸術家仲間の生活が、良く現れています。オペラは作家、脚本家、作曲家の共同作業で、作られるので、作曲家の経験がオペラを左右することはないが、プッチーニは世に出るまで、苦労したので、気持ちが入っているオペラといえます。
芸術家仲間の4人の中で、詩人と画家のそれぞれの恋人の笑いと涙の青春譜がテーマで、詩人の彼女のミミの死で幕を閉じるという悲恋の話です。音楽は随所に素晴らしいアリアが使われ、世界で、数多く演じられているオペラで、プッチーニの代表作の一つです。
中でも「私はミミ」は単独で歌われる有名なアリアです。Youtubeでマリア・カラスのアリアを見つけましたので、お試し下さい。また、原文のままですが、評判の良いカラヤン指揮のオペラもあわせて、お楽しみ下さい。



作品サクヒンキョウツウデータ              ダイ15カイ
公開日 2017・1・27
作曲家名 プッチーニ
国名 イタリア
作品名 ラ・ボエーム
幕数 4マク
上演時間 1時間ジカン40プン
有名な合唱曲、アリア ツメたいワタシはミミ、ワタシマチをあるくとき、愛らしい乙女よ
主な登場人物 ミミ         おハリムスメ ソプラノ
ムゼッタ       マルチェロのモト恋人コイビト ソプラノ
ロドルフオ      詩人シジン テノール
マルチェロ    画家ガカ バリトン
ショナール     音楽家オンガクカ バリトン
コリーネ     哲学者テツガクシャ バス
参考文献 オペラガイド130選 44
オペラ鑑賞事典  263
オペラの魔力  69
ウイキペデアコメント 『ラ・ボエーム』は、ジャコモ・プッチーニの作曲した4幕オペラで、最もよく演奏されるイタリアオペラのひとつである。 「ボヘミアン」*のことです。1830年当時のパリに多くいた芸術家の卵たちはみな貧しく、けれども、みな希望に胸あふれ、生き生きと過ごしていました。そんなボヘミアンの特別でない日常的な風景を、このオペラは描き出しています。作曲したプッチーニも20代で故郷ルッカからミラノに出て、苦学に励んでいたことから、このオペラに特別な愛着があったと言われています。
*は世間の習慣など無視して放浪的な生活をする人をいう
作曲家: ジャコモ・プッチーニ
言語: イタリア語
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シャイー・ミラノスカラ
パパーノ・コヴェントガーデン
トスカニーニ NBCpo
②コンテンツ個別コベツデータ
公開日 2017・1・27
NO. 15
作曲家名 プッチーニ
国名 イタリア
作品名 ラ・ボエーム
鑑賞辞典推奨頁 721
レコ芸500推薦バン 338
その他推奨本名 クラッシク不滅フメツ名盤メイバン1000
整理番号 15
オナ演目エンモク公開回数 ハツ
コンテンツの種類・本 DVD
演奏日・放送日 1982年
指揮者 ガルデッリ指揮
楽団・合唱団 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
演奏場所ホカ
コンテンツ詳細ショウサイ ミミ         おハリムスメ イレアナ・コトルバス
ムゼッタ       マルチェロのモト恋人コイビト マリリン・チャウ
ロドルフオ      詩人シジン ニール・シコフ
マルチェロ    画家ガカ トーマス・アレン
ショナール     音楽家オンガクカ ジョン・ロースレイ
コリーネ     哲学者テツガクシャ ジーン・ハウエル
今回の「ラ・ボエーム」は、パリの若い芸術家たちの青春群像を描く、プッチーニの人気オペラ。コヴェント・ガーデン王立歌劇場を舞台に、清純な乙女心をあますところなく表現するコトルバスの名演、貧しいながらも懸命に生きる詩人ロドルフォとお針子ミミとの出会いと別れ、束の間の和解と死が、甘く切ないメロディによって綴られます。ミミ役のコトルバスはまさに適役、清純な乙女心をあますところなく表現しています。 
Youtubeより
プッチーニ 《ラ・ボエーム》 「わたしの名はミミ」 マリア・カラス - YouTu
Carlos Kleiber: La Boheme (Puccini) - La Scala 1979 (Complete
Puccini "La Boheme" - La Scala 1965 (Zeffirelli, Karajan) - YouTube
La Boheme de Giacomo Puccini - Opera completa subtitulada en .


今回視聴したDVDより

フイナーレの挨拶

                          ガルデッリ指揮





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