週末のオペラのご案内(第14回)ヴェルデイの「ドン・カルロ」


今週のオペラはヴェルデイの「ドン・カルロ」をお送りします。ヴェルデイのこの作品は、これまでのクラシックの参考書で推されることが少ないオペラですが、有名な作品です。

スペインの一番、繁栄したころのお話で、王子の婚約者が,自分の親父の后(母親)となる、政略結婚に加え、フランドル地方の独立戦争を支持する輩との組あわせですが、お祖父さんの幽霊まで登場させる、不思議な恋愛劇だといえます。

登場人物も多く、5幕で約3時間と延えんと主役たちの難易度の高い、アリアが続きます。このオペラは、男性陣の声量が重要視されるオペラでした。今回のDVDで聴いた、ドン・カルロ役のテノールは素晴らしい。

2点ほど手許にありました、あまり、長いので、1作だけで、しかも、途中で寝てしまいました。オペラのデータを下記に示しておきます。また、Youtubeでいくつか公開されていましたので、あわせて、お示ししますので、お試しください。


今週のオペラ

作品サクヒンキョウツウデータ              ダイ14カイ
公開日 2017・1・20
作曲家名 ヴェルデイ
国名 イタリア
作品名 ドン・カルロ
幕数 マク
上演時間 ヤク時間ジカン
有名な合唱曲、アリア 一人ヒトリサビしくネムろう、あのヒト面影オモカゲたとき、わりのた、おきなさるなトモよ、のむなしさをカミ、むごいウンメイ
主な登場人物 スペイン国王フィリッポ2世 バス
王妃エリザベッタ ソプラノ
スペイン王子ドン・カルロ テノール
王子の親友ロドリーゴ侯爵 バリトン
王子を愛する女官エボリ公女 メゾ・ソプラノ
カトリック教会の権力者・宗教裁判長 バス
参考文献 オペラガイド130選 27
オペラ鑑賞事典171
オペラの魔力 N/A
ウイキペデアコメント 『ドン・カルロ』(Don Carlo)は、ジュゼッペ・ヴェルディ作曲によるオペラ,1865年から1866年にかけて作曲、全5幕のオペラとして1867年3月にオペラ座にて初演した(フランス語では『ドン・カルロス』Don Carlos)。低声歌手の活躍する歌劇として知られ(題名役はテノールだが)、フィリッポやロドリーゴ、エボリには難曲ながら魅力的なアリアや、深く内面を語る音楽が与えられていて、低声歌手たちの演唱の充実ぶりが上演全体の成否に大きく関わっており、それぞれの役はイタリア・オペラをレパートリーとする低声歌手にとって目標ともなる大役である。
完成: 1867年
作曲家: ジュゼッペ・ヴェルディ
プロの推薦スイセンCD&DVD カラヤン・ベルリンフイル
②コンテンツ個別コベツデータ
公開日 2017・1・20
NO. ダイ14カイ
作曲家名 ヴェルデイ
国名 イタリア
作品名 ドン・カルロ
鑑賞辞典推奨頁 N/A
レコ芸500推薦バン N/A
その他推奨本名 クラッシク不滅フメツ名盤メイバン1000
整理番号 14
オナ演目エンモク公開回数 ハツ
コンテンツの種類・本 DVD
演奏日・放送日 1996ネン
指揮者 アントニオ・パパーノ
楽団・合唱団 パリ管弦カンゲン楽団ガクダン
演奏場所ホカ パリ・シャトレ
コンテンツ詳細ショウサイ スペイン国王フィリッポ2世 ホセ・ファンダム
王妃エリザベッタ カリタ・マッテラ
スペイン王子ドン・カルロス ロヴェルト・アラーニャ
王子の親友ロドリーゴ侯爵 トーマス・ハンプラン
王子を愛する女官エボリ公女 ヴァルトラウト・マイアー
今回の「ドン・カルロス」は、政争と和平のはざまで苦悩する人間ドラマを見事に表現したヴェルディの傑作。1867年の初演と同じフランス語・5幕版を収録し、ストーリーがよりわかりやすい点も魅力。人気絶頂のテノール、アラーニャはじめ錚々たる歌手たちによるパリならではの洗練された舞台 許嫁同士のスペインの王子ドン・カルロスとフランスの王女。しかし王女は和平のためにドン・カルロスの父フィリップ2世に嫁ぐことに…。16世紀のフランスとスペインを舞台に、政争と和平のはざまで愛に苦悩する人間模様が濃密に繰り広げられます。
  
     
今回視聴したDVDより
王子と母親(もと婚約者)
最後カーテンコール(とにかく、大人数)
お勧めYoutube 
ヴェルディ 《ドン・カルロ》 第1幕 字幕つき - YouTube
ヴェルディ 《ドン・カルロ》 第2幕 字幕つき - YouTube
ヴェルディ 《ドン・カルロ》 第3,4幕 字幕つき - YouTube
ヴェルディ 《ドン・カルロ》(伊語5幕)第1幕/第2幕 - YouTube
ヴェルディ《ドン・カルロ》(伊語5幕)第4幕/第5幕全曲 - YouTube

コメント

このブログの人気の投稿

名作をYoutubeで聴く(29) 山本周五郎&松本清張の作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(30) 藤沢周平&乃南アサの作品を聴く

名作をYoutubeで聴く(36) 新田次郎作品を聴く